【百鬼調書 怪異調査はこちらまで】はどんな漫画?怪異・登場人物や伏線を考察!

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【百鬼調書 怪異調査はこちらまで】は、怪異を専門に調査するS市危機管理局の公務員たちを描いたホラー漫画です。

本庁から地域環境調査課へ出向した榊は、高校時代の先輩・椚とともに、正体の分からない怪異や奇妙な事件を調査することになります。

怪異を祓ったり倒したりするのではなく、あくまで「調査する」という独特な仕事内容も本作の面白いところ。

さらに物語が進むにつれて、作品タイトルにもなっている「百鬼調書」やS市に隠された謎も少しずつ明らかになっていきます。

そこで今回は【百鬼調書 怪異調査はこちらまで】とはどんな漫画なのか、あらすじや登場人物、作中に登場する怪異・事件、面白いところや伏線についてご紹介・考察します。

目次

【百鬼調書 怪異調査はこちらまで】はどんな作品?

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まずは【百鬼調書 怪異調査はこちらまで】の作品情報をご紹介します。

  • 作品名:百鬼調書 怪異調査はこちらまで
  • 作者:倉一ひや
  • 既刊:4巻
  • 同作者の別作品:火喰鳥を食う

あらすじ

地域環境調査課に出向した榊(さかき)は、そこで高校卒業以来となる先輩・椚(くぬぎ)と再会します。

本庁のエリートがよりによってウチに……と椚は哀れみますが、榊が出向したS市危機管理局の地域環境調査課は、表向きこそ防災対策や地域環境の調査を行う部署。

しかしその実態は、怪異専門の調査機関でした。

さらに榊は霊感が強く、オバケの類が大の苦手。

そんな榊は初仕事から、すでに3人の行方不明者が出ている、とある村の怪異調査に同行することになります。

榊の霊感は有名?

現場に到着した椚は榊にお守りを渡し、今回の調査は怪異と遭遇できればゴールだと説明します。

まずは聞き込みと見回りを行いますが、すでに3人が行方不明になっているとサラッと告げられ、榊は重大情報を先に言えと怒りました。

一方の椚は慣れた様子で、周囲にはすでに多くの魑魅魍魎がまとわりついています。

どうやら椚は霊や怪異に好かれやすい体質らしく、本人は自分にくっついている程度なら気にしなくていいと、あまり気にしていませんでした。

怪しい村と祠

橋の入り口で椚は地中の汚れを調べるため霊符を設置し、本命となる山中の祠について調べ始めます。

すると貼り付けたような笑みを浮かべる村人が現れ、榊が差し出した名刺を食い入るように見つめました。

村人たちは祭りの日だからゆっくりしていけと口々に話し、2人が祠へ向かおうとしていることまで把握している様子。

さらに普段は立ち入り禁止の祠へ、特別に案内してくれることになります。

あからさまに怪しい村人たちを榊は警戒しますが、椚は能天気に案内を受け入れました。

2人とも死ぬ?

村人と別れたあと、榊は今回の調査に危険はないのか椚へ問いただします。

すると椚は、余程のことがなければ怖い思いをする程度だと説明。

榊がその「よほどのこと」が起きればどうなるのか聞くと、椚は笑顔で「2人とも死ぬ」と答え、榊は先輩への評価を改めました。

その後、祭りの役員に案内されて山へ向かいますが、行方不明者について聞かれた村人は質問をはぐらかし、2人を鳥居の前まで案内すると、あとは「福の神」に参るよう伝えて去っていきます。

チグハグな祠

鳥居をくぐった榊は何も見えないものの、強烈な恐怖を感じていました。

椚はそれが一番ヤバイと言いながら先へ進みます。

やがて祠へ到着しますが、山への出入りは厳重なのに祠の扉は開けっぱなしで、中には御神体らしきものもありません。

さらに供物を置くような皿には、手でちぎられた紙が置かれていました。

椚が確認すると、そこに書かれていたのは榊の名前。

先ほど村人へ渡した名刺が供えられていたと分かり、椚はすぐに撤収を指示します。

そして次の瞬間、木々の合間から3mを超える巨大な鬼のような顔が現れました。

撤収

叫びそうになった榊の口を椚が塞ぎ、2人は怪異と目を合わせず、存在を無視するようにゆっくり鳥居へ戻ります。

なんとか鳥居を抜けると車まで走り、そのまま村を脱出。

その頃には村人たちも車の周囲へ集まっていました。

コンビニまで逃げた2人は本部へ報告し、榊の初仕事はひとまず終了します。

山にいたモノは?

