今回は【スカベンジャーズアナザースカイ】の解説と用語まとめてみました。
加工所やアーティファクトなど気になる言葉がどんどん登場する本作ですが、さまざまな言葉の意味とは?
【スカベンジャーズアナザースカイ】の解説と用語まとめ!加工所やアーティファクトについて解説していきます。
【スカベンジャーズアナザースカイ】とは?
4巻から登場した反帰還者1032番は
俺の性癖ぶち込みまくったお気に入りキャラです#スカベンジャーズアナザースカイ pic.twitter.com/ykkY4fRjEi— こぶろう(古部亮)/スカスカ4巻発売中 (@koburou) April 12, 2025
アメリカ某所にある停留所と呼ばれる研究施設、そこでBP(ブラックパレード)という謎の場所の幽霊と呼ばれる場所に存在する、物資を収集する少女たちの物語です。
少女たちは訓練を受けていて、番号で管理されていますが、自由意志を持ちBPへ足を運び、正体不明の浮遊霊や怨霊と戦います。
主人公 1010番 通称トトを中心とした物語を天海していて、作中の設備や情報などは収集隊(スカベンジャー)の会話から徐々に明らかになってきました。
停留所で生まれ育ったトトは、100万ドルを貯めて本当の空を見るという目標があります。
果たして彼女は停留所を出て、本当の空を見ることができるのでしょうか?
【スカベンジャーズアナザースカイ】の世界は?

年代はわかりませんが、現代に近い年代であることは作中からわかっています。
さらにトトが描いた絵や、通貨単位、29話の情報からアメリカであることは間違いなさそうです。
停留所の場所についても、作中ではUFO博物館やカジノという言葉などからも、アメリカであることはわかっています。
【スカベンジャーズアナザースカイ】用語まとめ

