今回は弐瓶勉先生の最新作【タワーダンジョン】1巻のネタバレと感想をご紹介していきます。
弐瓶先生の注目の最新作は今までのSFから離れ、王道ファンタジーのようで、読む前から楽しみにしていました。
それでは【タワーダンジョン】1巻のネタバレと感想!弐瓶勉先生の王道ファンタジーについてご紹介していきます。
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【タワーダンジョン】1巻のネタバレ
まず最初にタワーダンジョン1巻のネタバレを書いて行きます。
1巻の内容を個人の視点から書いていますので、ご了承下さい。
弐瓶先生の作品含むオススメの漫画は以下の記事でご紹介しています。
・10巻前後で完結のおすすめ漫画8選!マニア向けも名作もご紹介!
第1話 餌撒き名人ユーヴァ
物語の冒頭、どうやらどこかのお姫様に父に擬態した何かが襲いかかり、天空にある塔と呼ばれるものを呼び出しています。
これが今回の物語の舞台になるようです。
ところ変わりどこかの田舎のような景色の中、本作の主人公であるユーヴァは朝の日課である、鳥の餌やりのために家を出ます。
祖母の話によると、何年も前に窓から餌を撒いて飛び散らかしたことがあるとのことですが、いったい何年前の話なのかとユーヴァは呆れているようです。
ユーヴァが鳥たちに餌をやっていると、どこからか大声で自分を呼ぶ声が聞こえます。
妹は高いところから兄を呼び、視線の先を見るように促しました。
そこには昨日までなかったはずの、巨大な塔が鎮座しています。
塔が出現した理由
田舎の村にもすぐに話は広まったようで、父が出現した理由は王女が竜の塔に連れ去られたからのようでした。
軍隊はもちろん王女を助けにいったようですが、塔に住んでいる化け物に返り討ちにされてしまったらしく、王女奪還はなかなか難航しているようです。
竜の塔が降臨すると災厄が訪れると言い伝えもあるようで、実際に塔の近くの村は人がいなくなったり、異常気象なのか夏なのに寒さが残ってしまったりと、色々と問題が起こり始めているようでした。
兵士の招集
軍がやられてしまったこともあり、ユーヴァの住む田舎に兵としての招集がかかっているようで、村人が話し合っているのが耳に入ったのか、自分が兵として村から旅立つことになります。
家族や周囲の人と別れを済ませ旅立ったユーヴァでしたが、塔の近くの拠点の状況はあまり良くないようで、複数の怪我人や空気も殺伐としているようです。
ユーヴァは正式な兵士ではないので、おもに荷物運びや片付けなどの雑用を担当していたようなのですが、他の人と違う力強さに竜の塔へ荷物運びとして抜擢されました。
竜の塔内部へ
田舎で生まれ育ったユーヴァにとって、大きな竜の塔や不思議な生物などに周囲を警戒しながら進みます。
ユーヴァの今回の持ち物は大きな樽が2つあり、どうやらのその中身は50階層にいる『大縻汁蟲(だいびじゅうちゅう)』に有効な塩が入っているようでした。
兵士が囮になりユーヴァは大縻汁蟲に塩をかける大役を任され、なんとか塩を命中させましたが、大縻汁蟲の命を絶つまでにはいたらず兵士もすでに満身創痍のため、とどめを刺すのもユーヴァが担うことになりました。
ラスボス登場
兵士からの指示で大縻汁蟲に向かうユーヴァですが、そこで意外な人物から声がかかります。
物語の冒頭、王に擬態していた塔を動かした死霊術師(名称不明)が映像のみで登場し、大縻汁蟲は門を守ろうとしただけだと、罪はないのだと考えるように言いました。
しかし捕まっていた王女は、塔の最上階に行くために殺されはしないと言い、配慮など捨てて敵を討ち倒すよう伝えます。
死霊術師は塔に住む権利やさまざまなんメリットなども伝え、ユーヴァを懐柔しようとしますが、ユーヴァーは最終的に大縻汁蟲にとどめをさしました。
塔からの帰還
ユーヴァが打ち倒した大縻汁蟲は、倒した後にピンポン玉みたいな玉を残しました。
敵の親玉はその玉は王女と100階層で交換すると言い、映像は切れてしまいます。
ユーヴァたちは負傷者もいるため拠点に戻ることにし、帰還を待ち侘びていた者と合流し第1話が終わります。
第二話 半身の竜と火の魔法使い
大縻汁蟲討伐後、塔に向かう部隊が再編され再度王女奪還に向かう様子が描かれています。
そこには今回も荷物持ちとしてユーヴァも荷物持ちとして、参加メンバーとして名前が呼ばれました。
魔法使いリリセンは意欲的に参加する意思をみせますが、体が弱っているようで、今回も拠点で回復に専念するように言われ、待機になるようです。
竜の塔60階層から80階層
前回、50階層の大縻汁蟲を倒したため、今回はその上の階層にチャレンジしている一行ですが、木でできた階段や塔の割れ目を登っていくなどかなりの危険が伴っています。
今回は誰1人大きな負傷もなく80階層に到着しましたが、この階層は大きな広間になっているようで、塔の端からでは向こう側が見えないほどに広くなっているようです。
ようやく塔の中心に到着し、上の階層へ行くための階段をみつけますが、そこにはなんと上半身だけのドラゴンがいました。
