今回は【僕が死ぬだけの百物語】最新95話のネタバレと感想をご紹介します。
物語の終わりまで残り6話。
このまま物語は終わってしまうのでしょうか？
そしてここまで支えてくれたヒナちゃんとはお別れになってしまうのでしょうか？
それでは【僕が死ぬだけの百物語】最新95話のネタバレと感想！ユウマくんはヒナちゃんと別れを告げるのかご紹介します。
【僕が死ぬだけの百物語】最新95話のネタバレ！
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まず初めに【僕が死ぬだけの百物語】最新95話のネタバレをご紹介します。
前回までのネタバレについては以下の記事をご覧ください。
前回、ユウマくんはヒナちゃんの命を取るか、母との暮らしを取るか思い悩んでいました。
母はユウマくんの元を去り1人になる時間を作ろうとしましたが、母と離れることも嫌なユウマくんは、状況に流されつつも母と一緒にいることを選択したようです。
ユウマくんはヒナちゃんは天国へ行ったら幸せかと問い、母はとても素敵なところだからと答え、仮初の安心を得たようで95個目の怖い話を語り出しました。
第95夜 あの祠
Aさんはやっとの思いで、『赤子の祠』に辿り着きました。
周囲には「お供え禁止」や「不法投棄厳禁」の立て札があり、石でできたと思われる小さな祠は苔むしていてかなり古いように見えます。
Aさんはどうか赤ちゃんを授かりますようにと、どうか私たち夫婦に子宝をと祠に向かって手を合わせ、その場を去りました。
帰ろうとしたとき、Aさんは参道の途中で何かの声が聞こえていることに気がつき、祠に引き換えします。
よく聞くとそれは赤ん坊の泣き声で、泣き声は先ほどの祠のお地蔵さんから聞こえていることがわかり、Aさんは困惑しました。
お地蔵さんはどこか悲しそうな顔をしていて、お腹が空いているのかと、コートのポケットにあったアメをお地蔵さんにお供えします。
お地蔵さんの顔はどこか笑顔に見え、Aさんは満足そうに微笑み、お地蔵さんに別れの挨拶をして、また参道へと進みました。
祠の真相
参道が終わる頃、Aさんはそこで我に帰り、私は1人で何をやっているんだと気がつきます。
そして近隣の住人と思われるおばあさんに、Aさんのような若い人が、赤子の祠へ足を運ぶなんて珍しいと言われ、Aさんはあそこは子宝祈願の祠と聞いていて、それなら若い人も多くくるのではないかとおばあさんに問いました。
おばあさんはあの祠はそんないいモノではないと言い、あそこは赤子の恨みを供養するための祠だと衝撃の事実を告げます。
祠のある山は昔、口減しで赤子がたくさん捨てられ、その供養のために祠を作られたとも教えられ、おばあさんはあの祠にお供えなんてしてないだろうねとAさんに聞きました。
あの祠には関わってはいけないと言い、何が起きるかわかったもんじゃないと忠告します。
Aさんはおばあさんの言葉に背を向け、ちょっと忘れ物をしたと言い、先ほどの参道へ引き返しました。
行きにはなかった景色
Aさんは心配しすぎかもしれないと自分に言いながら、あのアメは持って帰ろうともときた道を戻ります。
しかし、元来た道のはずがとても長く感じ、周囲を見ると先ほどはなかったたくさんの祠を見つけました。
Aさんの足取りも徐々に重くなり、腰も痛みだしとうとう膝をつき、吐いてしまいます。
そして突然の体調不良にAさんは混乱し、腹部の痛みを感じ手を当てると、知らないあいだにAさんのお腹は、まるで臨月の妊婦さんのように膨らんでいました。
Aさんは気のせいだと自分に言い聞かせ、一刻もはやくアメを回収しないとと、辛い体に言い聞かせ参道を進みます。
しかしお腹の中のモノは、今にも外に出たがっているようで暴れ回り、Aさんは破水しついに倒れ込んでしまいました。
倒れ込んだところは参道の終わりで、Aさんはやっとの思いで、祠にお供えしたアメを回収しようとしますが、祠にはアメの包み紙のみで、お地蔵さんもいなくなっていました。
Aさんはお地蔵さんがいない祠をぼうっと眺め、Aさんの足元からは赤ん坊の泣き声が聞こえ95個目の怖い話が終わります。
ヒナちゃんに別れを言う覚悟
95個目の怖い話を終え、ユウマくんはお母さんへヒナちゃんが天国に行ったら、会えなくなってしまうんだよねと問いました。
母はしばらく会えなくなると答え、ユウマくんはお願いと言い、ヒナちゃんに会いたいことを伝えます。
それは母ではなくヒナちゃんを選ぶのかとお母さんが言いかけたとき、ユウマくんは否定しヒナちゃんにお別れが言いたいんだと答え、95話が終わりました。
【僕が死ぬだけの百物語】最新95話の感想！
次は【僕が死ぬだけの百物語】最新95話を読んだ感想を書いていきます。
あくまで個人の感想になるので、違う意見はコメント欄でお待ちしています！
理不尽はいつも突然に！
子宝に恵まれる噂を信じて足を運んだところが、まさか供養のための場所で祟りまであるなんて誰が想像ついたでしょうか？
怖い話でいつも思うのは、理不尽とはいつも突然にやってきます。
私は幸いにも怪談や怖い話を体験することはありませんが、こんなの完全にもらい事故ですよね？
理不尽というのはいつも突然、身に降りかかるので、この記事を読んだアナタも注意した方がいいかもしれません。
Aさんはだまされた？
ふとこの話を読んで気になったことなんですが、果たしてAさんはどこから情報を仕入れたのでしょうか？
最近だと多くの方はネットから情報を仕入れていると思います。
大多数が見ることができるネット上にもしかして、悪意を持った誰かが嘘の情報を書き込んだんでしょうか？
もしくは子宝に恵まれないAさんを、誰かが貶めようとして仕組んだ罠ということも考えられないでしょうか？
真相は闇の中ですが、果たしてAさんは無事なのか気になります。
立て札はちゃんと読みましょう！
怖い話の冒頭で「お供え禁止」や「不法投棄厳禁」ということが書いています。
こういった立て札は経験上、古いモノであれば従った方がいいと痛感した出来事がありました。
ある日、友人と遊びに出かけて道に迷ってしまい、潰れたスキー場にたどり着いたことがあります。
沿岸部に住み、綺麗な雪景色が珍しかった私は、外に出ようとしましたが友人に止められました。
そこには明らかに大型の動物の足跡が続いていて、その先には少し寂れた「熊出没注意」の看板を見つけ、急いで山道を引き返したのは今でもいい思い出です(笑)
アナタも山の中で注意する系の立て看板を見つけたら、注意した方が賢明だとおもいます。
ユウマくんは本当にお別れを言うだけ？
94話ではヒナちゃんとお母さん、どちらかしか選べないということがわかり、最終的にお母さんを選んだように見えますが、果たして本当にお別れをいうだけなんでしょうか？
次の話にならないとわからないですが、ヒナちゃんもまだ天国にいきたくないでしょうし、お母さんが本当の母親の霊なのか、まだわかりません。
残り5話、果たしてユウマくんはどのような選択をするのでしょうか？
この記事のまとめ
以上、【僕が死ぬだけの百物語】最新95話のネタバレと感想！ユウマくんはヒナちゃんと別れを告げる？という記事でした。
今回の記事をまとめると以下になります。
- 今回は子宝に恵まれる祠の話
- 祠は実は供養のためのものだった
- お供えものをしてはいけない
- 理不尽はいつも突然に
- 立て看板はよく読みましょう
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
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