【ウスズミの果て】1巻のネタバレと感想!崩壊した世界と少女の物語をレビュー

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今回は【ウスズミの果て】という作品の1巻のネタバレと感想をご紹介していきます。

宝島社が行なっている「このマンガがすごい2024」の6位に選出されている作品ですが、その内容が私にとってもとても好みの作品でした。

それでは【ウスズミの果て】1巻のネタバレと感想!崩壊した世界と少女の物語をレビューしていきます。

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目次

【ウスズミの果て】1巻のネタバレ

まず最初に【ウスズミの果て】1巻のネタバレと感想をご紹介します。

もし気になったからは記事内のリンクから無料でGETできるので、もしよければ見てみてください。

第1話 静寂の街

ある少女がどこかの部屋で、窓際の植物に水をあげるシーンから始まります。

カーテンはボロボロですが気にしていないようで、そこへ猫のようなデフォルメされたキャラクターのような動物が寄ってきて、少女は挨拶をしており、飼育しているようです。

窓の外には都会の高層ビルが立ち並ぶような景観が見えますが、そのビル全てが荒廃していてそのビルの1つからは、生物なのか植物なのかわからない巨大な物体が突き出ています。

少女は軽装で部屋を出て、どこかのショッピングモールのような場所へ足を運びました。

入場する際のモニターに名前が表示されていて、少女の名前は丑三小夜(ウシミツサヨ)であることがわかります。

さらに利用回数も1,869,923回ととんでもない数利用していて、長い期間ここを利用していたことがわかりました。

目的は食料品を求めてやってきたようで、食料調達後に部屋に戻り、ベランダで食事を開始します。

食後、出かける準備を済ませた少女は、ようやく1人で荒廃した世界で生活しているのかを語り出しました。

どうやら少女の住む50年前に人類の大半が死滅していて、謎の存在は瘴気を撒き散らしながら人類を蹂躙していったそうです。

その存在は『断罪者』と呼ばれ、断罪者の瘴気を吸ってしまった人間は、奇病 『結晶病』に侵され死んでしまうようです。

小夜の任務は生存者の探索と、結晶病を浄化し土地を復興することのようで、浄化率は0.002%と語られています。

生存者にも出会ったことがない、果てのない旅を小夜はこれからも任務として続けていくようです。

第2話 式日

朝7時、目覚まし時計のアナウンスで目が覚めた小夜は、日付を見て何かある様子を見せました。

今日は探索用の服ではなく、礼服に着替え家を発ちます。

小夜の運転する車からの景色は、本当に世界が終わった後の景色のようで、巨大なビルは崩壊し巨大な生物の死骸が横たわったりと、私たちが知る世界とは大きく変わってしまっている様相でした。

その後、到着したのは火葬場のようで、遺体安置室へ足を運び、準備の後でどこかへ電話し、48名の火葬を始めます。

どうやら結晶病患者は死後も瘴気を巻いてしまうため、死体を回収し定期的に火葬しているようです。

第3話 シネマ

火葬は定期的に行なっているようですが、普段は生存者の捜索と、瘴気の元になっている死体の回収を行なっているようで、第3話ではいくつかの店舗が入っていたビルに入っていきました。