ドラゴンは1つしかない階段を守っており、討伐するしか先に進む方法は内容です。
束の間の休息
塔から戻った一行はドラゴン対策もあり、休暇をもらえたようですが、明確にどのように討伐するのかは決まらない様子です。
副団長のルデアムはユーヴァを呼び出し、ユーヴァに稽古をつけることにしたようで、魔法使いのリリセンはそれが気に食わないと言った態度をとります。
稽古の際にたまたまユーヴァの剣が、ルデアムを傷つけてしまうと、リリセンは魔法を使いユーヴァを攻撃しました。
ユーヴァもルデアムも大事には至らなかったようですが、リリセンとの溝はより一層深いものとなってしまいます。
撤退命令
80階層の攻略に難儀しているところに、王国議会の決定を伝えに使者がやってきました。
王国議会は竜の塔からの王女奪還は中止し、王国の秩序を守るため撤退しろということです。
王はもともと『ドラクメタモル(竜化人)』というものだそうで、その王の喪失と王女の誘拐で王国中で恐怖と混乱が広がっているようで、その鎮静化や内紛を起こさないために団長である王妹のミンサーベルに戻る必要があるようです。
しかし団長は王女奪還こそ、この事態の沈静化に必要だと考えているようで、話は平行線ですが議会の決定は絶対のようで団長は王国に戻ることになりました。
新米騎士ユーヴァ
兵団内にも撤退命令は伝えられ、こんなところで帰還することになるとは思わず、ユーヴァをはじめみんな意気消沈しています。
副団長のルデアムは何か考えがあるのか、団長にある提案をしました。
翌日、団長と副団長に呼び出されたリリセンとエリクォ。
2人はこの竜の塔に残ることを命じられます。
そして続いて呼ばれたのはなんとユーヴァでした。
ユーヴァは騎士の鎧に身を包んでいて、その場で団長に近衛兵団として兵士になり、近衛兵団第七分隊として王女救出任務を継続するようです。
果たしてたった3人で王女を救うことができるのか?というところで1巻が終わりました。
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【タワーダンジョン】1巻の感想
次はタワーダンジョンを読んだ感想をご紹介していきます。
あくまで個人の感想になるんので、違う意見がある方はコメント欄までお願いします。
弐瓶勉先生の新境地
ついに弐瓶先生の新作が始まりましたね!
弐瓶先生といえば私の中ではSFのイメージが定着していて、だいぶ路線が変わったなーという印象ですが、竜の塔などに見られる巨大建造物などは、今まで通りの作風で安心しました。
BLAMの頃から読んでいる弐瓶先生の作品ですが、今回もかなり楽しみですね。
他とは少し違った王道ファンタジー
最近では異世界転生もののファンタジーがどこの本屋でも目に入りますが、【タワーダンジョン】は、開くから王女を救うというかなりの王道ファンタジーのようですね。
ただの農夫のユーヴァは一体これからどんな活躍を見せてくれるのか期待してます。
1巻では世界観を掴むくらいでしたが、今後この世界の謎が徐々に明らかになるんでしょうか。
久々の統治局のマーク
弐瓶ファンの皆様ならすでにお気づきかもしれませんが、1話に出てきた50階層に入る際の黒い鎧の門番ですが、頭に統治局のマークありましたよね?
弐瓶先生の作品はスターシステムを採用していて、東亜重工や統治局などが複数の作品に登場するので、読者としても今回はどのような用語が出るのか気になっています。
ユーヴァの家には何か秘密がある?
作品の中でユーヴァが頑丈であると、作品の冒頭から語られていますが、ちょっと一般人を超えた腕力を持っているようです。
祖父に関しても戦に出て兜と盾を持っていたことから、何か戦士の家系なのかな?と予想しました。
過去に何かあったのかもしれませんが、最新話まで見てもまだ公開されていないようです。
王家のドラクメタモルが気になる
【タワーダンジョン】の世界ではどうやら王様が最強の存在のようですが、ドラクメタモルとは一体なんなんでしょうね。
ドラゴンの力を持った人間や変身ができることみたいですが、魔法もある世界なのでいろんな種族の人がいても不思議ではありません。
そもそも王国議会の決定を伝えにきた使者なんて、浮いてましたしね(笑)
この記事のまとめ
以上、【タワーダンジョン】1巻のネタバレと感想!弐瓶勉先生の王道ファンタジーに注目という記事でした。
今回の記事をまとめると以下になります。
- 弐瓶勉先生の最新作
- ファンタジー作品は心境地
- 農夫ユーヴァの物語
- ユーヴァは規格外の力持ち
- 竜の姫とはいったい?
- 死霊術師の目的は不明
久々に弐瓶先生の作品に触れましたが、やっぱりイイですね。
久しぶりにBLAMEやバイオメガも読み返してみるのもイイなと思いましたが、まさかの電子書籍で購入してませんでした…
これを機に弐瓶作品をコンプリートしたいと思います。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
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