【裏バイト:逃亡禁止】スーパーの話をネタバレ考察!登場する怪人の正体とは一体?

今回は【裏バイト:逃亡禁止】の中から、スーパーの話をネタバレ考察をご紹介します。

私たちが普段身近に利用しているスーパーマーケット。

【裏バイト:逃亡禁止】の読者ならご存知かと思いますが、ただのスーパーではありません。

果たして、裏バイトを雇うスーパーとは一体なんなのか?

それでは、【裏バイト:逃亡禁止】スーパーの話をネタバレ考察と、登場する怪人の正体とは一体?なんなのかご紹介していきます!

裏バイトの他の話はこちらにまとめてあります。

>>>【裏バイト:逃亡禁止】の考察とネタバレ!作中に登場する怖すぎる裏バイトをご紹介!

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目次

【裏バイト:逃亡禁止】スーパーの話をネタバレ

スーパーマーケットの画像

まず最初に今回のネタバレをご紹介します。

スーパーマーケットの話は第43章・117話〜119話で公開されています。

スーパーマーケットの店内パトロール

物語の始まりは日常風景、忘れずに買うよう声掛けする客、子供を注意する親、物価の高騰を嘆く声、店員に物の場所を確認する声など、ありふれた日常が広がっていました。

今回の裏バイトの冒頭では黒領ユメと白浜和美は、エプロンをつけ売り場を歩いて回っています。

どうやらスーパーマーケットの営業開始から数時間、売り場を歩いて回る店内パトロールのようです。

特別な店内放送

百貨店やスーパーマーケットでは、たまに業務連絡のため店内放送を行なっています。

店舗ごとで違うこともあるそうですが、以下に一覧をまとめます。

  • 1番:休憩
  • 2番:お手洗い
  • 3番:レジ応援
  • 4番:その他応援
  • 5番:来客
  • 6番:万引き
  • 7番:不審者
  • 8番:危険人物(緊急時)

今回のスーパーマーケットでは通常と違い、9番目の内線番号があります。

  • 9番:怪人

この怪人とは一体なんなのか?まだここでは、怪人の正体はわかりません。

白田くんはこのスーパーマーケットを知っている

店内パトロールの休憩中。

白田くんは今回働くスーパーマーケットについて知っているようです。

白田くんによるとこのスーパーマーケットはおかしく、何度も人の命が失われるような事件が起こっているようです。

白田くんの母も過去にこのスーパーマーケットで命を落とし、それでも営業は続き客が入り続けていると語っています。

「わかってしまった」と叫ぶ客

休憩が終わり、店内パトロールを再開した3人。

また日常の光景が広がっている中で、突如1人の男性が叫び出します。

何がわかったのかわかりませんが、その様子はかなり深刻な様子でした。

その場居合わせた白浜和美は最初呆気に取られますが、怪人ではないと判断し内線7番(不審者)の店内放送を行ない、迅速に男性は連れていかれました。

ついに登場する「怪人」

同時期、店内の別の場所では黒領ユメが目を見開いていました。

そこには異形の面(?)をし、体のシルエットを隠すマントのような物を羽織った、まさしく怪人と形容するべきモノがいました。

店内放送で内線9番(怪人)を行なっている最中、店内の別の場所から女性の叫び声と思わしき声が上がります。

見つかったバラバラの人体

叫び声の方向には乳製品コーナーがあり、そこには男性の頭部、両手足がバラバラに陳列されていました。

場面は切り替わり、白浜和美が見つけた男性はバックヤードで、店員に話を聞かれていました。

一体男性は何がわかったというのか語っています。

男性がわかってしまったのは、私たち人類は支配されていて、それは国や宗教、政治家や権力者、秘密結社や神ではなくスーパーマーケットに支配されていると言います。

バイト帰りに…

見つかった人体は警察を呼び、実況見分と聞き取り調査が行われているようです。

警察の話ではどうやら「例のスーパー」と言われるほど、このスーパーマーケットは有名なようです。

営業終了後、宿に向かっていると白田くんが声をかけてきました。

どうやらスーパーマーケットで見つけた怪人について、黒領ユメに話を聞きたかったようです。

今回の裏バイト先は2人の家から遠いのか宿をとっており、2人は白田くんを招待しました。

そこで白田くんは怪人について話を聞き、黒領ユメは白田くんの母に似ていることを伝えます。

茶々丸

黒領ユメと白浜和美が止まっている宿の名前が「やっすい亭」なのは笑いました(笑)

