この記事では【僕が死ぬだけの百物語】1話のネタバレと考察をまとめます。
ユウマくんが語り始めた最初の怪談は、決して派手ではありません。
しかし読み終えたあと、なぜか冷蔵庫を開けるのが少し怖くなる──
それがこの物語の始まりです。
【僕が死ぬだけの百物語】1話のネタバレ!

まず最初に【僕が死ぬだけの百物語】1話のネタバレをご紹介します。
この作品はすでに完結しているので、100話目のネタバレはコチラ
第1話 つれびと
百物語の始まりは誰かのモノローグで始まり、その視線の先にはユウマくんが窓から飛び降りようとしていました。
ユウマくんに言葉をかけ止めたかったモノローグの主は、百物語を知っているかとユウマくんを呼び止めます。
翌日、ユウマくんは普通に投稿し、モノローグの主は安堵し、嬉しい気持ちになりました。
1話目の始まり
ユウマくんによると、ヒナちゃんから百物語の存在を知り、100話目が終わると本物の幽霊が現れると知りました。
そこで、実際にためして幽霊に会うために1話目を語り出します。
死後の世界は?
死後の世界はどうなっていのかという語り出しで始まり、死人や幽霊についての解説の後、場面はどこかのカップルの会話に切り替わりました。
ユキはマサヒロに牛乳を買うように頼んでいたはずですが、マサヒロは生返事を返し、あきれたユキはコンビニに牛乳を買いに向かいます。
マサヒロはユキの帰りが遅いなと思いつつ、そのまま寝る準備を始めると、風呂場の奥からユキが全裸でマサヒロを呼ぶ声がしますが、寝るからと断りました。
その後、ユキは豹変しユキではないと見破ったマサヒロの耳に、ユキが帰ってきた音が届きます。
帰ってきたユキ?
帰ってきたユキは先ほどの風呂場同様に、体の半分しか見せず、牛乳を買い忘れなければと恨み言をつぶやきます。
ユキから目が離せず、呆気に取られているマサヒロは、着信を知らせる振動に気付き、誰かも確認しないまま電話に応答します。
それはユキの訃報を知らせる電話で、目の前の光景と電話の内容が一致しておらず、マサヒロはさらにパニックになります。
イタズラだとユキに近づき、扉を開けるマサヒロですが、ユキの左半身はとても生きているような状態に見えず、マサヒロは家の中に急いで駆け込みます。
家中の戸締りを急いで行ない、玄関前には家具でバリケードを築いたマサヒロは、冷蔵庫の前でへたり込み一安心しますが、冷凍庫からユキが顔を出し、1話目の怖い話が終わります。
【僕が死ぬだけの百物語】1話の考察

次は僕が死ぬだけの百物語の1話目を読んだ考察や感想をご紹介します。
盛大な終わりの始まり
僕が死ぬだけの百物語はすでに完結していて、あらためて第一話を読むと、また違った怖さを感じます。
100話目と1話目の温度差や、1話目の前のユウマくんの行動などを見比べてみるのもいいかもしれません。
※この物語は各話単体では完結しません。
百話を通して“何が起きていたのか”をまとめた記事はこちら。
ユキはなぜ半分だったのか
牛乳を買いに行ったユキは、マサヒロの前では途中から常に半分の向かって右側しか見せませんでした。
それはユキが買い物の際に交通事故に遭ったからだと分かりましたが、なぜマサヒロに対してコチラに来るような言動があるのでしょうか?
体の半分しか見せないという描写は、単なる事故の結果というよりも、「すでにこの世の存在ではない」という象徴のようにも感じます。
生きていた頃のユキと、死後のユキ。その境界が“半分”という形で表現されているのかもしれません。
私としてはマサヒロの立場からすると亡くなったはずの恋人に、道連れのような形にされそうになるのは、恐怖でしかないと感じます。
1話目は王道な怪談
1話目の怪談は軽めな感じでしたが、なぜマサヒロ視点で終わった怪談をユウマくんは語ることができたのでしょうか?
この“語りの不自然さ”こそが、本作全体の鍵なのかもしれません。
この百物語の意味は100話に近づくにつれ明らかにされていくので、ぜひあなた自身で目撃してください。
この記事のまとめ
以上、【僕が死ぬだけの百物語】1話ネタバレ|ユキはなぜ“半分”だったのか?百物語の始まりを考察という記事でした。
今回の記事をまとめると以下になります。
- 【僕が死ぬだけの百物語】の始まり
- 壮大な終わりの始まり
- 前編を読めばわかる不穏さ
- 1話目と100話目を見比べて欲しい。
1話目は王道怪談に見えて、すでに百物語という“語りの装置”が動き始めています。

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