【その着せ替え人形は恋をする】最新99話のネタバレ感想！止まらない天使の快進撃

今回は【その着せ替え人形は恋をする】最新99話のネタバレと感想についてご紹介します。

海夢の初コミケでの快進撃は前話で勢いをどんどん増していきましたが、今回の話ではハニエルコスの快進撃は、どのように描かれているのか気になりますよね。

それでは【その着せ替え人形は恋をする】最新99話のネタバレ感想！止まらない天使の快進撃について書いていきます。

前の話はこちらからどうぞ

・【その着せ替え人形は恋をする】最新98話のネタバレ感想！コミケでの快進撃が始まる？

【その着せ替え人形は恋をする】最新99話のネタバレ

まず最初に着せ恋99話のネタバレから書いていきます。

あくまで私が見た視点でのネタバレなのでご注意ください。

勢いが止まらない

前回に続き海夢の撮影は続きます。

もはやハニエルの囲みはコミケ会場で注目の的になっています。

ハニエルの囲みはどこか、姫への目線の要求、ハニエルは誰がやっているのか、こんな大きい囲みは有名レイヤーなのか？などさまざまな声が轟きます。

しかし海夢はあくまで、好きなキャラのコスプレを行うだけのコスプレイヤーです。

海夢のキレイさにみんな虜に

囲みの中にはカメコ位ギアにもコスプレイヤーも参加しており、そのキレイさにみんな魅了されていきます。

コスプレイヤーからは衣装を注目されていて、新菜の衣装に興味津々な様子も描かれています。

ハニエルはポーズをとっていない

とあるカメコはまだ囲み撮影が続いていることに安堵します。

そこでハニエルの撮影に違和感を覚えました。

写真ではわからなかった情報ですが、ハニエルはポーズをとっていません。

ただ風になびかれ視線の要求のたびに、そちらを見るだけです。

ただ周囲はそのことを気にするわけではなく、必死に海夢を姫と呼び視線を求めます。

まるでそこには上下関係があるようかのようです。

海夢の視点

次に俯瞰した海夢の視点から見た囲みが見えます。

海夢からすれば増えすぎた囲みは、すでに一人一人の顔を認識できないほどです。

群がる人々の中で周囲を見ていますが、ハリボテのような人の波が描かれています。

目を閉じると新菜の顔が浮かび、コミケ前の言葉が浮かびました。

虜にさせるように振る舞ってほしいという言葉が思い出され、海新菜にうまくできているか問います。

海夢の頭の中の新菜は、海夢ならできるという言葉をまっすぐな目で伝えた映像が反芻されました。

新菜の視点

海夢の囲みがどんどん大きくなる一方で、新菜は過去の海夢を見ていた時の映像が頭の中に浮かびます。

読者モデルのバイトのとき、文化祭でのミスコンのとき、そして今回の囲みでの撮影の状況と場面が変わりました。

新菜はその様子をなぜか暗い瞳で眺めています。

新菜自身が言った、虜にさせるように振る舞うという言葉が頭の中を巡り、その文字にはペンで塗りつぶし消したような線が追加されていました。

新菜は囲み撮影の様子を見て、なぜか口をキュッと閉じ、次のコマでは虜にさせるように振る舞ってほしいという文字と、文字がほぼ塗りつぶされ読めなくなっている文章がついされています。

そして最後にポツリと、今更気がついたという言葉が小さくつぶやき、新菜の視点でのシーンが終わりました。

最初の少年の視点

次は海夢のハニエルを撮影するために、最初に並んだ少年からの視点です。

少年の独白にはこれから毎年コミケに来るだろうと、今日という日を追いかけ、心臓の音や高揚感をまた体験したいと語ります。

ただ海夢の扮するハニエルに出会えた感動を超えることはないだろうとも反論しました。

海夢にとってここまで大きくなった囲みの、一人ひとりの顔はもはやわからなくなっていると思いますが、少年はそれでもいいと言います。

初めて気持ちがわかった

天命13巻にはなぜ、ハニエルに群がった人たちが笑って死んでいったのか、どうして逃げなかったのかわからないと少年は考えていました。

少年はその理由がわからず、目の前で人が死んでいく様を見て、足がすくんでしまったからだとか、恐怖のあまり笑うしかなかったのではないかなど、自分なりに予測をしていました。

しかし少年は、海夢のハニエルを見て初めて、天命で死んでいった人たちの気持ちを理解します。

生きててよかったと思えるほどの美しい天使が現れ、しかも微笑みかけてくれるのです。

神秘的とも言える美しさに、全てが満たされてしまったようでした。

そして最後に人で埋め尽くされた海夢の囲みが映され、99話が終わります。

【その着せ替え人形は恋をする】最新99話の感想

次はネタバレを読んだ感想を書いていきます。

もし、違うご意見や感想がありましたらコメント欄までお知らせいただけると嬉しいです。

さまざまな視点が描かれた回

今回の話で特徴的だったのが、海夢の思考、新菜の思考、撮影に来た少年の思考が表現されていて、それぞれのキャラがさまざまな気持ちや想いを細かく書かれていました。

シャッター音や周囲の音を表すオノマトペも、途中から描かれておらず、音を置き去りにするほど深い心情を描かれていたのではないかと思います。

次回が100話という大きな区切りなので、次回に大きな進展がありそうな気がします。

ストーリーに深みをもたすために、各キャラがどのような心境なのかを描いてくれるのは、個人的に大好きなので、今後どんどん書いてほしいですね。

海夢の独白シーンがなんとなく切ない

海夢がコミケ前に言われたことに対して、新菜に語りかけているシーンがありますが、記憶の中の新菜が答えるだけで、どこか寂しさを感じます。

周囲の人はもはや人のシルエットとしてしか認識しておらず、声や音も遠く描かれているようで、このとき海夢は新菜に対しどのような想いを持っていたのか気になりました。

新菜が恋心を自覚した？

99話で最も謎で印象的だったのは、大きな囲みの外にいる新菜でした。

新菜は何度か遠くから海夢を眺めていたのですが、今回はどこか暗く、目には光がありません。

まるで海夢が新菜を置いて遠くに行ってしまうような印象を受けた描写でした。

「虜にさせるように振る舞う」という指示を出した新菜の言葉にも、コマが進むごとに黒い線が増えていき、最後の文章は1行追加されているのに、書き殴ったような線で全く読むことができません。

さらに今更気がつくなんてという言葉もあり、これは憧れていた海夢に知らずに恋していたことに気がついたのでは？と予想しています。

次の話でわかるといいのですが、まるで闇堕ちしたかのような珍しい新菜が印象的です。

2人の行方についてはコチラの記事で考察しています。

・【その着せ替え人形は恋をする】付き合うのは何話？海夢と新菜の恋の結末をネタバレ考察

この記事のまとめ

以上、【その着せ替え人形は恋をする】最新99話のネタバレ感想！止まらない天使の快進撃という記事でした。

今回の記事をまとめますと以下になります。

• 囲み撮影はさらに大きくなる
• 海夢のハニエルはみんなを虜にしている
• 各キャラの視点が描かれている
• 新菜がついに恋心を自覚？

ついに99話目まできましたが、次回は2024年に100話目を迎えます。

今回はどちらかというと次の話のために、力を溜めたり伏線を置いたりしているのかなという感じでした。

次回はついに記念すべき100話が楽しみですね。

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。