今回は【僕が死ぬだけの百物語】73話のネタバレと感想をご紹介していきます。
怖い話はもちろんですが、百物語が終盤に進むにつれ死傷者まで出していて、さらに予想できない展開が面白くなってきました。
果たしてユウマくんは百物語をやり遂げることができるのでしょうか。
それでは【僕が死ぬだけの百物語】73話のネタバレと感想、さらにユウマくんの危険な思想についご紹介していきます。
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【僕が死ぬだけの百物語】73話のネタバレ
まず最初に僕が死ぬだけの百物語73話のネタバレをご紹介します。
作中のセリフ等はなるべく使わず表現してますので、気になる方は作品を手に取ってみてください。
木戸が来るのは明日
前回の話で木戸を始末することにしたユウマくんですが、明日木戸が来たときにどう対処するのか思案しています。
ヒナちゃんを助けてもらいながら、どのように木戸を何とかするのか…
しかし一度考えるのは中断し、73話目を語り出します。
第73夜 しかえし
ある夜、ゴミステーションの前に差し掛かった比嘉は、粗大ゴミの山を見ながら、かなりの良いものが捨てられていることに勿体なさを感じ、持ち帰れるものがないか物色しています。
そこでたまたま手に取ったのは、少々不気味な人形でした。
人形と目が合ったように感じた比嘉は、驚きのあまり人形を手放してしまいます。
人形はゴミステーション横の茂みに入ってしまい、比嘉はあまりの不気味さに、走ってその場を後にし、去っていきました。
1週間後…
比嘉は通勤途中、いつもの歩道橋に差し掛かります。
その階段の途中、階段の中腹にあの時手放した人形が座っています。
あまりの不気味さに比嘉は来た道を引き返しますが、人形は目的を達成したのかにっこりと微笑みます。
メリーさん?
別の日、家を出る前にマナミと人形の話をする比嘉ですが、マナミはそれはメリーさんのような話ではないのかと意見を口にしました。
メリーさんは人形が徐々に近づいてくる話ですが、今回の人形は最初から目の前にいたので違うはずだと言います。
しかし通勤途中にあの人形がいるなんて、怖くてあの道は通れません。
マナミはいっそ投げたことを謝って見ればいいと言いますが、比嘉は不気味さが勝ち正直気が進まない様子です。
数ヶ月後…
歩道橋で見かけなくなってから数ヶ月経過し、比嘉は人形のことを忘れかけていました。
その日は仕事に遅れたのか、走ってギリギリ間に合うと安堵していました。
横断歩道に差し掛かった時、久しぶりにあの人形に遭遇しました。
比嘉は人形に、投げ飛ばしたことを謝罪し、人形の方を見ますが、人形は恐ろしい形相で比嘉を睨みつけます。
偶然?
比嘉は仕事に遅れてしまい、職場に駆け込んで上司に謝罪しました。
上司は安堵し、会社の前の道で追突事故があり、比嘉も巻き込まれたのではないかと心配していたようです。
比嘉は人形を避けるために、裏側の道から来たため難を逃れることができたようでした。
家の前に…
運が良かったのか、人形が何かを伝えたかったのかわかりませんが、それからまたしばらく人形は現れない生活に戻ります。
ある夜、比嘉はいつもより仕事が遅くなってしまったのか、深夜に帰宅の途につきました。
奥さんのマナミもすでに寝ているくらいの時間だと考えていると、家の前に何かがいます。
あの人形が恐ろしい表情をして、家のドアの前に座っているのです。
家に異変が…
家に入ることができないと震えていると、家の窓から黒い煙が立ち上っていることに気がつきます。
マナミを助けるため、人形がいることも気にせず無理やり言えに入ろうとしますが、人形が引っかかりドアが開きません。
マナミを助けるため人形を蹴っ飛ばし、家の中に入った比嘉ですが、マナミはつかに倒れており、火の手の周りも思ったより早く、マナミも助けようとした比嘉も命を落とすことになりました。
人形はその目から涙を流し怖い話が終わります。
ユウマくんが考えた策は?
73話目を終えたユウマくんはまた、木戸への対処の作戦を再開しました。
子供のユウマくんが大人をどうこうできるものではありません。
しかしそこで、高柳警察官の時のことを思い出します。
ユウマくんはもう一度木戸にアザをつけ、人形を使って対処する時に、その人形を奪いヒナちゃんに渡す、という作戦を思いつきました。
自分の考えに満足したのか、言い聞かせていのか、全部うまくいくと言い73話目が終わりました。
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【僕が死ぬだけの百物語】73話を読んだ感想
次は今回の73話を読んだ感想を書いていきます。
私はこう思ったよーという方はコメント欄までお願いします。
人形めっちゃイイ奴
最終的に比嘉も奥様も命を落とす結果となってしまいましたが、この人形は比嘉の危機を知らせたかっただけのように思います。
元々は何か怖い謂れのあった人形なのかもしれませんが、怪我の功名なのかたまたま人形を救う形になった比嘉に対して、自分が怖がられても危機を知らせているように見えました。
人形は人の身代わりになるとも言いますし、ただ人を助けたかった人形なのかもしれません。
この人形が欲しすぎる
主人の危機に駆けつけて教えてくれる人形なんて、欲しくないですか?
見た目は怖いのかもしれませんが、可能であれば我が家にも訪れてくれないかなと思います。
もし我が家に来たら末代まで、我が家の家宝として飾られることになるでしょう(笑)
怖さが足りない
個人的にここ数話の話を見ていて思うのが、怖さや理不尽さが少し薄れた気がします。
最初の方の怖い話もいくつか見直してみたのですが、怖さはもちろんですが、何もしてないのに恐怖に巻き込まれる理不尽さが良かったなと感じました。
今の話は今の話で良いのですが、怖い話よりもユウマくんの行く末が気になってきましたね。
家族がパッタリと登場しなくなった。
ユウマくんと言えば家族の軋轢や母親との不仲がありましたが、警察に通報されてからぱったりと登場しなくなりました。
最後の登場は66話が最後でしたが、まだ母親の過去の怪我が治っていないようですが、一人息子のユウマくんを心配するでもなく、過度に関わるわけでもないので、複雑な家庭環境なのかもしれません。
ユウマくんの家族についての考察はコチラからどうぞ
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この記事のまとめ
【僕が死ぬだけの百物語】73話のネタバレと感想!ユウマくんの危険な思想があらわに!という記事でした。
今回の記事をまとめると以下の通りです。
- 今回の話は人形の話
- 人形が助けてくれるけど怖い
- 助けてくれる人形なら欲しい
- 最近の話は少し理不尽さが足りない
- ユウマくんの家族もぱったりでなくなった
人形の話を見て、実は少し前に呪いの人形(?)がたくさん飾られていたり、曰く付きの品がたくさん陳列されている、お店に足を運びました。
人形というのは人の念がこもりやすいと聞きますが、持ち主を助けてくれる人形や、持ち主に害す人形など様々あるようでした。
我が家にもし人形が来てくれたら嬉しいのですが、我がには真の家主である猫様がいるので、気をつけないとボロボロにされそうなので、人形の取り扱いに気をつけないといけません。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
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