【僕が死ぬだけの百物語】最新92話のネタバレと感想をご紹介します。
残りの怖い話も10話を切り、すでに日常や常識というものが壊れているように感じるユウマくんの周囲でですが、今回のお話を入れると残り9話。
果たしてどのような結末を進んでいくんでしょうか?
それでは【僕が死ぬだけの百物語】最新92話のネタバレと感想!実は怖い座敷童のお話をご紹介します!
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【僕が死ぬだけの百物語】最新92話のネタバレ!
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まず最初に【僕が死ぬだけの百物語】最新92話のネタバレをご紹介します。
前回までのネタバレと感想は以下をご覧ください。
前91話で夕食を持ってきて切れた母(ヒナちゃん)がいなくなり、夕食を持ってきただけだとわかりましたが、ユウマくんはいなくなったことに恐怖を覚え泣きつきます。
92話の冒頭ではユウマくんとヒナちゃんは楽しくトランプをしたりお菓子を食べて過ごしていました。
トランプゲームもひと段落した頃、母は今日のお話をということで、92個目の怖い話を話し出します。
第92夜 座敷わらし
とある旅館の一室、そこへ宿の方が食事を用意し運んできてくれました。
その部屋は普通のお客様がいるわけではなく、祭壇があり、一番上座と思われる場所は空座となっていて、女将さんと思われる人は、いなくなった事実に恐怖の色を見せています。
30年後…
どこかのホテルのリネン室と思われる場所では、宝田という従業員が整理業務を行なっていました。
そこへオーナーが声をかけてきて、宝田へ主任への昇格後に新しい業務に就くことを伝えてきます。
急な昇進の理由は、山本という前任者が亡くなり、警察でも捜査中ですが解決まで時間がかかりそうなので、従業員の中で一番職歴が長く信頼ができるからということでした。
そしてオーナーは宝田へ特別な業務を行うことを伝え、その業務を説明してくれるようです。
特別なお客様
オーナーは使用禁止の部屋へ宝田を案内し、疑問を感じている宝田を無視して、部屋に入る際のルールを説明し始めました。
ルールは以下の通りです。
- 部屋に入る前にノックをする
- 部屋に入ったら鍵を閉める
- 靴は使われないように左右逆向きに
- 祭壇の市松人形に「新しいお食事をお持ちしました」と声をかける
- 昨日出した食事を下げ、新しいものをお出しする
- 帰る前に一礼
- 昨日の食事を持って退出する
ここまでが一連の流れのようで、この業務はホテルの命運を握っているとオーナーは言い、何かあった場合には首が飛ぶと圧をかけ、明日から1人で行うようにと伝えます。
宝田は笑顔で意欲的に業務に取り組むことを伝え、オーナーからカードキーを受け取りました。
その夜…
宝田はその夜、例の使用禁止に部屋へ足を運び、迷うことなく部屋へ入っていきます。
オーナーは靴を揃えないように通しえましたが、宝田はあえて靴を綺麗に揃えました。
そして部屋の扉の横で平伏し、どうかお帰りくださいと市松人形へ、声をかけました。
すると物音が聞こえ、宝田の靴を履く小さい人形の姿が見え、部屋を去っていくようです。
その様子に宝田は満足そうな笑顔を見せました。
場面が変わりエレベーターが1階に到着し、フロントにはオーナーが立っています。
人影の背の低さから子供だと思ったオーナーは、深夜に子供が降りてきたと思い、何かあったのかと声をかけるため、フロントから飛び出し、小さな人影を目にしました。
それは先ほどの市松人形で、右手を振ると同時にオーナーの首も飛んでしまい、フロントにはオーナーのしたいが横たわります。
市松人形の後を追ってきた宝田は、涙を流しオーナーの死を喜び、また場面はが変わりました。
実は…
宝田は30年前の女将の娘だったようで、あの市松人形は座敷わらしだったようです。
座敷童は家にいる間、さまざまな恩恵を授けてくれるようですが、座敷童が去ってしまった場合には恩恵と引き換えに、家主は命を落としてしまうとわかりました。
物語冒頭の女将は、座敷童を盗まれ命を落とし、娘の宝田が座敷童を取り返し、空座だった祭壇には市松人形こと座敷わらし鎮座し、92話が終わりました。
百物語を終わらせたい理由
92個目のお話が終わり、母が拍手をして怖い話を誉めてくれているようです。
ユウマくんは百物語を初めて、複数の人が亡くなったことがどこかで引っ掛かっているのか、百物語を辞めてもいいか母に問いかけました。
母に再会するという目的は達成したというユウマくんに対して、母は百物語で現世に繋ぎ止められていると言い、やめると消えてしまうようです。
あと少しで母はヒナちゃんの体を乗っ取ることができるようで、ユウマくんの答えは聞けないまま92話が終わりました。
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【僕が死ぬだけの百物語】最新92話の感想!