目的の場所はサンシャインミニシネマという映画館のようで、映写室には結晶病に寄って亡くなった死体がありましたが、機材が動いていて生存者がいる可能性が出てきます。

客席にいたのは手足のない人の形をしたロボットのようで、人格データを機械に移植して生きながらえたようです。

かなりの映画好きのようで、体が死してなお映画が見れればイイということで、小夜もお誘いに乗り大戦前の貴重な映画を鑑賞します。

映画鑑賞後、小夜はロボットにシェルターに移動しないか提案しますが、ロボットは映画館で最後まで映画鑑賞をすることを望み、死体の処理だけ依頼をしました。

ロボットは小夜に映画データを譲渡し、また映画鑑賞に戻りました。

第4話 洋館

街の郊外の洋館に足を運んだ小夜は、ずいぶん豪華な屋敷に違和感を覚えます。

50年前に人間が死滅したはずなのに、建物のあちこちが綺麗に保たれたままになっていました。

書斎のような部屋で音声チップを見つけ、再生してみると生前の住人の最後の音声だったようで、再生中に後ろから別の人物から声をかけられます。

女性の姿をしたそれは、メイドのアンドロイドのようで、洋館の主人を治すために医者が来たと考えているようです。

彼女の名前はクラウディアといい、屋敷の使用人として働いているようで、主人のために医者が来ることを待っていたようでした。

すでに医者を待って18722日経過していると語り、主人のいる部屋へ誘いますが、そこには結晶病によりすでに亡くなっている、屋敷の主人が座っています。

小夜は自分の身分を明かし、結晶病患者は腐敗せず眠っているように見えてもすでに亡くなっていることを伝え、主人を引き渡すよう伝えました。

クラウディアは主人が埋葬されるなら自分もお供すると言い、小夜が折れる形で屋敷の浄化は後回しにすることを伝え、その場を去ります。

第5話 転居

第5話ではどうやら拠点にしていた部屋を移るようで、荷物や道具を車に積み込んでいます。

エリアの結晶病の遺体がなくなれば浄化完了となるようで、次のエリアに移動するようです。

火葬場の職員ロボットの挨拶を終わらせ、次の拠点となる部屋を探しています。

ちょうどいい部屋を見つけ、部屋の掃除をおえたところ、過去の居住者のメモ書きを見つけそこへ足を運ぶようです。

座標の場所を見つけるとそこはシェルターがあったようで、すでに全ての住人が亡くなっていました。

小夜もここまで人と会っていない状況に、生き残っている人なんていないかもしれないと、弱音を吐きます。

シェルターは大穴がところかしこに空いていて、その穴の先には、異形に成り果てて結晶病患者の特異体と相打ちしていた人々がいました。

奥へ進むと明らかに頑丈なバリケードがあり、その先には結晶病で亡くなった子供達を見つけます。

小夜は生き残った人はいないかもしれないけど、世界にはまだ残っているものがあるからと、任務をこれからも続けるようです。

第6話 シェルター

第6話冒頭、転居してきた小夜はどこかの端末で周辺のエリアマップを取得します。

近くにシェルターがあるようで、今日はそこから捜索してみるようです。

進む先には所々に結晶病患者の遺体があり、ここも生存者は期待ができないかもしれないと、考えを巡らせます。

しかしなぜ人々がシェルターの前で息絶えているのか疑問が浮かんだところで、シェルターの管理用人工知能から声をかけられました。

シェルターの管理用AIは人々の選別を自動で行なっていたようで、独自の判断基準でシェルターに入る人を選別していたようです。

内部は設備も生きているようで、かつては320名ほどの人間が暮らしていたと説明を受けます。

しかしシェルター内部で言い争いが激化し、最後の1人になるまで人同士で血で血を洗う状況になったようでした。

管理用AIは新たにきた小夜を外に出すつもりもないようで、シェルターの管理用AIと敵対することになります。

AIの制御機構を破壊し、シェルターを去り第6話が終わりました。

第7話 博物館 Ⅰ

第7話はどこかで結晶病患者の特異体を掘削する人物の話です。

元は博物館だった場所で、そこ浄化と生存者創作の小夜が訪れます。

広い建物内には小夜も知らない、化石などが並びその様子に目を奪われていますが、そのせいで足元が崩れたことに気がつくのが遅れ、大穴に落ちそうになっていました。

近くにはハシゴがあり、地下に降りることにしたようで、地下には誰かの拠点のテントなどがあり、物音のする方をみると、マスクをつけた生存者を見つけます。

マスクをつけた男性も血に膝をつくほど驚いたようで、なぜ小夜はマスクをつけずに生きていられるのかなど質問し、とりあえず安全な場所へ移動することにしました。

