【ありす、宇宙までも】ネタバレと感想!2025年大注目の作品を紹介!

今回はマンガ大賞2025大賞作品の【アリス、宇宙どこまでも】のネタバレと感想をご紹介します。

宇宙を目指す少年少女のお話ですが、それぞれに隠された事情や、普通とは違う環境などがあり、一度読み始めると目が離せません。

それでは2025年大注目の作品【ありす、宇宙までも】のネタバレと感想をご紹介していきます。

目次

【ありす、宇宙までも】のネタバレ!

まず最初に【ありす、宇宙までも】の1巻を読んだネタバレをご紹介します。

あくまで私が読んでまとめた内容となりますのでご了承ください。

第1話 ありす、誕生

物語の冒頭、朝日田という女性が記者会見を受けていて、史上初の日本人女性の船長(コマンダー)になったことがわかりました。

貴社の質問は家庭との両立に関する質問でしたが、朝日田は早く宇宙に行きたいという言葉を発し、記者陣は呆気に取られます。

次に記者の1人が、ISS(国際宇宙ステーション)の船長というものは、20人に1人亡くなると言われる宇宙飛行士100人のトップに立つ存在だと言い、朝日田が命を預けてもいいと思えるほど信頼している人物は誰かいるのか問いかけます。

朝日田はある同級生だと答え、物語は過去へと遡ります。

「朝日田ありす」は小学6年生で、みんなの人気者の美少女でしたが、両親はすでに故人で、幼い頃から海外で暮らしていた結果、どの国の言葉も満足に話すことができず、毎日学校から帰ると疲れ果てて眠ってしまっていました。

同級生の犬星類は頭の良さで周囲から神童とされていて、ありすに対しても思ったことをそのまま伝えていますが、誰とでも対等に扱いますがその分、周囲と壁ができてしまっています。

そんな2人が出会い、ありすの現在の状況は『セミリンガル』というバイリンガルとは違う、言語習得が中途半端な状態を指す状態だとわかりました。

類はありすへ、なんにでもなれるということを伝え、放課後の1時間をもらい、2人で勉強することにします。

そしてありすは、宇宙飛行士になり空の上にいる父と母に会いに行くと伝えました。

第2話 ファーストレッスン

中学1年生になり、ありすは今日から類にん勉強を教えてもらうことをソワソワしながら待ち望んでいました。

類は校門の前で待っていて、ありすに小学一年生の国語のドリルを見せますが、ありすは恥ずかしがり両手でドリルを隠します。

勉強場所はありすの両親の遺品がある納屋で、ここを拠点として放課後の勉強会を始めました。

ありすのは算数は問題なく、国語が壊滅的と類は告げ、ありすは宇宙飛行士になるからグズグズしていられないと返しました。

類はアルテミス世代だと言い、概要について説明しますが、これからは日本人でも女性でも宇宙飛行士になれるんだと教えます。

しかし英語とのバイリンガルが最低条件で、セミリンガルは宇宙飛行士から、最も遠い存在だとありすの夢を壊しますが、将来…26歳から逆算して宇宙飛行士になるため、毎日「明日なにをするべきか」考えることになりました。

そしてありすは紙吹雪のようなたくさんの「宇宙飛行士になるためやること」を書き出し、2037年のJAXAの宇宙飛行士募集を目指します。

明日やることが楽しみなありすと同様に、類はありすに協力する目的がわからず、ありすの両親がいないことが理由かと聞きます。

類は親ガチャなんて…と大声をあげますが、すぐに冷静になり謝罪の後に、このプロジェクトを絶対に成功させようと机に向かいました。

第3話 初めての色

次の日、ありすは類の両親がどんな人か気になり、友人に聞いてみました。

帰ってきた言葉はいい感じの人という言葉で、類の性格の悪さが不思議だと言います。

放課後、類は宇宙飛行士になるためにありすが書いた「明日やることリスト」をまとめ、宇宙飛行士に求める8つの特性に分類しました。

その中の1つに「色がわからない」という記載があり、類は今日は筑波宇宙センターにきたのに、無駄足だったかと嘆きます。

類はありすの説明に、色覚異常はないが、色に対する言葉や解釈が違っていることを面白いと言い、色を表す言葉は流動的でうつろいやすいものだと言い、色の名前が生まれるルールを解説しはじめました。