村人たちは山にいる存在を「福の神」と呼んでいましたが、椚は絶対にそのような存在ではないと考えていました。

祠には御神体もなく、本来祀られていた神様はすでにいなくなり、村人自身も今では何を祀っているのか分かっていないのではないかと推測します。

さらに榊と椚は、村人たちによって怪異への供物にされかけていました。

榊が村人たちは放置していいのかと聞くと、椚は「供物になりに戻るのか」と返します。

そして、自分たちの仕事はあくまで調査まで。

得体の知れない神様は祀らないことだと話し、今回の一件を締めようとしました。

しかし緊張が切れた榊は、恐怖から突然涙を流し始めます。

改めて「怖すぎる」と嘆く榊を椚が慌てて褒めちぎると、榊はあっさり立ち直り、最初の怪異調査は幕を閉じました。

怪異を調査する公務員という独特な設定

国や都道府県が運営する行政機関で、怪異を調査する公務員という独特の設定の漫画でしたが、アナタはどう思いますか?

依頼されさまざまな部署をたらい回しになった案件が、最後にいくつくところのようにも思えますし、S市という場所にそれだけの依頼やトラブルがあるという見方もできます。

さらにその先には、上層部しか知らない秘密もあるのかも知れませんし、人が触れてはいけない領域なのかも知れません。

さらにはS市庁舎にの旧館は呪物などを管理している関係か、それとも異界に繋がっているのか、迷うと出られなくなるとも言われています。

いったいS市には何があるのか、これから謎が徐々に解き明かされるのが楽しみです。

【百鬼調書 怪異調査はこちらまで】の登場人物

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ここからは百鬼調書に登場するキャラクターをご紹介します。

榊(さかき)

本庁から出向してきた元エリート

霊感があり霊を見たり、空気を感じたりすることができる

見た目はオールバックで真面目なお役所の人という見た目

本人は本庁に戻りたいと考えている

椚(くぬぎ)

榊の高校時代の先輩

出航した先の地域環境調査課でも先輩

過去の出来事がきっかけで情報を集めている

霊に好かれ集まってしまう体質

髪が長く襟足で束ねている

榊と比べ背も高く筋肉質

霊感はないですが彼が見えるほどの怪異は軒並みヤバイ

見えないから事故物件に住んでいる

亜丁とは裏で繋がっている

湯田(ゆだ)

地域環境調査課のオペレーター

口が悪い

椚とはタメ口で話す間柄

ヘビースモーカー

猫丸(ねこまる)

犬飼のバディ

怖いものが大好き

怪異に臆面なくドロップキックする

犬飼が何も教えないせいで地域環境調査課について無知

アドレナリンジャンキー

常に恐怖と隣り合わせにいたい

地域環境調査課は天職

犬飼(いぬかい)

常にマスクをしている

マッシュヘアにピアスをしている

嗅覚が優れている

作中ではDV彼氏みたいな表現をされている

亜丁(あてい)

メメントMoriという名義で動画配信をしている

地域環境調査課の広報課担当

オカルト系配信者Moriとしても活躍している

広報課案件として情報提供している

椚とは裏で繋がっている

汲田課長

地域環境調査課(S市危機管理局)課長

パワフルな人物

百鬼調書計画についても情報を持っている

情報の多くは語られない

成定(なりさだ)

椚の新人時代からのバディ

現在は休職中

裏S駅に滞在している

椚と因縁がある?

