今回は【僕が死ぬだけの百物語】最新88話のネタバレと感想をご紹介します。
前回、ユウマくんの母が義理の母であると判明し、ヒナちゃんの夢の中の次の犠牲者がその義母であることが判明しました。
果たしてヒナちゃんの中のナニカは、何を望んでいるのでしょうか?
それでは【僕が死ぬだけの百物語】最新88話のネタバレと感想!ヒナちゃんに入ったナニカが動き出すのかご紹介します。
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【僕が死ぬだけの百物語】最新88話のネタバレ!
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まず最初に【僕百】最新88話のネタバレと感想をご紹介します。
前回までのネタバレと感想は以下をご覧ください。
前回、87個目の怖い話の後にヒナちゃんは夢で、ユウマくんの義母を殺す夢を見たと語り、その日は義母の介入で解散となりました。
ユウマくんは日を改めヒナちゃんに、あれからまた夢では義母に近づいたのか、質問します。
ヒナちゃんはユウマくんの言葉を聞き終えると、まるで電池が切れたかのようにベッドに倒れ、ユウマくんは驚きました。
その様子にすごく疲れているみたいだと判断したユウマくんは、88個目の怖い話を始めました。
第88夜 公園に行こう
健一と息子のナオはどうやら近くの公園に立ち寄り、ナオに手を引かれ滑り台で遊ぼうと誘われているようです。
健一は息子のナオへ、お父さんは滑り台が怖いから今度お母さんと一緒に遊んでねと言いました。
息子のナオは健一の言葉に、意味がわかっているのかわからない顔で、「滑り台でおじいちゃんが死んだから?」と問いかけます。
ナオの無邪気な質問に、健一はひどく悲しいような困ったような顔をして、ナオの言葉を肯定しました。
父が亡くなった日の記憶
健一には父が亡くなった日のことは、自分自身幼くて記憶がないようです。
母によると健一が滑り台から落下したのを、父が受け止め転倒し、当たりどころが悪くそのまま帰らぬ人となりました。
母は健一へ何度も悪くないと言い聞かせましたが、健一は強いトラウマと罪悪感から、滑り台へ2度と近づくことができなくなったようです。
気を抜いたスキに…
健一が過去の出来事を思い返しているスキに、ナオは公園へ楽しそうに入っていき、健一にも行こうと声をかけます。
健一はナオへダメだと声をかけますが、テンションが上がっているのか、ナオはいうことを聞かず、滑り台のもとへ走っていきました。
そして健一に、滑り台は全然怖くないといい、滑り台へ登ろうとしています。
健一は自身の過去のこともあり、ナオが危ないと怖いはずなのに滑り台へ駆け寄りました。
思い出される過去
トラウマの滑り台へ駆け寄る健一は、脳裏に暗い中で公園に一緒に行こうという、誰かの顔が脳裏に浮かびました。
健一自身その記憶に覚えがないようで、一瞬なんでそんな映像が思い出されたのか、不思議に思います。
しかし記憶よりも、息子のナオはすでに滑り台の頂上まで登っていて、健一は滑り台の階段へ足を踏み出しました。
あの日の記憶?
健一の脳裏ではフタが外れたように、過去の記憶が流れていて、深夜に酒を飲み健一を起こし、公園に行こうと誘う父の映像がフラッシュバックしています。
健一はその記憶が父が死んだ日の記憶なのではと考えていて、滑り台の階段を1段上がるたびに次の記憶が流れてくるようです。
次の記憶は深夜の公園で、まだ小さい健一はこんな遅い時間に遊んでもいいのかと父に問います。
父は酔いも醒めないまま、誰もいない方が邪魔されないと言い、健一と繋いでいる手の反対にはカバンを持っているようです。
記憶違い?