怪人が登場すると見つかるバラバラの人体

別の日に移り、またも怪人が登場しますが、内線9番(怪人)の店内放送とともに消えました。

そして今回は何も起こらなかったことに安堵しました。

しかし生肉コーナーを確認している店員が、今日はもう休業であると言います。

そこには「野上 純也 小間切れ」の文字があり、いつの間にか人がパッケージングされて、販売されていました。

茶々丸

いやいやいやいや、恐ろしすぎません?

なぜか営業再開できるスーパーマーケット

今回のようにかなりの頻度で、人命に関わる事件が起きているのに、なぜ営業再開できるのか、なぜ客足も減らないのかと白浜和美は疑問を口にします。

白田くんはこのスーパーマーケットはイカれていると語り、早く怪人に会って、その仮面を剥ぐことに執心しているようです。

幕間

場面が変わり、女性がキッチンに立ち今日の献立と、その献立を聞く家族と思われる人物が描かれています。

その家族の顔は徐々に変形し、狂気じみてきたところ、スーパーマーケットのお客様の声が掲載されていました。

そこには切羽詰まったような文字で、「たすけて」の4文字だけが書かれています。

現れ続ける怪人

いまだに怪人が現れるようで、内線9番(怪人)を店内放送する度に、どこかで人命が失われています。

今回は笑みを浮かべた男性が縦半分だけ吊るされており、その頬には50%引きのシールが貼られていました。

宿のシーンに切り替わり、2人は白田くんの今回の裏バイトの目的について質問します。

白田くんの目的は、お金や母の復讐などではなく、具体的な理由も持ち合わせてないようでした。

何か大事なことが理解できていない、わかっていないようでそれが何かわかるまで、裏バイトは続けるようです。

黒領ユメの優しさに母の面影を見た白田くんは、黒領ユメに生き続けることを願います。

夜警に回される3人

翌朝、夜警の警備員が息絶えて倒れているところが発見されました。

スーパーマーケットの店長は、黒領ユメ、白浜和美、白田くんの三名へ、警備員の代わりに夜のスーパーマーケットの警備へ回るよう依頼します。

夜になり、スタッフルームで休憩をしている黒領ユメと白浜和美は、朝に発見された警備員が裏バイトの1人であったと言います。

同時刻、夜警の見回りをしていた白田くんは、スーパーマーケットの一角で怪人のマントが懐中電灯で照らした先に見え、後を追います。

そして、ついに怪人に追いつきました。

怪人はクサくない

黒領ユメの危険察知能力である嗅覚は、夜のスーパーマーケットが少々クサイことを告げていました。

ただ怪人からはその危険なニオイはしないようで、店内放送をすると消えてしまうことから、それが仕事の目的のようです。

しかしそれなら通常の従業員でもできると思いますが、怪人に関わり過ぎることで何か良くないことが起こると危惧しています。

怪人のお面を剥ぐとそこには?