生存者の男性はトミネと名乗り、小夜も自分の名前や所属を名乗ります。

トミネは他に生存者がいないことや、特異体に用があることを説明すると、運悪く生き延びてしまい長い間博物館で暮らしてきたと説明し、小夜を目的の場所に案内しました。

トミネは特異体の核になっている人物に用があるようで、小夜に手伝ってもらいやっとのことで、目的の人物に再会します。

第8話 博物館 Ⅱ

再会後、全ての亡くなった人を回収し、火葬すればいずれ瘴気が治るだろうと小夜は言います。

トミネは小夜に自分の生い立ちや目的などを語り、小夜は自分が人間の研究によって生まれた『永遠の子』という不死の人間であると語りました。

そしてトミネの前で自身の手のひらを切りますが、一瞬で怪我が治り普通の人間はこうはならないだろうと証明します。

永遠の子は数千単位で育成されていたようですが、どうやら小夜以外は成功しなかったようで、唯一の個体が小夜になるようです。

小夜はトミネの仕事が博物館の従業員だったと知り、展示されているものを紹介してほしいとお願いし、館内を案内してくれることになりました。

博物館の生物は過去に大戦と呼ばれる戦争により、絶滅したものもあり小夜にとって知らない生き物ばかりだったようです。

案内が終わった後、トミネを浄化完了エリアに案内すると語りますが、トミネは突然瘴気が治っていないのにマスクを取りました。

トミネは自分の最後は決めていると小夜に説明し、他の人間と最後を共にすることを決めいていたようです。

小夜は最後にトミネと2人の記念写真を撮影していたようで、博物館を後にしました。

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【ウスズミの果て】1巻の感想

作品を読んだ感想の画像

次は【ウスズミの果て】1巻の感想をご紹介します。

他にもこんな意見があるよという方は、コメント欄までお願いします。

ポストアポカリプスな世界観

このお話は世界が滅んだ後の世界でのお話ということで、自分の趣味にバッチリあっていました。

広い世界で自分以外誰もいないというのはどんな感覚なんでしょうか。

色々気になる設定なども今後公開されていけば、もっと作品を楽しめそうだと感じました。

背景や構造物の描き方がイイ

この漫画の読みやすさにもつながっているのが、キャラクターの動きもいいのですが、何より背景や建造物、特異体の巨大さなどがしっかり書き込まれていて、小夜の体に対し広大な世界がしっかり表現されているのでいいですね。

荒廃したビル群に対して小夜は1人なんだと比較対象が分かりやすく、現実感はないながらも質感はしっかりあるので、個人的に好みな画風でした。

SF作品としては見やすい話

この作品はいわゆるSF作品に該当するストーリーだと思いますが、例えば宇宙での戦争の話や別の銀河に移住するなどの話ではなく、あくまで地球という星の未来の話でした。

読んでいて『ありえそうな未来』と思える内容で、最近だとコロナ禍など私たちの直面した問題にも共通する話だなと感じます。

人類の最後がどのような終わり方になるかは、何かのシミュレーション動画みたいなので見たことがありますが、遠い未来で病魔によって滅んでしまうのかもしれませんね。

この作品に似た作品もオススメ

今回の漫画を読んでいて、似たような作品がいくつか思い浮かんだので、よければいくつかの作品もご紹介します。

BLAM!(ブラム)

こちらは【ウスズミの果て】より未来の話なのかなと思います。

内容もハードめのSFなのですが、完結していてぜひ読んでほしいSF作品です。

少女終末旅行

BLAME!から影響を受けた文明崩壊後の終末世界を旅する少女たちの物語です。

こちらはアニメもあるので、VODなどで見てみるのもいいかもしれません。

こちらも完結しているので、気になる方はぜひチェックしてみてください。

この記事のまとめ

この記事のまとめの画像

以上、【ウスズミの果て】1巻のネタバレと感想!崩壊した世界と少女の物語をレビューという記事でした。

今回の記事をまとめますと以下になります。

  • 【ウスズミの果て】はポストアポカリプスの世界
  • SF作品として読みやすい
  • 作品の未来はあり得そうな未来
  • 似た作品もおすすめ

SF作品を読んでいると未来のガジェットに心躍ることがありますが、スマホの普及やAIの登場などさまざまなデジタル機器の進化があり、今後どのような未来が訪れるのか期待が膨らみますね。

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