【路傍のフジイ】最終回をネタバレ考察!偉大なる凡人の結末を徹底解明

今回は【路傍のフジイ】の最終回についてネタバレ含め考察していきます。

誰かのために生きるのではなく、自分のために生きる主人公 藤井の行き着く最終回とは一体どうなのでしょうか?

それでは【路傍のフジイ】最終回をネタバレ考察!偉大なる凡人の結末を徹底解明していきます。

目次

【路傍のフジイ】のあらすじ

窓辺にある複数の本の画像

まず最初に作品を読んだことがない方もいるかもしれないので、【路傍のフジイ】のあらすじをご紹介します。

すでに読了済みの方は最終回の考察までお進みください。

あらすじ

目に映るすべてがくだらなくてつまらないものに思えてしまう田中は、最近やたらと目に張ってしまう、一見空気みたいな存在の職場の藤井が気になります。

美人の同僚の石川に目が行くのはわかるが、なぜか藤井に目が行ってしまう田中は困惑します。

40過ぎの非正規社員、独身、見た目も冴えない感じで、真面目だけど周囲からナメられていて、本人もにぶい。

田中は10年後の自分を見ているのではないかと、顔を手で覆います。

また会話の中で結婚式に出席したことがないという藤井の発言から、友達もいないのではないかと田中は憐れみの視線を向けました。

田中は藤井に比べたら自分の人生は大丈夫だ、そこまでひどくないと自分に言い聞かせていますが、精神的にはかなり追い詰められているようで、部屋の片付けはおろかテレビを見ることもできないほど落ち込んでしまいます。

どうやら数ヶ月に1度は大きな不安の波に、押しつぶされそうになるようで、そんな時はじっと耐えてやり過ごすしかないようです。

翌朝、部屋の外へ飲み物を買いに出た田中は、今日が土日で、人通りの多さに気がつきます。

そこへ至福の藤井が通りかかり、つい気になった田中は気になって仕方がなくなり、藤井の後を追うことにしました。

藤井は公園の亀を写真に撮り、池を眺めていたようで、田中は居心地の悪さから帰ろうとしますが、藤井の周りにはいつの間にか人だかりができています。

近寄って見ると亀の甲羅には、誰かが落書きした跡があり藤井は周囲の目も気にせず、亀の甲羅を掃除し、池に戻してやりました。

さらにその後は、環境学習施設へ足を運び、一つひとつじっくりと施設を見てまわり、ケーキ屋へ足を運び、そこで田中は自分が不審者じゃないかと、家に帰ることにします。

しかし不慮の事故で鼻血を出した藤井を見て、放って置けなかったようで、藤井の荷物を拾い持っていたタオルで鼻血の止血をしました。

藤井の自宅に招かれた田中は、綺麗に整理整頓されジグソーパズルなどが並んだ藤井の部屋に、意外性を感じたようです。

実は藤井は今日が誕生日だったようで、田中はケガをしてしまってついてないですねと言いますが、藤井にとっては違ったようで、田中とも会えいい日だったと答えました。

田中は本棚の本から、藤井の趣味の広さに着目し、壁の水彩画や陶芸した皿などを見て、藤井は人生楽しそうだと率直な意見を伝えます。

藤井は口元だけのわかりづらい笑みを浮かべ、楽しいことを肯定しました。

続けて藤井は、普段はつまらない奴だと言われることが多いそうですが、田中に楽しそうと言われ嬉しかったようです。

さらに田中は藤井へなりたいものはないか聞いたところ、藤井は少し考え不老不死だと答えました。

予想外の回答に面食らう田中ですが、藤井はやりたいことや知りたいことがたくさんあって、永遠に生き続けられたらなと考えた上での発言でした。

田中は藤井のことが余計わからなくなり、藤井にギターの弾き語りを聞かせてほしいと言います。

弾き語りは下手くそだったようで、絵も陶芸も下手くそだと田中は思ったようですが、藤井の評価を大きく改めました。

将来は藤井みたいになってしまうんじゃないかと考えていた田中ですが、とても藤井みたいにはなれない、藤井がつまらない人間に見えたのは自分がつまらない人間だからだと気が付きます。

