【僕が死ぬだけの百物語】最新74話のネタバレと感想！久しぶりのヒナちゃん登場で百物語に変化が？

今回は【僕が死ぬだけの百物語】最新74話のネタバレと感想をご紹介します。

74話では久しぶりにヒナちゃんが登場し、怖い話をしてくれるようですが、果たして今回はどのような怖い話を聞かせてくれるのでしょうか？

また徐々に事態が変化していくユウマくんの百物語ですが、木戸から人形を奪いヒナちゃんを救うことができるのでしょうか？

それでは【僕が死ぬだけの百物語】最新74話のネタバレと感想！久しぶりのヒナちゃん登場で百物語に変化がという記事をご紹介していきます。

【僕が死ぬだけの百物語】最新74話のネタバレ

まず最初に【僕が死ぬだけの百物語】最新74話のネタバレを書いていきます。

74話冒頭、どうやらユウマくんはヒナちゃんを救うため体調の悪いヒナちゃんを自宅に招いたようです。

ヒナちゃんの顔や首には、警察官にもあった字がうっすらと見えています。

ユウマくんは準備があるからと、ヒナちゃんを残したまま電気屋に向かい、残ったヒナちゃんは何の準備かわからないものの、ユウマくんの指示に従い百物語を始めました。

第74夜　邪魔者

柔道着を着てランニングする兄のリクと弟のソラですが、どうやらソラは何でも自分の前をいくリクに対して、劣等感を持っているようです。

朝のランニングもついていくのがやっとのソラに対して、楽そうな兄のリクが対照的に描かれています。

兄を越えようとソラはリクの前にでますが、石につまづきこけてしまい、兄に心配されてしまうのが現状のようです。

優しい兄

兄のリクは弟のソラを心配し駆け寄り、痛いの飛んでけとおまじないを唱えます。

しかし兄に対して劣等感を持っているソラは、その手を跳ね除けランニングを再開するため走り出しました。

リクは周囲も確認せずに走り出すのは危ないとソラを止めますが、ソラはそんな兄は邪魔だと突き飛ばします。

不運にも…

突き飛ばされたリクは不運にも、ちょうど通りがかった車と衝突し帰らぬ人となってしまいました。

ソラは自分のせいだとふさぎ込み、母はソラを慰めます。

父もリクのように立派になりなさいと言いかけますが、あまりのショックにソラは自室にこもってしまいました。

両親もリクの突然の不運にショックを隠しきれず、悲しみに暮れています。

計画通り

自室へ戻りないているのかと思われたソラですが、実は兄がいなくなったことを喜んでいるようでした。

勉強でも柔道でも勝てず、どう頑張っても勝てない超えられない壁として、リクの存在がいつしか邪魔になり、車が来ることを知った上で、兄をその手にかけたようです。

少しして父が部屋をノックし、ソラに今日の柔道の練習には行けるのか問いかけます。

ソラは練習に向かい、受動教室の先生も感心するほどの気合の入り用で、次々に1本をとっていきます。

才能を褒められていますが、父にはその言葉は届かなかったようで、兄のリクだったらもっと優秀だったはずだと、悲しみも合わさり、その場で座り込んでしまいました。

その様子を見ていたソラは、子供とは思えない顔で見ていましす。

帰宅後に

柔道の練習を終え、父は帰宅しましたがソラの姿がありません。

母がどこに行ったのかと問うと、ソラは事故現場に向かったことがわかりました。

兄がいなくなり寂しいのだと思われましたが、兄が亡くなった路地の献花に対して、死んでからも自分を邪魔する厄介者として、献花を踏み荒らし鬱憤を晴らしているようです。

献花を踏み荒らしていると、どこからともなく痛いという声が聞こえソラはその方向に目を向けます。

そこには事故当時の姿のままのリクがいました。

リクは痛いと何度も口にし、その場に立ち上がりソラに歩み寄ります。

ソラはどうやらリクが死んでから悪夢を見ているようで、これもまた悪夢を見ているんだと、覚めろと自分に言い聞かせます。

リクはソラに近づき頬にそっと手を添え、苦しんでいるソラに「とんでけ」とおまじないの最後の部分を唱え、消えていきました。

残されたソラは兄の優しさに触れ、74夜は終わります。

ヒナちゃんの苦悩

74話目を語り終えたヒナちゃんは、ユウマくんに対してどうしたらいいのか、ずっと苦悩しているようでした。

ヒナちゃんによると、ユウマくんはずっと間違いを冒し続けているようで、どうしたら壊れていくユウマくんを止められるのかと思案しています。

ヒナちゃんは百物語を教えたことから始まった物語ですが、今では後悔しているような様子です。

そうこうしているうちにユウマくんが帰宅し、電気屋で何かを入手した道具をヒナちゃんに見せています。

木戸が明日に来るので、ヒナちゃんを直す道具を奪うための道具だと説明し74話は終わりました。

【僕が死ぬだけの百物語】最新74話の感想

次は【僕が死ぬだけの百物語】74話を読んだ感想になります。

あくまで一個人の感想なので、違う感想やご意見がある方はコメント欄までお願いします。

怖いより悲しい話

今回の話は怖いというよりとても悲しい話でした。

死してなお弟のソラを気遣う姿には、なかなか辛いものがあります。

兄に劣等感を抱き壁と感じていたソラと、ただ優秀で兄として弟を愛していたリクが、対照的に描かれていました。

結局2人は理解し合うことができず、死別してしまいましたが、別のやり方があったのではないかと考えてしまいます。

ソラはその後どうなったのか気になる

【僕が死ぬだけの百物語】でいつも気になるのが、怖い話のその後です。

中には悲惨な末路を辿った話や、救いのない話もたくさんあります。

今回はソラの凶行により悲しい結末を迎えてしまいましたが、その後のエピソードがないので気になりました。

エピソードによってはその後がかなり気になるものもあるので、いつかスピンオフでもいいので長めの怖い話を書いて欲しいです。

ユウマくんが用意したものはなに？

今回はの話はユウマくんが電気屋に赴き、何かを入手しましたが結局何を準備したのかわからないままでした。

小学生の子供が大人である木戸を何とかできる可能性を考えると、スタンガンなどが考えられるのですが、普通の電気屋で売っているものではないですし、気になりますね。

ユウマくんのしていることに詳しそうな木戸なので、危険な行為に及ばなくても助けてくれそうに思いますが…

この記事のまとめ

以上、【僕が死ぬだけの百物語】最新74話のネタバレと感想！久しぶりのヒナちゃん登場で百物語に変化が？という記事でした。

今回の記事をまとめると以下になります。

• ヒナちゃんの体にはアザがある
• 74話はヒナちゃんが語り部
• 劣等感が招いた悲しい話
• 兄は弟に優しさを忘れなかった
• ユウマくんが持っていた道具は不明

74話を読み返していてふと思ったのですが、【僕が死ぬだけの百物語】の百物語を語るスタイルって、調べてみてもどこにも載ってないんですよね。

かなり変則的な方法で行われているようで、ユウマくんは100話目が終わった際には何を望んでいるのでしょうか。

僕が死ぬだけの百物語の最終回については、以下の記事で考察していますので、よければご覧ください。

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。

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