今回は【僕が死ぬだけの百物語】最新83話のネタバレと感想をご紹介します。
怖い話も残り20話を切り、周囲でも怖いことが起こり始めている状況です。
さらにヒナちゃんの中にはナニカが入った状態で、いったいどのような結末を迎えるのでしょうか?
それでは【僕が死ぬだけの百物語】最新83話のネタバレと感想!皮の鞄にまつわる怖い話をご紹介していきます。
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【僕が死ぬだけの百物語】最新83話のネタバレ!
まず最初に【僕が死ぬだけの百物語】83話のネタバレをご紹介します。
前回のお話については以下をご覧ください。
各話のネタバレについては以下の記事でまとめていますので、よければこちらもご覧ください
第83夜 皮の鞄
前回、ヒナちゃんが怖い話を語りましたが、どうやら話をした記憶がないようで、体調も悪いのかユウマくんのベッドに座り込んでいます。
ユウマくんはヒナちゃんの体調を気遣い、今日はもう帰ったほうがいいと伝えますが、ヒナちゃんは体調の悪化からか寝てしまいました。
ユウマくんはヒナちゃんを心配しつつも、83個目のお話を語り出します。
提示されたルール
Aさんはとあるお店でカバンを購入しようとしています。
お店の人はカバンを売るときに約束事があり、守れる方にだけ渡していると、約束事の紙を見せてきました。
紙には3つのお手入れ方法と、そのお手入れを朝昼晩欠かさず行なうことが書かれていましす。
Aさんはやれると返答し、目当てのカバンを手に入れ、自宅へ足を運びました。
魅惑のカバン
自宅に帰り、あらためてカバンの注意事項を読んでいたAさんは、なかなか大変だとはいいますが、それでも欲しいと思えた魅力的なカバンだったようです。
手順に従いスプレーを浸透させたり、クリームを揉み込むと、あらためてカバンの革の質感に惚れ直しました。
翌朝、仕事に行きたくないと準備を進めたAさんは、スーツ姿に合わせたカバンを鏡越しにみて、自分もカバンに見合う人間に成長しようと決意を新たにします。
昼休みのこと
Aさんは昼までの仕事を無事に乗り切り、カバンを拭きながら、これもカッコいいカバンに見合う人間になるためだと、感謝を伝えます。
そこへ嫌味ったらしく、会社の先輩が声をかけてきて、喋り相手がいないから物に話しかけてきているのか?やキモなど、心無い言葉を投げかけました。
Aさんは心無い言葉に耐えかねその場を去りますが、先輩はその背中へも逃げたや弱いなどの言葉で追い討ちします。
そして先輩は机の上にあるカバンのメンテナンスグッズが目に入り、イタズラのつもりかそれを隠してしまうことにしました。
変わり果てた姿
Aさんは帰宅後、夜のカバンの手入れをしようとしますが、スプレーやクリームなどのメンテナンスグッズがないことに気がつきます。
家中を探しますが見つからず、カバンを見るとカビやひび割れなどたった数時間なのに、数ヶ月は経ったような変わり果てた姿になっていました。
あまりのことにショックを隠しくれないAさんは、夜間にも関わらず購入したお店に駆け込みます。
お店に入るとき、ショーウィンドウのマネキンがこちらを見ているような振り返り方をしていますが、Aさんは不思議に思っただけでした。
肌荒れ
お店は運よく鍵はかかっていませんでしたが、店内は暗くなっていて、ドアベルの音に気がついた店主が応対してくれました。
Aさんは心苦しいながらもカバンの状態を見せようとしますが、カバンの状態はさらに悪化していて、ニキビのようなものがカバン中に広がっています。
店主はこれは「肌荒れ」だと言い、Aさんへ渡した化粧水と乳液で手入れをしたのかと問いました。
Aさんはその問いに戸惑いますが、店主はカバンの様子を見て跡が残らないといいけれどとぼやきます。
カバンの材料
化粧水は人間に使うものじゃないのか?とAさんは店主に聞きますが、店主はその問いに同意し、このカバンは人間の皮からできていると説明します。
