【僕が死ぬだけの百物語】最新72話のネタバレと感想!何人たりとも百物語を止められない

今回は【僕が死ぬだけの百物語】の中から最新72話のネタバレと感想をご紹介します。

今回は電車や駅にまつわるお話で、【僕が死ぬだけの百物語】でもあまり電車関連の怪談はありません。

それでは【僕が死ぬだけの百物語】最新72話のネタバレと感想!何人たりとも百物語を止められないという記事をご紹介します。

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目次

【僕が死ぬだけの百物語】最新72話のネタバレ

駅で傘をさしている人の画像

前回、木戸の腕のアザが消えたことで、ヒナちゃんの62話目でのアザが消せるものだとわかり安堵します。

体調不良は今も継続しているようで、安堵はしつつまだ解決していないため、心配もあるようです。

第72夜 モロハカヤマ駅

頬を赤らめ向かいの電車に乗る少年を伏せ目がちで見る三田。

場面が学校に変わり、三田と由美が会話しています。

どうやら由美は恋している相手がいるようで、来週には学校を卒業してしまうため、告白することを決めたようです。

三田の恋する人は?

告白を決めた由美に対して、三田は気になっている人はいないのか問われます。

戸惑いながら三田は恋している人がいるが、まだ話したことがないこと、3年間毎朝電車で見かけることを由美に話します。

その人は反対方向の電車に乗り、隣り合った電車の窓から見ているだけで、まだ相手の顔くらいしか知らないとのことです。

厳しい言葉

由美は三田に対して顔だけしか見ていない、その人がどんな裏があるかもわからないと忠告します。

突然の厳しい言葉に三田は、あの人は見た目通り素敵な人だと反論します。

それならばと由美は明日その人に話かけ現実を見てくるように言います。

初めて邂逅

三田は翌朝、いつも少年と会う駅で電車を降り、少年に会うために向かいの電車に向かいます。

自分の好きになった人は裏表なんてない、素敵な人のはずだと、このまま話もせずにお別れなんてあんまりだと、強い意志を見せます。

そして初めて憧れの人が乗る車両に乗り込みました。

少年はまさかの今日に限ってこちらを向いています。

そのして扉が閉まり電車が走り出しました。

初めての会話

三田は憧れの少年に話しかけ、私のことを知っているかと問います。

少年は2度、知っている旨の返事をし、三田は私と知り合いになってくれないかと、続けて質問しました。

しかし少年はそれはやめた方がいいと2回答え、その様子に三田は不信感を覚え、少年の後ろに回り込みます。

少年の顔は正面と後頭部の両方についていて、三田はその様子を見て恐怖をあらわにしました。

モロハカヤマ駅に到着

電車は両墓山(モロハカヤマ)駅に到着し、三田は見てしまったものの恐怖から、電車を飛び出します。

電車の中を見ると座っている人も少年と同じように、顔が前後にあるのかこちらを見ています。

その様子にさらに三田の恐怖が募っていったその時、由美が現れます。

まさかの由美の登場

由美は何が起こったのかと言わんばかりで、三田に何をしているのか声をかけます。

恐怖で混乱している三田は、由美に助けを求めますが、由美の顔を見て言葉を失くします。

由美の顔も通常の位置と後頭部についていました。

最終的に三田の想いは遂げられないまま怖い話は終わります。

百物語の始末とは?

72個目の話を終えユウマくんは、木戸にヒナちゃんを助けてもらうことをお願いすることに決めました。

ただ木戸の言っていた始末の手伝いとはなんなのか?原因とは一体なんなのか考えます。

木戸は百物語を中止させようとしている、それならば逆に始末しないといけないのかなんなのか、ユウマくんは改めて自身の目的を再認識し、72話は終わりました。

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【僕が死ぬだけの百物語】最新72話の感想

駅で振り返っている画像

次は今回のお話の感想になります。

違う感想があるよという方は、コメント欄までお願いします。

人の本性はわからない

今回の話を読んで思ったの中で、人の本性というのは話してみてもわからない、というのがよくわかります。

自分が好きな人が異形のものかもしれないなんて、夢にも思いません。

怖い話でよくあるのが、怪異はいついかなる時に遭遇するのかわからないので、自分が注意してもどうしようもないのでしょうか。

今回も最後の瞬間は描かれていないですが、決していい最後を迎えていないように思います。

妖怪に似たようなのがいた!

次にこの話を読んでいて、とある妖怪を思い出しました。

二口女という妖怪です。

二口女は後頭部に口がある妖怪で、女性しかいないそうなんですが、ちょっと似ている気がします。

さらに海外の都市伝説には、エドワード・モードレイクという人物の後頭部に顔があったと言われているそうです。

ただ今回のお話はすべての乗客に、2つの顔があった可能性があり、実際に見たら絶対怖いですよね。

そういえば呪術廻戦で有名な両面宿儺も2つの顔がありますね。

なぜ顔が2つ?

今回のお話は非常に興味深く怖い話だったのですが、そもそもんなぜ顔が2つなんでしょうか。

両墓山(モロハカヤマ)の中の両墓という言葉に、馴染みがなかったので調べてみると次のようなことがわかりました。

両墓制

両墓制(りょうぼせい)とは、遺体の埋葬地と墓参のための地を分ける日本の墓制習俗の一つである。両墓制(りょうぼせい)とは、遺体の埋葬地と墓参のための地を分ける日本の墓制習俗の一つである。遺体を埋葬する墓地と詣いるための墓地を一つずつ作る葬制で、一故人に対し二つの墓を作ることから両墓制と呼ばれる。Wikipediaより抜粋

こんなのがあると全く知りませんでした。

埋める墓と、お参りする墓を分けることだそうですが、これは人間の二面性を比喩するために使われた名前なのかもしれませんね。

ユウマくんは今後どうするのか気になる

前回の木戸の話で、木戸の目的が百物語の中止であることが示唆されています。

しかしユウマくんの目的は百物語を最後までやり遂げることです。

ヒナちゃんのアザを治してもらうとして、ユウマくんはさらに非常な選択をする可能性があります。

【僕が死ぬだけの百物語】の最終回については、以下の記事でまとめていますので、よければご覧ください。

・【僕が死ぬだけの百物語】最終回をネタバレ&考察!人気の怖い話をランキングで紹介!

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この記事のまとめ

この記事のまとめの画像

以上、【僕が死ぬだけの百物語】最新72話のネタバレと感想!何人たりとも百物語を止められないという記事でした。

今回の記事をまとめると以下になります。

  • 怪異との遭遇は突然
  • 似たような妖怪がいる
  • ユウマくんの決意が怖い

私が電車に乗るのは1週間に1度くらいなのですが、個人的に電車の旅というのが好きで、定期的に行なっています。

電車にまつわる怪異譚といえば、きさらぎ駅や幽霊電車などの怪談がありますが、どれも突然巻き込まれるので、できれば遭遇したくないですね。

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。

◀︎◀︎ 前話

次話 ▶︎▶︎

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