最後にご紹介するのは【スカベンジャーズアナザースカイ】に登場する用語をまとめてみました!
2025年6月現在の用語まとめなので、今後更新があればアップデート予定です。
収集隊(スカベンジャー)
後述するBPという謎の空間に落ちている物を収集する部隊と現在ではわかっています。
全員が同じスニーカーを履き、武装をしていて、訓練された人たちの総称です。
名前は全て番号で管理されていて、本名がないのか記憶が消されているのかわかりませんが、働いている人を含め違和感は感じていない様子がわかります。
長者(ラップス)
長く現場で活躍した優秀な人たちを指します。
主人公の1010番を始め、長期間生き残っている隊員は、下2桁の番号をとってニックネームで呼ぶことがあります。
1010番・・・トト
1087番・・・ハナ
1040番・・・シオ
BP内で長く活動しているからこその弊害かもしれませんが、1010番は25年ほど生まれてから活動していて、実年齢は18歳、しかし見た目は10歳で成長が止まっていました。
BP(ブラックパレード)
死者の思念が集合した場所の幽霊
BPが病院の場合、薬の幽霊を物資として利用しているようです。
BP内でしか効果はないようですが、服用した瞬間痛みがなくなる薬など、現実とはかけ離れた効果があるものが確認されています。
停留所(バスストップ)
BPを管理、研究、物品収集している団体です。
作中では収集隊 1010番をメインに物語が描かれているため、まだほとんどが謎に包まれています。
停留所の場所に関してはUFO博物館や大きなカジノがあるということから、ロズウェル近郊やラスベガスも行ける距離であることが明かされました。
もしかするとエリア51に停留所があるのかもしれません。
転送(シュレッディング)
フォルクスワーゲン社製の商用バスに乗りBPに行くことを指します。
なぜその車が
BPで行く先は、すでにわかっている場所もあれば新規開拓する場所もあり、以前は安全だった場所が急に危険になったりすることもあります。
再転送(オブザベーション)
バスに乗りBPから帰還することを指します。
BP内で負った傷もどういうわけか引き継がれません。
しかし脳や精神は違うようで、帰還して五体満足になっても復帰には時間がかかる場合があります。
帰還放棄(ミスレイド)
再転送に間に合わなかったことを示す用語です。
BPと現実世界では時間の流れが違うため、作中では3分で12日間経過していたり、世界の摂理自体が違っているようです。
さらにBP内では睡眠、食事などの必要性がないこともわかっています。
浮遊霊(フローター)
首から上はランダムな物で、首から下は人間の体という浮遊霊と呼ばれる存在です。
怨霊(アヴェンジャー)
BP内で力のある浮遊霊のボスのような存在です。
怨霊は思念が強いのか、それとも人の記憶が影響しているのか、第5話で初めて登場した怨霊は、初めて宇宙に行った犬 ライカをモチーフにしているように見えます。
場所もソビエト時代の工業地帯だったので、何か関連はあるように見えました。
さらにはゾディアックという、有名な殺人事件の怨霊も出てきているので
怨霊討伐(ビッグゲーム)
BP内のボスである怨霊を討伐することを指し、強すぎる怨霊に対しては複数チームで討伐したり、哨戒派遣で接敵したりと様々なパターンがあるようです。
時にはBP内に前哨基地を作ったりと、怨霊の脅威度で対応が異なるようです。
死霊化(モーフ)
作中で明かされましたが、収集隊も生きる力を失うと死霊化し、浮遊霊や怨霊になることがわかっています。
粒子化(アセンション)
浮遊霊や怨霊を討伐すると、まるでその場にいなかったかのように粒子に分解され消滅します。
浮遊霊の頭を狙うのが一番効率がいいようですが、収集隊の要とも言える収集物も破損するので、収集を目的とするなら首から下を狙うのがセオリーのようです。
100万ドル
1010番の大きな目標として100万ドルを貯めるということが掲げられています。
しかし出動に伴って発生した弾代や武器、切り札となるアーティファクトなどは自己負担での購入のようで、1010番は1度達成していることがわかっていますが、何か事情があったのかまだ停留所に留まっています。
加工所
戦えなくなった少女たちが行き着く所。
多くは語られていませんが、加工所に送られた少女は帰ってくることはなく、死んでしまうことが示唆されていました。
名前の性質上、人体を銃弾や食糧など資源として再利用することがわかりますが、停留所の影の部分なのか、収集隊の人たちも多くを語ろうとはしていません。
『加工所送り』は戦力外通告と同時に、死亡認定されることのようです。
反帰還者(ジャーニー)
停留所からBPへ行き、帰ってこなかった収集隊を指します。
彼女たちは何か大きな目的があるようですが、2025年6月現在までまだ明らかになっていません。
さらに反帰還者は収集隊と敵対していて、停留所に戻っても現実とBPの時間の差などで、命を落とす可能性が高いことが示唆されています。
摘果隊(スクラッパー)
反帰還者(ジャーニー) に対する対人部隊。
怨霊ではなく、対人戦に多幸感や達成感を感じる少女たちで編成されたようです。
線量
BP内で計測される数値で、高くなるほど怨霊がいる可能性が高まります。
線量が高いと空気の異質さが体感できるようで、帰還放棄や長時間のBPでの稼働で耐性がつきます。
作中でもまだ詳細はわかりませんが、1010番のように何か人体に影響を与えているのは確かなようです。
M計画
アメリカをBPに避難させる計画のようです。
世界終焉の時に現在のアメリカの仕組みを避難させると語られていますが、不穏な言葉だけに、現在の世界情勢を示しているのかもしれません。
物理神秘(アーティファクト)
浮遊霊や怨霊を討伐することで入手できる、物理法則を超えた物質です。
例えば1040-02号 †彼方より帰し聖獣†(マーナガルム)は、第5話で登場した怨霊を討伐することで入手できました。
その効果は重力操作で、使用者への反動は全身の火傷となっています。
これは元となった犬の骨が初めて宇宙へ行った犬 ライカに基づくエピソードに沿った効果を発揮していると思えます。
ライカはソ連の宇宙開発で打ち上げられた、宇宙船 スプートニク2号に乗せられた犬で、一説では打ち上げ後に過熱で死んでしまったと言われていて、アーティファクトもその特性を引き継いでいます。
重力操作→宇宙へ行ったこと
全身の火傷→怨霊の直接の死因
アーティファクトは他にも複数あり、怨霊もライカのようなエピソードがある可能性が高いです。
アーティファクトの一覧については別の記事でまとめたいと思っています。
この記事のまとめ

以上、【スカベンジャーズアナザースカイ】の解説と用語まとめ!加工所とはなんなのか?という記事でした。
今回の記事をまとめると以下になります。
- アメリカのどこかの研究施設の話
- 異界で戦う少女たちの物語
- 物語の謎は多くまだ全てが語られていない
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
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