たくさんの色に名前と解釈をつけ、2人は宇宙センターを歩いていると、ありすは1つのポストカードに目を奪われます。

ありすはそのポストカードを買うことにし、たまたまそこに居合わせた昼埜(ひるの)は、ありすにまた会う気がすると言いました。

その日の帰り、ありすは類になぜ親ガチャの話しをするなと言ったのか問います。

類はそれが自分の信条だと言い、子供は自分の力で未来を変えられると言い、ありすの言葉で協力することを決めたことがわかりました。

そして類の過去は児童養護施設の出身だったことがわかり、消灯時間が過ぎても公園の灯りの下で必死に勉強していたようです。

里親に引き取られてからは、さらに日々勉強に力を入れ、全国テストでも名前が載るほどの成績で、類にも夢/目標があるようで、それを叶えるために日々努力していることがわかりました。

帰りは夜になってしまい、今まではたくさんの色があって怖かった都会の街並みは、ありすにとって初めて見る美しいものになり始めます。

第4話 ドアの向こう側

宇宙飛行士になるために自習も欠かさないありすは、髪の毛が長いのはジャマだと考え、髪を切ることにしました。

しかし自分でもよくわからない心のざわめきを感じ、理髪店から逃げてしまいます。

自分でも理解のできない情動に、不思議な思いを残したまま、いつもの勉強会に場面が変わります。

類は宇宙飛行士になりたい理由が弱いと言い、もう1つ2つエピソードが欲しいと独り言を発し、アリスが何の話か聞きますが、次にやる「発信力・表現力」を鍛える、自分の気持ちを言う「哲学対話」のことだと説明します。

セミリンガルは「深い感情」を言語化できない壁にぶつかりがちなようで、哲学を用いて自分の意見を安心して人に伝えるトレーニングをはじめました。

他者との対話は類にとっても初めての経験で、ありすにとっても深く考えることができた、成功体験になったようです。

翌日になり、ありすの友人はありすの髪の毛先が茶色いことに気がつきました。

昨日の哲学対話で出た日焼けが髪の毛にもあったんだと気がつき、そこからありすの心のドアが開きます。

思い出の中、母はありすの髪を嬉しそうに梳かしていて、アリスは自分の髪の毛の根本を触りながら、10歳、9歳、8歳、7歳、6歳と毛先に向けて指をすべらせ、同時に思い出が溢れ出してしまい、教科書で顔を隠しながら涙を流していました。

深い感情を学んだありすは、髪の毛は母とのつながりで、思い出が詰まったものだから、切ったら悲しくなると理解したようです。

そして放課後、類へほんとうの自分になって宇宙へ行きたいと言い、類はその言葉をそのままパソコンに打ち込み、宇宙飛行士選抜試験ワークショップ中学生の部に申し込みます。

第5話 試験

再び宇宙開発センターを訪れたありすと類は、昼埜に再会しました。

ワークショップは選抜形式で、試験ごとに人数が減っていき、1つ目の試験では知識と体力を試され、2つ目の試験では日本人としての誇りを試されます。

ありすは運動神経はいいものの、知識はまだ発展途上で、折り紙についてもほぼ未経験でした。

3つ目の試験は英語で自己紹介でしたが、バイリンガルの少年に、自分の正解バージョンだと劣等感を抱く結果になります。

4つ目の試験は違和感を探す試験で、ワークショップの参加者は部屋中を調べ回りますが、何も見つけることができず、ありすは耳に手を当て、違和感の正体がわかったかもしれないと言い、1巻の幕を閉じました。

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【ありす、宇宙までも】を読んだ感想!