謎の多い人物

【百鬼調書 怪異調査はこちらまで】に登場する怪異・事件

外で読書している画像

ここからは作中に登場する怪異等をまとめています。

名も無き神

第1話で登場した神様です。

鳥居は神明鳥居で祠に御神体はなく、山全域に現れるようです。

個人に由来する物を供えることで、その者を供物と認定するようです。

日本人形

第2話から登場した怪異で、遺失物管理課に保管されている呪物です

詐術というものを用いて、人が自分を解放するように仕向け、榊はまんまと呪物を開封してしまいます。

忌み地

広報課案件で回ってきた調査依頼

公園のトイレが忌み地になっている

元は噂話でさまざまなものが引き寄せられたパターン

隣人

早期帰任を目指す榊が次に受けた案件

もともとは1つの土地を分け、家におかしなことが起こったり、隣の家から嫌がらせを受けているという調査のもと、現地へ訪れました。

調べてみると41年前には1つの土地だったものが、自動車事故で2つに分割され売りに出されたとわかり、相続のトラブルであることが分かりましたが…

お通夜

空き家の調査に足を運んだ椚と榊は、家の中を調査していると出られないことに気が付きます。

玄関には靴が並び、空は真っ赤に染まり、時計は夕方の5時を指していました。

2人は弔問客に混じり、出られなくなった家からの脱出を試みます。

T川ダム建設計画

T川のダム建設計画は数十年凍結されていて、S市の総合計画の一環で再会されることになりました。

建設事務所から来た河津は、工事の夢を見たと話し、その夢は山の奥から大きな蛇が現れ、みんな食べられてしまうというものです。

ダム建設予定地の郷土資料館に訪れた椚と榊は、そこでT川にはTが滝があり、蛇にまつわる祟りの話が語られていました。

異世界エレベーター

Q市駅前。とあるビルのエレベーターで存在しない階についた報告があり、椚と榊は調査に向かいます。

とある条件をきっかけに存在しない階にたどり着いた2人は、依頼人の恋人を探しだし、なんとか外に出ることができました。

定期調査

地域環境調査課では依頼調査意外にも、定期的に怪異の調査を行っています。

椚は有給をとっていて、榊は犬飼のヘルプとして廃ラブホテルの調査に向かうことになりました。

現場では過去に殺人事件があったようで、霊符の汚染具合から定点調査対象になっているようです。

ヒサモトコウジ

B邦大学 学生支援課前の掲示板には、明らかにおかしな条件のアルバイトが掲載されていました。

その内容は某アパートで24時に在宅確認の呼びかけがあり、「代理ものです」と答えるものでした。

椚と榊はそのアルバイトの代理として、アパートの一室に向かいます。

裏S駅(百鬼調書案件)

特定条件で発生する位置異常『裏S駅』に1人で向かった椚を追うため、榊、犬飼、猫丸は複雑な手順を進め、裏S駅に入ります。

椚は百鬼調書を受け取るため裏S駅にすでに滞在していて、久しぶりに新人時代のバディ成定と再開しました。

その後、椚と榊は無事に合流を果たし、亜丁の機転で危機を脱します。

【百鬼調書 怪異調査はこちらまで】の面白いところ

この作品の面白いところと書いた画像

次は【百鬼調書 怪異調査はこちらまで】の面白かったポイントをご紹介します。

怪異の正体が分からない不気味さ

地域環境調査課の仕事はあくまで依頼内容の完遂です。

中には調査のみだったり、接触や黙示確認までという内容も多々あるようで、問題解決には別問題として扱われていました。

知らぬが仏ではないですが、根本的な解決は仕事ではないとも語られています。

怪異を「仕事」として調査する世界観

S市の行政機関が公的に認めた、怪異を仕事として調査する仕事というのは、他作品でも見られる設定ではなりますが、かなり特異な世界観に見えました。

あくまで目的は解決ではない点や、その先には正体不明の目的があり、上層部だけが知る百鬼調書。

怪異譚の元にもなっている遺物も多数管理していて、その異質さが伺えます。

怪異だけではなく人間も怖い

怪異の不気味さもさることながら、怪異を利用しようとする人間や、怪異の原因となった人間など、ヒトコワ要素も多くある本作。

人間のどす黒さと合わせて怪異の不気味さや、解いたり払うことすら出来なくなるほどの呪いは、まさに人間の業を感じる作品です。

【百鬼調書 怪異調査はこちらまで】の伏線・謎を考察

作品の考察に関する画像

ここからは作品ないの重要と思える情報をまとめていきます。

S市危機管理局とはどんな組織?

S市危機管理局…一般的には地域環境調査課は、対外的には地域の華僑調査と謳っていますが、その本質は怪異調査。

さらには問題解決ではなく、あくまで他の課からの調査依頼や、市民の相談の解決、定期調査箇所の点検などが主な仕事のようです。

繁忙期というものも存在していて、夏の時期はその発生件数も増加傾向にあると語られていました。

怪異はなぜ存在している?

S市になぜ怪異に関する窓口や調査依頼があるのか、他の地域でも同じような部署があるのかは語られていません。

もしかすると今後何か情報があるのかもしれませんが、S市では継続して部署が存続する理由や、その必要性があるようです。

百鬼調書とは?

作品ないの情報によると百鬼調書について以下の情報がわかりました。

19xx年、S市開発計画に伴い、潜在的な危険を排除するために6名の研究員による調査が始まり、怪異を黙示確認することから始まったようです。

異界の存在を視認し、その情報を特殊な方法で物質に定着させようと観察をしていました。

同年、突如データカートリッジが出現し、内容を確認した研究員は死亡。

後に6名全員が死亡し、カートリッジに接触したことが原因ではないかといわれているようです。

研究員は目視確認した怪異と同じような変質を遂げていたようで、その計画は現在も継続中…今も地域環境調査課が行なっていることだとわかりました。

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この記事のまとめ

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以上、【百鬼調書 怪異調査はこちらまで】とはどんな漫画?という記事でした。

今回の記事をまとめると次のとおりです。

  • 百鬼調書は怪異に関する漫画作品
  • S市のとある役所でのお話
  • 行政機関とは思えない仕事内容
  • さまざまな怪異を目の当たりにする
  • 百鬼調書の秘密はまだ明かされていない

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。

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