今回は【僕が死ぬだけの百物語】最新85話のネタバレと感想をご紹介します。
ヒナちゃんになかなか会うことができず、心配をしているユウマくんですが、百物語を止めることはできません。
そしてユウマくんの周囲はさらに不穏さを増し、父親と思われる影に襲いかかる存在とは?
【僕が死ぬだけの百物語】最新85話のネタバレと感想!ついに終わりが始まるのかご紹介していきます。
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【僕が死ぬだけの百物語】最新85話のネタバレ!
まず最初に【僕が死ぬだけの百物語】最新85話のネタバレをご紹介します。
前回のネタバレについては以下の記事をご覧ください。
そのほかのネタバレ等や感想、考察については以下の記事をご覧ください。
前回のあらすじ
前回、ヒナちゃんはユウマくんの家に訪れぬまま就寝しましたが、何かに取り憑かれたヒナちゃんが、深夜に訪れました。
ユウマくんは気が付かなかったようで、ヒナちゃんの体調を心配し、家に行こうか考えていますが、夜も更け子供が出歩ける時間ではないようです。
気持ちを切り替えきれてないようですが、ユウマくんは今日も新たな怖い話を語り出します。
第85話 抱え込む
少女は駅のベンチで膝を抱え込んで座っている、清野くんを見つけ、どうしてなのかわからず混乱していました。
実は彼は先週の朝に、電車に飛び込んで自殺していて、この世から去ったはずです。
他人の空似や見間違いではなく、間違いなく清野くんだと確信する、少女はずっと彼をみていたから分かると確信しています。
体が弱かった清野くん
少女は清野くんについての記憶を思い起こしているようで、映像は夏のプールの授業に切り替わります。
清野くんは見学者のための日陰のあるベンチに座り、授業風景を眺めているようで、少女はそんな彼をジッと見ていました。
清野くんは身体が生まれつき弱く、学校を休みがちで、学校に来れたとしてもほとんどの授業や行事を見学していたそうです。
少女はつまらなさそうに授業を眺めている清野くんを見つけては、周りにうまく馴染めない自分と重ね、嬉しく思っていました。
生前の彼とは交流はなかったが…
清野くんと自分を重ねていた少女は、彼と自分が近しいのではと思いつつ、会話をすることもなく清野くんの死で、その関係はあっさり終わってしまいます。
少女は自分が話しかけていれば、交流があれば何か違った結末あったんではないか?と考え、駅のベンチで膝を抱え込んで座る清野くんに、勇気を出して声をかけました。
清野くんはこちらの声が届いていないのか、少女の声には反応せず、顔を伏せていて反応も見せません。
少女の独白
勇気を出して声をかけた少女は、清野くんが無反応だと知ると、次は清野くんが座っているベンチへ座り、さらに声をかけ続けます。
少女は清野くんは何か未練を残してここにいるのか?私にできることはないのか?など聞きますが、それでも彼は反応しません。
さらに少女は清野くんが学校に行くのが辛いことを理解していた、自分も清野くんと同じ気持ちだったと、自身の気持ちを伝えます。
そして清野くんを自殺する前に助けられなかったことを、悔やんでいることを打ち明けました。
清野くんは何を思う?
ここまで話をした少女は、横にいる清野くんの顔を見ました。
清野くんは以前話には無反応でしたが、目だけで少女を見ていて、その目や表情はまるで、少女を憎んでいるような、恐ろしい表情をしていました。
清野くんの予想外な反応に、少女は理解が追いつかずベンチから立ち上がり、彼に謝ります。
思い返せば清野くんにとって、少女も嫌なクラスメイトの1人でしかないんだと1人で答えを出しました。
一緒にするな
その場を離れようとした少女に、ついに清野くんは言葉を発します。
清野くんはお前と一緒にするなと言い、彼は学校もクラスメイトも好きだったから、弱い体でも必死に登校していたと言いました。
さらに自殺と思われていたのは、貧血により駅のホームに落ちてしまい、運悪く電車が来たためだったと真実を語ります。
清野くんは少女を見ながらはっきりと、勝手に妄想して、理解したような気になって、わかったようなことを言うなと言いました。
清野くんの未練
清野くんの言葉に少女は涙を流しながら、彼に謝罪をしました。
清野くんも泣かすつもりはなかったのか、自分のことをわかってもらえたからか、今度は普通に話し出します。
今でも未練はあり、学校に行きたいという気持ちは今もあると言いました。
少女はそれならばと、清野くんに一緒に学校へ行こうと誘いますが、清野くんは行けないと断ります。
学校へ行こう
少女は未練があるならば、今からでも学校に行けるはずだと考えますが、どうして学校にいけないのか問います。
清野くんは行けないからだだと答ますが、少女はもう生前のように体調を気にする必要もないと言い、清野くんの手に触れます。
そして強引に清野くんの腕を引っ張り、学校へ連れて行こうとしました。
行けない理由
清野くんは強引な手段にでた少女に、手を離すよう言いますが、少女は学校に行けると、自分を信じてと言い、力を強め強引に清野くんを引っ張ります。
清野くんはやめるよう言いいますが、バランスを崩し嫌な音がしました。
バランスを崩した清野くんの体は、上半身と下半身で分断されていて、清野くんは自分の腕で下半身を抱え込んでいたようです。
清野くんは分断された下半身を見て取り乱し、また自分の下半身を抱えて声をあげて泣き出しました。
少女はなにもかも勘違いしていたと、後悔した気持ちが描写され、85個目の話が終わりました。
急ぐユウマくん
85個目の話を終えたユウマくんは、不意な足音に急いで照明のスイッチをオフにして、ベッドに潜り込みました。
足音は徐々に近づいてきていて、ユウマくんは布団にくるまって震えています。
足音の主は大人の男性のようで、寝ているユウマくんに向かって何かを言っているようです。
何が起きている?
