今回は【僕が死ぬだけの百物語】の65話について、あらすじを含めたネタバレや、読んだ感想について書いていきます。
ユウマくんの百物語も後半戦から進み、終盤に差し掛かろうとしています。
今から100話目がどのような結末を迎えるのか楽しみですね。
【僕が死ぬだけの百物語】の最終回については、以下の記事で考察していますので、よければ読んでいただけると幸いです。
それでは【僕が死ぬだけの百物語】の65話のネタバレ&感想と徐々に終わりに向かう百物語について書いていきます。
僕が死ぬだけの最終回に関しての考察記事はコチラ▼
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【僕が死ぬだけの百物語】65話のネタバレ
まず初めに、65話のネタバレを書いていきます。
もしまだ未読の方は、ご了承の上で読み進めてください。
作中のセリフなどは使わず、私が読んだ内容の解説になります。
第65夜 児童販売機
警察官の遺体が見つかり2日経過し、まだユウマくんの元には警察官は来ていません。
もしかするとこのままやり過ごせるのではないかと、ユウマくんは淡い期待を口にします。
65話目が終わったらヒナちゃんの元へ向かうようです。
そうしてユウマくんはまた怖い話を語り出します。
子供授かることができ、親を得ることができる
この世のどこかに不幸にも現世では生を終えた子供たちが、再び親を得るチャンスを与えられる自販機のようです。
また子供が様々な理由で先立たれたり、離れ離れになったりした大人には子宝を得るチャンスとなります。
子供が欲しい女性が自販機を見つける
そんな児童販売機ですが、作中では理由が語られていませんが、どうしても子供が欲しかった女性が、明らかに人気のない山の中を進み、児童販売機を見つけます。
児童販売機の見た目は自動販売機
児童販売機は一見して、普通の飲料水が購入できる自動販売機と大差ありません。
電気すらないような山中の開けた場所に、ポツンと設置されていて、横にはリサイクルボックスのような箱も置かれています。
女性は戸惑いながらも児童販売機を利用する
やっとのことで見つけた児童販売機で、女性は注文ボタンを押します。
自動販売機から、何もプリントされていない飲料水の缶がガコンと音を立てて、取り出し口に現れました。
缶を手に取ると缶の表面に「ミミコ」と印字されていました。
缶の中には人が入っている
女性は缶を開けると、中から母を呼ぶ声がします。
覗いてみると、子供のものと思われる目が、缶の中から覗いていました。
驚いた女性は缶を手落としてしまいますが、その缶の中から人型の何かが這い出し、みるみる人の子供の大きさに変化します。
子供は女性をママと呼び、女性も子供を自分の子供だと声をかけます。
販売機の補充に来た天使
母と子の出会いに安堵していると、茂みの奥からケースのような箱を持ったナニかが、児童販売機へ向かっていきます。
見た目は人ではなく、長い耳や翼があり天使のように見えます。
自動販売機の管理人
女性は天使へ声をかけました。
すると天使は自分自身を、この児童販売機の管理人だと名乗ります。
街中でたまに見かける、自動販売機の補充のように入れ替え作業に来たと、女性に伝えました。
女性は再び子供を得ることができた嬉しさから、自動販売機の素晴らしさを天使に伝えます。
素晴らしいからこその願い
女性は天使へこの児童販売機は素晴らしいからこそ、もっと人の手に届く場所へ設置して、たくさんの人に利用して欲しいと申し入れます。
しかし天使は、自身の役目なのか子供達の親選びを一度失敗し、間違ってしまったため、次は子供を不幸にしないため、こんな場所に児童販売機を設置したことを伝えます。
児童販売機にたどり着くことが試練
天使は続けて児童販売機に辿り着くことこそ、親になる人間に課せられた試練であると言います。
強い覚悟持った人間に、子供達の親を任せたいということでした。
保存期限には限界がある。
ミミコを女性へ託した天使でしたが、入れ替え作業を続け、児童販売機から取り出した缶を並べたかと思うと、おもむろに中身の入った缶を踏み潰します。
子供が入った缶を踏み潰したことで、中の液体が女性にかかります。
戸惑いを隠せない女性は、天使に一体何をしているのかと問いかけます。
天使は真面目な顔で処分をしていると答えました。
どうやら児童販売機の缶には保存期限があり、限界を迎えると中身が入った状態でも処分しないといけないようです。
天使からすべての缶を引き取ってくれるのかと問われた女性は、缶の中から母を呼ぶ声が聞こえながらも、その場を後します。
ここで65個目の話が終わりました。
ユウマくんはヒナちゃんの元へ
話を終えたユウマくんは、ヒナちゃんの元へ向かおうとしました。
しかし部屋の外で待ち構えていたかのように、母親に止められてしまいました。
母は外に出ようとするユウマに対して、まだ犯人が見つかっていないし上、近所で物騒だからと、外出しないよう伝えます。
その言葉にユウマくんは、まさか家に来ていた警察官だったなんてと母に言います。
母はそんな情報はどこにもないし、まだわかっていないのになんのことだとユウマくんに返答します。
そこで自分が迂闊だったとユウマくんが気がつき65話は終了しました。
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【僕が死ぬだけの百物語】65話の感想
ここからは65話目を読んだ感想になります。
あくまで一個人の感想なので、こんな意見もあるよーという方はコメントまでお願いいたします。
児童を販売してい自動販売機
記事を書いていて「児童販売機」というのは、最初誤字かと思いました(笑)
日本だと割と当たり前ですが、山の中とか明らかに誰も管理されていなさそうな場所で、普通に飲み物が自販機で売っていたりしますね。
実は海外だと自動販売機というのは、様々な理由から屋内などにしかないようですね。
今回は山の中のお話ということで「あ〜…なんか日本ぽいな〜」ぼんやり考えていました。
様々なモノの側面を描いた話
今回の話全体を通して思ったのが、色々な反対の側面をを含んだ話なのかと思いました。
どういうことかというと、子供を失った親と親に恵まれなかった子供、日本だとカンタンに利用できる自販機が、場所は人里からかなり離れた場所にあったりと色々、反対の側面を描いているように見えました。
極め付けは親に恵まれなかった子供に、第二の人生を与える天使ですが、期間が過ぎたらまた処分してしまうという残酷さなど、矛盾とは言えないまでも、言っていることとやっていることがチグハグな感じがしました。
怖くはない話だけど…
全体を通してオバケがでたり、主人公が酷い目にあったりはしないのでそこまで怖くはない話です。
気味が悪い部分もあり、なんとも言葉にしにくいのですが、胃の中に黒くて重い何かを流したかのような感覚がしました。
誰も悪くないんだけど、みんな悪いみたいな話で、作品をここまで読んだ中で、複雑な後味の悪さでした。
すでにこの話を読んだ方はどのように思われたでしょうか。
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この記事のまとめ
以上、【僕が死ぬだけの百物語】の65話のネタバレ&感想と徐々に終わりに向かう百物語の記事でした。
今回の記事をまとめると以下になります。
- 子供のための児童販売機の話
- 見つけるのは至難を極める
- 管理しているのは天使
- 保存期限を超えると処分されてしまう。
- いろんなモノの側面が描かれている
- 怖くはないが後味が悪い話
ところで、個人的にずっと思っていることなんですが、決して小学生がする話じゃないですね(笑)
自分がもし小学生で怖い話をするのなら、トイレの花子さんくらいしか思い浮かびません(笑)
それでは今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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