ナオと健一は階段をまた1段上り、次の記憶が再生されます。
幼い健一は深夜で眠い中、楽しさが勝ったのかブランコとジャングルジムで遊び、次は滑り台を上がっていきました。
滑り台の頂上には父の背中があり、現実でも先を行くナオが滑り台の頂上で健一を待っています。
健一はそこで聞いていた話と記憶が違うことに気がつき、あの日滑り台に上がっていたのは父の方だということを思い出しました。
父の背中を押す
幼い健一は滑り台の頂上で、なぜ父が滑り台を滑らないのかわからず、早く滑りなよと急かしています。
父は震えていて、怖いから健一が父の背中を押してくれないかと頼みました。
健一は慣れ親しんだ公園で、滑り台の何が怖いのかと笑い、父の背中を思いっきり押します。
そして次のシーンでは母の顔があり、事故だったと、健一は悪くないと、忘れなさいと健一へ言い聞かせました。
思い出してしまった
健一はあれほど避けていた滑り台で、本当のことを思い出してしまい、呆然と立ち尽くしています。
ナオは健一の方へ向き直り、「お父さん、背中を押して」とねだってきて、次の瞬間、息子のナオの顔は亡くなった父の顔になっていました。
健一は突然のことに驚きますが、ナオが不思議そうに健一に呼びかけると、顔は元に戻っています。
息子の背中を押す
健一はナオの小さな背中を押すと同時に、父の背中を押した記憶が蘇ります。
父は滑り台の手すりにロープをくくり、健一に押してもらい、ドタバタと暴れた末に絶命しました。
過去の記憶が蘇り、幻想を見ているのか背中を押したはずがなおの姿はなく、目の前には亡くなったはずの父が、ロープで首を吊った姿があり、88個目の怖い話が終わりました。
動き出すヒナちゃん
88個目の怖い話を語り終えると、ヒナちゃんが起き出していて、部屋を出ようとしています。
ユウマくんはヒナちゃんへ帰るのかと声をかけると、ヒナちゃんは体は前をむているのに、首だけで180度回しこちらを見ました。
その目は穴のように真っ黒で、すぐに帰ってくると言いました。
そしてその前に家をきれいにしておかないといけないと言い、ユウマくんといつも読んでいたのに「ユウマ」と呼び、88話が終わります。
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【僕が死ぬだけの百物語】最新88話の感想!
次は【僕百】88話を読んだ感想をご紹介します。
あくまで個人的な感想になるので、違うご意見などはコメント欄までお願いします。
トラウマ必死の話
なかなか今回は怖い話だったなと思いますが、アナタはどう思いましたか?
過去のトラウマも「自分が父を殺した」と心に傷を負うには十分な内容ですし、さらに幽霊なのか過去の幻想なのか現実と混ざってしまうという感じでした。
自分がもしこんな過去の話を秘めていて、思い出してしまったら、その場で卒倒してしまうのではないでしょうか。
似た話を聞いたことがある
今回の怪談でふと思い出したのが、湖の話です。
「今度は落とさないでね」というタイトルで語られることが多い怪談ですが、簡単にあらすじを説明すると、とある夫婦が湖に子供を突き落とし、数年後に偶然にもまた同じ場所へ辿り着きます。
夫婦は1人目の子供が亡くなった後に2人目の子供を育てていて、1人目の子供が亡くなった場所と同じ場所で、2人目の子供が「今度は突き落とさないでね」という怖い話でした。
様々な設定やパターンがありますが、もしかしたら今回の話で登場した息子のナオは、亡くなった父の生まれ変わりなのかもしれません。
ヒナちゃんの中に入っているのは実の母?
第1話から88話までユウマくんの怖い話は「誰か」に向けて語り続けています。
その正体は過去の記事で、ユウマくんの実の母なのではないかと考察していますが、今のヒナちゃんの中にいるのは誰なのでしょうか?
ユウマくんを親しげに呼び、ユウマくんの父もその手にかけているようです。
ユウマくんの実の母親については、作中でも語られていないので謎のまま現在に至ります。
今回の話の最後に家の中をキレイにすると言っていましたが、次の怖い話では義母も犠牲になってしまうのでしょうか?
ユウマくんの家族や最終回の考察については以下の記事でまとめています。
よければ過去記事もご覧ください。
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この記事のまとめ
以上、【僕が死ぬだけの百物語】最新88話のネタバレと感想!ヒナちゃんに入ったナニカが動き出す?という記事でした。
今回の記事をまとめると以下になります。
- 今回は過去のトラウマ蘇る話
- ヒナちゃんの中には何かいる
- 家の中をキレイにする意味とは?
- 義母は絶体絶命?
今回は「公園に行こう」というタイトルのお話でしたが、私の頭の中にはずっと「そうだ、京都に行こう」という言葉がリフレインしていました。
最近は出かける予定が天候を理由に中止になったりしたので、家に引きこもってばかりいないでたまには外に出ないといけませんね。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
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