男性はユウマくんに何かするのかと思いましたが、部屋の外から大きな足音が聞こえ、男性は足音の方へ向かっていきます。
足音の主は男性へ危害を加えているようで、男性は何かに持ち上げられているのか、その足は地についていないようです。
さらに叫び声や血のようなものが滴っているのが見え、男性は消えてしまい85話が終わりました。
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【僕が死ぬだけの百物語】最新85話の感想と考察!
次は【僕が死ぬだけの百物語】最新85話の感想を書いていきます。
あくまで私の感想や考察になるので、違うご意見等についてはコメント欄までお願いします。
清野くんが気の毒な話
今回は清野くんが何か怖いことにするのか?恐ろしい展開が待っているのか?とワクワクしていましたが、私の中では少女の行動の方が恐怖でした。
勝手に気持ちを想像して、同類だと決めつけて、いらない親切を施されるほど迷惑なものはないですよね。
清野くんは未練があるけど、誰かに同行してほしいわけじゃなかったようですし、貧血で事故に遭ってしまい、まだショックも大きい中、勝手なことをされて災難としか言えません。
今回の話は幽霊は出ますが、親切の押し売りの怖さを教えてくれるヒトコワ系の話に見えてきました。
いらないことばかりする少女が、清野くんに呪われてしまいそうですね(笑)
幽霊は触れるのか?
個人的に気になった点があるのですが、幽霊って触れるのでしょうか?
幽霊否定はからすれば、そもそも幽霊は存在しないと言われてしまいそうな話ですが、少女は実は霊感があったのかもしれません。
男性の影は父親?
怖い話が終わった後、急いで就寝したユウマくんですが、男性の影は父親なんでしょうか?
最初はスーツ姿が描かれたりしていましたが、途中からまったく登場しなくなりました。
もし影が父親だとしたら、妻の怪我や警察官の死、息子であるユウマくんが事情聴取を受けたりと、かなり大変な思いをしてそうです。
結果ストレスが溜まり、ユウマくんにキツく当たったり、大きな声で怒鳴ったりしているのでしょうか?
ユウマくんの母親も長い間登場していないので、今のユウマくんの家族関係は謎のままです。
ユウマくんの家族については以下の記事で、考察しているので、興味がある方はご覧ください。
天井に何かいる?
最初に85話を読んだとき、男性の影にユウマくんが危害を加えられるんじゃないかと思いましたが、まさかの展開でした。
前84話では深夜にも関わらず、ヒナちゃんが天井を歩き、ユウマくんの部屋に来てましたが、今回も実は天井にいたのでしょうか?
仮にヒナちゃんが何かに取り憑かれ、天井にいたと考えても、成人男性を引っ張り上げるような力は10歳くらいの子供にはないと思います。
男性の影の正体が父親だとして、生きている可能性は低そうです。
だんだんと犠牲者も増え、ユウマくんの周囲に起こることは、取り返しがつかないところまで来ていますが、一体どんな結末を迎えるのでしょうか?
【僕が死ぬだけの百物語】の最終回については、以下の記事でまとめています。
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この記事のまとめ
【僕が死ぬだけの百物語】最新85話のネタバレと感想!ついに終わりが始まるのか?以上、という話でした。
今回の記事をまとめると以下になります。
- 今回は少年と少女のお話
- 幽霊は出るけど、人の方が怖い
- 勘違いと親切の押し売りは怖い
- 男性の影はユウマくんの父親?
- 天井には何かいる?
天井ということでふと思い出した話があるんですが、私は猫を飼っていて一緒に暮らしています。
犬や猫は幽霊が見えるという話を聞いたことがあって、夜中に天井の隅や、誰もいない方向を見て鳴いたりすることなん度もありました。
見ても何もいないんですが、怖いんで本当にやめてほしいです。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
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