作品を読んだ感想の画像

ここからは【ありす、宇宙までも】の1間を読んだ感想になります。

あくまで個人の感想になるので、違う感想やご意見はコメント欄に寄せていただけると嬉しいです。

思ったより重い内容

この作品を目にした当初、絵のタッチなどから小中学生の可愛い女の子と、頭の良い男の子が宇宙を目指す明るい話かと最初は思っていました。

しかし思っていた以上に重い内容でした。

2人のメインキャラクターのどちらも両親がおらず、お互いが別々の環境で生きづらさを感じていて、1話ですでに作品に引き込まれていました。

しかも1話冒頭では宇宙飛行士の船長になっていることもわかっているので、ここからどのように話が発展していくのか気になって仕方ありません。

まだ1巻しか読んでいないですが、たぶん全巻買うと思います(笑)

初めて知ったセミリンガル

バイリンガルという言葉は以前から知っていましたし、トリリンガルとか複数の言語話者がいるというのは知っていました。

しかしどちらの言語も完全ではない『セミリンガル』という言葉があるのは、恥ずかしながら初めて知りました。

よく考えれば確かにそういう人がいても不思議ではないと思います。

ジャンルの違うさまざまな作品や、何かに特化した作品を読んでいると、いろんなことを勉強できるのでお得ですね(笑)

しかし犬星類の知識の深さというか、幅広さは凄まじくないですか?

第4話は思わず涙する

自分でもよくわからない感情の波にさらされ、髪の毛を切るだけと思っていましたが、その感情の波の先には、亡き母との思い出が詰まっていたというのは、まだ両親を亡くして時間が経っていないありすが涙するの仕方ありませんよね。

茶々丸

私も普通に泣きました(笑)

唐突に感動シーンが出てくるのはずるいなと思いつつ、ありすと同じくらい泣いたかもしれません。

確かに年齢とともに思考や思想を深掘りして言語化することって、徐々にできてくると思います。

あの時はあんな感情があったんだとか、あの頃はあんなふうに考えていたんだとか…対話や心を深掘りする大切さを知ったように思います。

犬星くんの目的が気になる

何でも知っていて、常に勉強を怠らない犬星類は一体どんな過去を暮らしていたのか気になりますが、1巻では少しだけその過去が垣間見得ました。

児童養護施設で暮らしていて、消灯時間が過ぎても公園の灯りで勉強していたエピソードは、ただ努力が好きとかいうよりも何かの執念を感じるほどでした。

朝日田ありすの躍進も気になりますが、それ以上に犬星類からも目が離せませんね。

最近は宇宙関連の作品が豊作

今回は【ありす、宇宙までも】という作品に注目しましたが、最近宇宙関連の漫画作品がたくさん見つかりました。

ざっと調べたり私が読んでいるものをまとめてみました。

  • ありす、宇宙までも
  • COSMOS
  • 君と宇宙をあるくために
  • 放課後、僕らは宇宙に惑う

などなど、たくさんの作品があり、どの作品もそれぞれに魅力があって面白いのでぜひ読んでみてください。

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この記事のまとめ

この記事のまとめの画像

以上、【ありす、宇宙までも】ネタバレと感想!2025年大注目の作品を紹介!という記事でした。

今回の記事をまとめると以下になります。

  • マンガ大賞2025大賞作品
  • 中学生が宇宙を目指し叶える物語
  • セミリンガルという言葉をしることができる
  • 涙を誘うシーンもある
  • 楽しいだけの話じゃない

【ありす、宇宙までも】は2025年4月現在3巻まで発売されています。

作中のアリスの天真爛漫さや類の秀才さを、ぜひ原作を読んで体感してみて下さい

コミックシーモアの口コミなどは以下の記事にまとめているので、気になる方はぜひチェックしてみてください。

>>>>【コミックシーモア】の口コミは?メリットやデメリットも調査!

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。

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