この記事では【僕が死ぬだけの百物語】3話のネタバレと感想をご紹介します!
もし“自分だけの友達”を作れたら。
しかも裏切らない存在だとしたら——。
そんな想いから少年は、気まぐれに粘土を人型にした結果、命が宿ってしまいました。
果たして意思を持った粘土人形とは友達になれるのでしょうか?
【僕が死ぬだけの百物語】3話のネタバレ!

最初は【僕が死ぬだけの百物語】3話のネタバレをご紹介します。
この作品はすでに完結しているので、100話目のネタバレはコチラ
前回のネタバレと感想や考察はコチラ
第3話 ねんどマン
勉強をしていたユウマくんは、周囲を確認すると、3つ目の話を語り出しました。
中学校を転校し、友達がいなくなったハルトは暇を持て余し、粘土で友人代わりの人形を作ります。
それが『ねんどマン』。
ハルトはおふざけのつもりで、作るのをやめてしまうと、後ろから声をかけられ振り向くと、さきほどのねんどマンが、立ち上がり水をかけるように要求してきました。
ハルトは叫び声を上げますが、ねんどマンの要求通り水をかけ、その後すぐに仲良くなったようです。
ハルトはねんどマンのおかげで久しぶりに大笑いしたと語っています。
人には人の友人を
ある日、学校からハルトが帰宅すると、ねんどマンはパソコンを操作しているところに出会し、勝手に触るなと注意しました。
ねんどマンの調べによると、ねんどマンは付喪神の一種ですごいだろうと威張りますが、ハルトはそっけない態度をとり、ねんどマンと口論になってしまいます。
最終的にハルトはねんどマンを箱に押し込もうとすると、フタを開けてくれという必死のお願いに、ハルトはフタを開けました。
そこには今までのねんどマンと違い、人に近い状態に成形されたねんどマンがいて、これで自分も人間だと言うと、ハルトに箱に押し込まれ、ねんどの箱ごと捨てられてしまいます。
本当の友達
さらに後日、ハルトは学校で、友人と称するクラスメイトたちにパンを買ってくるように言われ、買い物をすませると屋上へ向かいます。
クラスメイトたちがハルトが来たかと振り向くと、そこには人間サイズのねんどマンがいました。
クラスメイトの1人は、ねんどマンに因縁をつけ殴りかかりますが、粘土の中に腕が沈み込み、そのまま腕を折られてしまいます。
その頃ハルトは校内で買い物を済ませ、必死に屋上に向かって走っていて、もう屋上に辿り着くというところで、ねんどマンを見つけました。
ハルトは復讐のために来たのかと問いますが、ねんどマンは迎えに来たと言い、ハルトは屋上へ続くドアが粘土で塞がれていることに気付きます。
扉の向こうを見たハルトは血の気が引き、踵を返すと、ねんどマンはハルトの友達は私だけだろうと問い、ハルトはもちろんだと答えました。
ユウマくんの家の違和感
3つ目の話が終わり、物語を語るユウマくんの部屋にも、わずかな違和感が漂い始めています。
3話になり初めて誰かが部屋に入ってきます。
部屋に入ってきた人物は、喋っていたかと問うと、ユウマくんは音読だと答え、その人物は部屋を後にし、3話目が終わりました。
【僕が死ぬだけの百物語】3話の感想や考察!

【僕が死ぬだけの百物語】3話の感想や考察をご紹介します。
ねんどマンはなんなのか?
作中で登場するねんどマンとはなんだったのか、少し整理して考えてみましょう。
- ハルトの気まぐれで生まれた
- 一人称は「私」
- ハルトより年齢が高いような話し方
- PCを利用するなど現代の知識もある
- ねんどマンの調査では付喪神
- 自身の体を成形可能
- 粘土の量次第では人の大きさになれる
- ハルトに対して優しい態度
こうやって情報を並べてみると、つくづく変な存在に思えます。
ねんどマンはハルトが生み出し、ハルトに優しい存在ですが、その優しさはハルトの世界を閉じる方向に働いていました。
ねんどマンは付喪神?
ねんどマン調べでは、自身を付喪神と自称していましたが、果たして本当にそうなのか付喪神について調べてみました。
付喪神は本来、長い時間を経て生まれる存在。
しかしねんどマンは違います。
まるで“ハルトの孤独”そのものが形になったように現れた、異質な存在なように見えました。
なぜねんどマンは生まれたのか?
今回のお話で不思議に思ったのは、なぜねんどマンが生まれたのかです。
何か儀式をしたわけでも、古い道具に命が宿ったわけでもなく、なんの変哲もない粘土を人形に成形しただけのものでした。
ねんどマン自体が怪異なのかも知れませんが、生まれた時から大人びた口調に、現代知識もあり、人間を簡単に壊すことができる力もある。
ねんどマンとは友達ではなく、ハルトを独占する存在になったのかもしれません。
この記事のまとめ

以上、【僕が死ぬだけの百物語】3話のネタバレと感想!命が宿った粘土の怪談という記事でした。
今回の記事をまとめると以下になります。
- 粘土に命が宿った怪談
- ねんどマンは孤独の具現化
- 優しさは支配にもなる
- 友達という言葉の怖さ
- 百物語は少しずつ歪み始めている
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。

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