藤井の誰にも忖度しない、自分のために生きる生き方に感銘を受けた田中は藤井宅を去り際にまた遊びに来てもいいか尋ねます。

藤井はいつもの無表情で、お待ちしていますと伝え、2人は別れました。

その夜、田中は夢を見て、その夢に満足したようで、最近押しつぶされそうだった心を回復することができたようです。

ゴミで溢れていた部屋は整理され、また新しい1日を始められるのでした。

そして会社に到着し、藤井に挨拶をして自身のデスクの席に着いたところ、石川が誰かを見ていることに気がつきます。

その視線の先には藤井がいて、熱っぽい視線を向けているところで第1話が終わりました。

次は私が作品を読んだ感想をご紹介します。

あくまで私個人の感想になりますのでご了承ください。

【路傍のフジイ】を見た感想

【路傍のフジイ】はSNSの広告で見つけたのが最初でしたが、いやーとってもよかったです。

私も人から藤井みたいなところがあると言われるのですが、なんというか究極の自分主義って感じがしてとてもよかったです。

最近では幸せの形も人それぞれなので、藤井みたいな自分の気の向くまま、興味の向くまま生きられたら楽しいでしょうね。

周囲の目が気になって、興味を持っても動き出せない、知りたいと思ってもそのままにしてしまうことって、大人になると多くなると思いますが、藤井の自分のためだけに生きる姿が刺さりました。

最近では自分の幸福度をSNSのいいね数で決めたり、他人主義というか人に数値化されて決まるところがあり、自分を偽って生きるのが私は苦手なので、藤井みたいに自由気ままにやりたいことやって、興味のむくままに足を運んで生きていきたいと思いました。

【路傍のフジイ】の最終回をネタバレ考察

考えている画像

次は【路傍のフジイ】の最終回をネタバレ考察していきます。

ちなみにですが【路傍のフジイ】はまだ連載中のため、完結していません。

よって最終回は2024年5月現在までの最新23話までのネタバレを含む可能性があるのでご注意ください。

また考察はあくまで私個人の考察なので、違う意見がある方はコメント欄までお願いします。

藤井の日々は続いていくラスト

最新話まで読んで思うのが【路傍のフジイ】は1〜3話くらいまでの短編を連載する形式になっているようです。

「藤井のある日の1日」や「藤井の過去の出来事」などを見ている形になるので、特に決まった終わり方はないように思います。

もしかしたら今後、怒涛の展開があるのかもしれませんが、藤井というキャラが見せてくれる、等身大の幸せを見て最終回を迎えるというのはありそうです。

誰かと恋に落ちて結婚?

第2話から第3話にかけて藤井に対して好意を持っていることがわかります。

その後は田中も交えて藤井の家で食事をしたり、集まったりする仲にまで発展したようで、藤井も石川に対して嫌ってはいないことがわかります。

作中でもわかりづらいですが、かなりいい人な藤井は今後もどこかでモテてしまっているかもしれないですが、藤井のことを理解している人と結ばれるラストもあるのではないでしょうか?

友人に囲まれてラスト?

自分を偽らずに生きるってかなり難しいことだと思いますが、令和の今は昔と状況が徐々に変わってきました。

他人にどう思われるかより自分らしく、自分を偽らずに生きる藤井に、作中では徐々に感銘を受ける人が増えています。

そういった背景から、徐々に藤井と仲良くなっていく人も増えているように思います。

最終的にはたくさんの友人に囲まれて、幸せになった藤井が見れるのではないしょうか?

【路傍のフジイ】のネット上の反応

女性が何かを見てはてなが出てる画像

次は私だけの感想や意見では飽きてしまうと思うので、【路傍のフジイ】を見た反応をご紹介します。

この記事のまとめ

この記事のまとめの画像

以上、【路傍のフジイ】最終回をネタバレ考察!偉大なる凡人の結末を徹底解明という記事でした。

この記事をまとめると以下になります。

  • 【路傍のフジイ】はオモシロい
  • 藤井の生き方に共感できる
  • 【路傍のフジイ】は現在も連載中
  • 最終回は不明
  • どんな最終回でも藤井は変わらなさそう

ちなみに友人にも【路傍のフジイ】を進めたんですが、友人曰く自分主義なところは完全に私だそうです(笑)

1人行動大好きで、どこでも1人で行けて、気がついたら変なことを始めているのが私とのことでした。

確かに思い当たるところは多々ありますが、私は私なりに考えて行動した結果、1人大好きなだけなので別に藤井と完全に一緒だとは思いません。

ですが最近では、他人の目より自信の幸福というのを大事にしていますが、承認欲求の方が大事だという方も少なくないみたいですね。

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。

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