怪人に追いついた白田くんは、怪人を捕まえついにそのお面に手を伸ばします。

そこには目や鼻、口から血を流しながらも笑っている女性の顔がありました。

そして怪人に関わりすぎた白田くんも、ついに「わかって」しまい、「わかっちゃった」と叫び声を上げます。

日常という檻で飼われている私たち

白田くんは黒領ユメに歩み寄り、母は命を落としたのではなく、解放されたのだと言います。

怪人は実は過去にスーパーマーケット命を落とした人たちで、解放された人たちは怪人になり、みんなのヒーローになると続けます。

黒領ユメは何から解放されるの問いかけると、白田くんはそれはスーパーマーケットであると答えました。

「アレ」に支配されている

またキッチンに立つ女性と、献立を聞く家族の場面に切り替わり、まるで無限に思える日常のワンシーンが繰り返し描かれています。

そしてとうとう、いつまでこれが続くのか疑問を口にしました。

また白田くんの話に戻り、私たちは「日常」という檻の中で飼われていて、白田くんは解放されることを願った瞬間、体がバラバラになり解放されました。

黒領ユメはバラバラになった白田くんに、日常は檻などではないと叫びますが、もう届きません。

そして何かに気がつき、そのニオイに恐怖します。

店長は何かを知っているようで、怪人に関わり過ぎるとやられてしまうことを知っていました。

夜なら営業時間外なので、昼間の営業には関係がないということのようです。

怪人はある存在と敵対しているようで、日常を檻と感じるのはその存在のせいだと、抽象的な概念ではないと黒領ユメと店長は理解しているようで、その支配している存在こそがスーパーマーケットと語り、幕を閉じました。

今回の裏バイトの詳細

  • 勤務地:〇〇県 ドイエー南店
  • 時給 10,000円x出勤日数31.0日 計1,240,000円

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【裏バイト:逃亡禁止】スーパーの話を考察

スーパーマーケットの画像

次はスーパーの話を考察していきます。

あくまで私の考察なので、違う「意見や個撮があるよー」という方は、コメント欄までお願いします。

スーパーマーケットとは一体なにか?

作中の最後まで明確な存在は確認できませんでしたが、スーパーマーケットとは一体なんなのでしょうか?

黒領ユメによると、日常を檻と感じるのは抽象的な概念の話ではなく、実際に存在する存在と語っています。

日常という日々を檻にして、管理や観察しているのが、てスーパーマーケットという怪異のようです。

茶々丸

わかるようなわからないような…

解放とは一体なんなのか?

解放=命と落とすことのようですが、なぜ解放されると命を落とすのでしょうか。

スーパーマーケットは日常を檻にして、私たちを支配していて、怪人はスーパーマーケットと敵対しています。

怪人は日常に紛れ込んだ非日常と考えると、関わり過ぎると檻の中から排除されるのではないでしょうか。

檻から解放された結果、命を落としスーパーマーケットが作った理の外の存在「怪人」となってしまうのかもしれません。

茶々丸

日常を檻というのは最初分かりませんでした。

別のものに置き換えて考えて、たとえば動物園の檻が見えないガラスなどでできているとします。

本来は視認もできず、中の動物は完全に支配されていて、飼われている意識もありません。

しかし自分が人間に支配されていて、管理下にあると気がついた瞬間に、檻の外に出されてしまうと考えるとしっくりきました。

黒領ユメがなぜ恐怖したのか?

物語の最後、黒領ユメが何かを認識し恐怖の声をあげています。

おそらくですが「白田くんと過ごした日々」が、日常になりかけたことで、檻を認識できてしまったのだと考えられます。

最後のページのコマ割りでは、周囲に人間の指のようなものと、不自然に分割されたコマが並んでいます。

黒領ユメはこの観察者を認識した結果、恐怖したのかもしれません。

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この記事のまとめ

この記事のまとめの画像

以上、【裏バイト:逃亡禁止】スーパーの話をネタバレ考察!登場する怪人の正体とは一体?という記事でした。

今回の記事をまとめると以下になります。

  • このスーパーマーケットは怖い場所
  • 怪人には解放された人たち
  • スーパーマーケットは私たちを支配している存在
  • 檻を認識すると解放(バラバラに)される

この記事を書いていて、人生で一番多くスーパーマーケットって打ち込んだ気がします(笑)

裏バイトの中にはこんな超常の存在といいますか、一般人では理解ができない存在が登場するので、クセになりますね。

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。

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