Aさんは血の気が引き、笑えない冗談ですよねと確認しますが、店主はこのカバンの質感やぬくもりは人肌でなければ不可能と言い、ワニや馬と同じでいいものだから使っていると述べました。
店主はさらに上質な物は持ち主さえも引き上げ、上質なものへ変化させてくれると言い、Aさんもすでに体感されているはずだと告げます。
意外な素材にAさんは戸惑いますが、店主に導かれるまま、カバンの魅力にあらがえず再びカバンを手にしました。
より上質なものに…
それからしばらく時が経ち、あの嫌味を言ったり持ち物を隠す先輩は、真っ青な顔をしてAさんに謝っています。
どうやら契約が取れなかったようで、大きな声でAさんへ謝罪をしていました。
Aさんはいつの間にか部長に昇進していて、あの先輩と立場が逆になっていたようです。
部長になったAさんは、優しく謝らなくていいとお客様のケアを忘れずにと言い、デスクで入念にカバンのケアをしているところで、83話個目の怖い話が終わりました。
ヒナちゃんの目覚め
怖い話を話し終えたユウマくんは、ヒナちゃんへそろそろ帰らないとと起こそうとします。
そこでヒナちゃんからの視点へ変わり、まだ目の焦点が合っていないのか、人影がぼんやり見えだしようやくユウマくんの輪郭がはっきり見えました。
ヒナちゃんは何も言わず手を伸ばし、なぜかユウマくんの頭を撫でています。
ユウマくんがどうしたのかヒナちゃんへ問いかけ83話は終わりました。
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【僕が死ぬだけの百物語】最新83話の感想!
次は【僕が死ぬだけの怖い話】83話を読んだ感想を書いていきます。
あくまで個人の感想なので、違う意見をお持ちの方はコメント欄までお願いします。
怖さ控えめ
ん〜…今回の話はいつものキレというか、狂気みたいなものをあまり感じないお話でした。
私個人の感じ方になりますが、ユウマくんの話怖い話というのは、もっととんでもない結末になる感じだと思います。
怖さ控えめ…自分で書いたんですが、なんか料理みたいですね。
人の皮を使った物は実際にある
この話を見た時に思い出したんですが、実は人の皮を使った製品は過去にあったみたいです。
現代ではないですが、例えば本の装丁に使われていた時期もある、と聞いたことがあります。
嘘かほんとか、イルゼ・コッホという人物はランプシェードや手袋も作っていたそうです
エド・ゲインなども有名ですね。
ヒナちゃんの中には別の人がいる?
80話で何かを燃やしたヒナちゃんは、何かに入られた描写があり、82話の怖い話はヒナちゃんに入ったナニカの可能性があります。
83話では服装も変わっているので、別の日のことだと思いますが、どうやら記憶が飛んでしまうこともあるというので、徐々に中のに入ったナニカに主導権を奪われているのでしょうか?
ユウマくんの目的にも関係がありそうな気がしますが、まだ明かされてない秘密なので、首を長くして待ちたいですね。
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この記事のまとめ
【僕が死ぬだけの百物語】最新83話のネタバレと感想!皮の鞄にまつわる怖い話とは?という話でした。
今回の記事をまとめると以下になります。
- 今回は人皮鞄の話
- 怖さは控えめ
- 人の皮を使った本などは実際にある
- ヒナちゃんは記憶が飛びがち
今回のお話は人の皮にまつわる物でしたが、エド・ゲインやイルゼ・コッホなど有名で、都市伝説系YouTuberさんがたまに話題にしていますね。
クトゥルフ神話でも人皮の本が登場するので、実は割とポピュラーなのかと思いました。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
次話 ▶︎▶︎
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