次は【僕が死ぬだけの百物語】92話を読んだ感想をご紹介。
私の感想以外にもこんないけんがあるよ〜という方はコメント欄までお願いします!
束の間の平穏?
今回のお話の冒頭で、ユウマくんは母(ヒナちゃん)と楽しそうに遊んでいました。
しかしこれまでに警察官、木戸、父親と三名の人間が命を落とし、複数の人間が怪我をしたり不幸な目に遭っています。
母と思われる人格がヒナちゃんに憑依し、ユウマくんの望みもある意味叶ったように見えますが、これまでの犠牲を考えると複雑な気持ちになりました。
さらに漫画のタイトルにある【僕が死ぬだけの百物語】というタイトルは、ユウマくんの行く末を案じているのではないでしょうか?
【僕が死ぬだけの百物語】の最終話については以下で考察しています。
よければご覧ください。
座敷童怖すぎる!
いやいやいや、今回の座敷わらし怖すぎません?wwww
座敷わらしというのは、東北地方に伝わる妖怪や蔵に住む神と言われるようですが、ここまで人に危害を加えるモノなんでしょうか?
伝承では家の人にイタズラしたり、見た人に幸福をもたらせたり、とある宿では泊まった人が子宝に恵まれたりと、さまざまなご利益があるようです。
そもそも座敷童がいる宿に泊まっても、なかなか見れないと言われてますし、祀られてるのは市松人形っぽかったですね。
個人的には座敷わらし(妖怪)というより、座敷わらしという名前の呪法野ように感じました。
何で読んだか忘れましたが、どこかの有名な宿には窓のない複数の扉で囲まれた部屋を作って、神様を祀っているという話を聞きますし、今回も座敷わらしという名前で、ナニカを縛って祀っているのではないかと思います。
実際、人形が夜中動いたら恐怖で叫び声を上げると思いますし、手を振るだけで首が飛ぶなんて恐ろしすぎます。
本当に母なのか?
怖い話を終え、ユウマくんの百物語を続けるように伝える母(仮称)ですが、果たして本当に中身はユウマくんの会いたかった母親なんでしょうか?
もしかしたら母のふりをした何か別のものではないのかと考えるようになってきました。
例えば魔のものというのは、非常に狡猾でこちらを望む結果に誘導すると聞いたことがあります。
そもそも姿が見えるわけではないので、中に入っているのは今のところ自称 ユウマくんの母親ということですよね。
他にも可能性がありそうな可能性や考察を並べてみました。
- ヒナちゃんの中にいるのは母ではない?
- 母は百物語を完遂させることが目的?
- ヒナちゃんの中にいるのは別のナニカなのでは?
- 百物語を終えたらヒナちゃんの魂は消えてしまうのか?
- 母の言っていることは全て本当の可能性もある
ユウマくんの怖い話の出どころは?
いつも不思議でならないのはユウマくんの語る怖い話です。
創作ならまだわかる気がするのですが、一体どこから仕入れているのでしょうか?
私も旅行の時など助手席で道を調べたり、旅先のおいしいご飯を調べながら、怖い話をすることがあります。
それでもせいぜい10個も話せばいい方です。
小学生にしてはレパートリーが豊富すぎますし、大人の視点から見ても、怖い話も多々あります。
これも百物語が終わる頃に明らかになるのでしょうか?
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この記事のまとめ
以上、【僕が死ぬだけの百物語】最新92話のネタバレと感想!実は怖い座敷童のお話!という記事でした。
今回のお話をまとめると以下になります。
- ユウマくんは一時の団欒を楽しむ
- 今回は座敷わらしのお話
- 座敷童は首を飛ばす攻撃をする
- 座敷わらしは家の繁栄や幸福になる効果がある
- ユウマくんの母はまだ仮の状態の様子
座敷わらしといえば妖怪ですが、過去にネットで怖い話を漁っている時に、妖怪に関する仕事をしている人のお話を読んだっことがあります。
果たして今も妖怪というのはいるんでしょうか?
叶うなら私も座敷わらしに会ってみたいです。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
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