【僕が死ぬだけの百物語】最新76話のネタバレと感想！ヒナちゃんを救うことができるのか？

今回は【僕が死ぬだけの百物語】最新76話のネタバレと感想をご紹介します。

前回、ヒナちゃんを救うため木戸へ襲撃を企てたユウマくんでしたが、果たしてヒナちゃんを救うことができるのでしょうか？

さらに今回はどんな怖い話を語ってくれるのでしょうか？

それでは【僕が死ぬだけの百物語】最新76話のネタバレと感想！ヒナちゃんを救うことができるのか？ご紹介していきます。

【僕が死ぬだけの百物語】最新76話のネタバレ！

まず最初に【僕が死ぬだけの百物語】最新76話のネタバレをご紹介します。

あくまで私の目で見たネタバレになるので、詳しくは作品を手に取ってみてください。

前回の75話のネタバレと感想は以下からご覧ください。

前回の75話で木戸を襲撃して、呪いのアザを移す人形を奪う計画でしたが、木戸は人形自体持っていなくて、ヒナちゃんを治す計画が水の泡になってしまいました。

ただこの日は木戸はヒナちゃんも呼び出していて、そのヒナちゃんは体調が悪いのかベッドで休んでいます。

木戸はヒナちゃんを治す気があるのかわからないまま、木戸がやってくるのを待ちつつ、津馬くんは76話を語り出しました。

第76話　三途の川

どこかわからない場所で、少年は老婆の膝枕の上で目を覚ましました。

どうやら老婆は少年の祖母のようで、少年はなぜここにいるのかわからないといった様子です。

不意に頭に痛みを覚え記憶が戻り、そこで少年は父親に頭を殴打され、気がついたらここにいたようです。

亡くなったはずの祖母

少年はそこでふと、なぜ祖母がここにいるのか疑問に思います。

祖母は八年も前に病気で亡くなっていて、粗暴な両親から自分を守り味方してくれる、ただ一人の存在だったようです。

祖母はまず少年 タクミに1人残してしまったことを謝罪します。

タクミはまだ死んでない

タクミは祖母がここにいるということは、自分は死んでしまったのかと祖母に問いかけます。

祖母によるとまだタクミは亡くなっていないようで、今いる場所は市の一歩手前の三途の川にいることを告げました。

祖母はタクミのことが心配で、迷わないようにここまで来た、ということも付け加えます。

生きてほしい祖母

祖母はさらにタクミに元いた場所に戻るように手を引きますが、タクミが力を入れていて手を引くことができません。

祖母はタクミを振り返ると、タクミはこのまま祖母と共に死の道を選ぶことができないかといいます。

タクミは生きていても辛いことしかなく、誰も自分があっち側に戻ることを望んでいないと言い、祖母もいるのでこのままここに残りたいと伝えました。

船に乗る2人

三途の川には一艘の小舟があり、2人は乗り込んだ後タクミが小舟を漕ぎ出します。

服を腕まくりしたタクミの腕はかなり逞しくなっていて、祖母は自身が知っていた頃より逞しくなったと目を見開きます。

タクミは祖母が亡くなってから仕事も始めていて、粗暴な父親より強いのではないかと祖母は言いました。

しかしタクミは祖母が亡くなり孤独になった結果、抵抗する気もなくなるほどどうでも良くなってしまったようです。

自分と同じ死因

祖母はタクミの髪をかき分け、頭にできた傷跡を見てタクミの苦しさに共感しました。

共感と共に悔しさも感じていたようで、タクミまで祖母と同じ死に方をしたことに、悔しさを抑えられないようです。

タクミは祖母が持病で亡くなったと聞かされていましたが、まさか祖母も同じ死因ということに驚きを隠せない様子でした。

生きる目的

タクミはもうすぐ向こう岸に着くというところで、小舟を漕ぐ手を止めてしまいました。

そして祖母に謝罪し、あちら側でやるべきことができたことを思い出したと告げます。

祖母は全てを察したようで、2人はまた元の河岸に到着しました。

現代への帰還

タクミは最初と違い強い意志を持っているようで、ここからは1人で行くと伝え、祖母と二度目の別れを済ませます。

歩み出したタクミに、祖母はその背中に向かって声をかけます。

たくみなら必ずやれるとつたえ、タクミもそれをしっかり聞いているようでした。

木戸の来訪

76話目を話し終える頃、木戸はユウマくんの部屋の入り口に立っていて話を聞いていたようです。

部屋に入ってきた木戸にユウマくんは、ヒナちゃんを治すために人形を使わないと治らないと言います。

しかし木戸は以前使った人形が最後の人形だったと伝え、ヒナちゃんのアザのある腕を掴みました。

突然の行動に声を荒げるユウマくんですが、木戸に制止されよく見ると、ヒナちゃんのアザは木戸の左腕に移り76話目が終わりました。

【僕が死ぬだけの百物語】最新76話の感想！

次は【僕が死ぬだけの百物語】最新76話の感想をご紹介していきます。

あくまで個人の感想なので、違う意見をお持ちの方はコメント欄までお願いします。

色々考えさせられる話

この話を最初読んだ時、悲しい話だけど共感できる話だと感じました。

家庭環境に恵まれず、自分の命さえどうでも良くなっても、世界で唯一の味方の祖母の命まで奪った父親を許せるはずないですよね。

それが結果としてタクミの生きる活力になったようですが、その後の結末を想像すると複雑な心境になります。

祖母の顔が怖い

この話全体が暗い気持ちになる話でしたが、それよりも怖いのは祖母の顔です。

最初は悪霊かと思いましたが、まさかのタクミの祖母だったとは…

特に最後のコマの顔が、完全にこれからタクミがやることを理解して応援してますよね。

タクミと祖母は被害者なので、恨みつらみが募っているんだと思いますが、人の恨みとは恐ろしいです。

ヒナちゃんは助かりそう？

まさか木戸の人形が前回で使い切ってしまいたなんて、ユウマくんからしたら完全に誤算ですよね。

しかも腕のアザは健在でしたが、ヒナちゃんのアザまで請け負うなんて大丈夫なんでしょうか？

ヒナちゃんはこれで大丈夫そうですが、木戸は一体何者で何を知っているのでしょうか？

残り24話

さまざまなトラブルに見舞われながらも怖い話は順調に進んでいるようで、残すところは後24話です。

100話目には一体何が起こるのか予想がつきませんが、きっと読者の想像を超える、恐ろしいことが起こるのではないかと思います。

【僕が死ぬだけの百物語】の最終回については、以下の記事で考察していますので、よければそちらもご覧ください。

この記事のまとめ

以上、【僕が死ぬだけの百物語】最新76話のネタバレと感想！ヒナちゃんを救うことができるのか？という記事でした。

今回の記事をまとめると以下になります。

• 今回は暗い気持ちになる話
• タクミと祖母がかわいそう
• 木戸は何者なのか？
• ヒナちゃんはたぶん大丈夫？
• 最終回まで残り24話

今回の話で友人と遊び、家まで送り届けていたのですが、自分が今まで行ったことがない土地だったので、思いっきり道に迷いました。

気がつけば山の方に向かっていたのですが、私の地元に流れる大きな川の上流に辿り着いてしまい、下流に向かって走ったことを思い出します。

川の上流の光景がまるで三途の川のようでしたが、死後の世界の三途の川って本当にあるんでしょうか？

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。

次話 ▶︎▶︎