今回は映画【チェンソーマン レゼ編】をみた感想や、映画を見る前に知っておくとよかった情報をご紹介します。
原作のチェンソーマンでも人気の高かった、謎の美少女レゼをピックアップした映画は、果たしてどのような出来栄えだったのでしょうか?
それでは映画【チェンソーマン レゼ編】を見た感想と、映画を楽しむ予備知識もご紹介します!
【チェンソーマン レゼ編】のネタバレ含むあらすじ

原作では38話から52話のお話になります。
アニメでは12話以降のお話です。
映画のあらすじ
日本刀の悪魔との戦い後、またデビルハンターとしての日常に戻っていきます。
マキマさんとの映画デートを終えた後、突如雨に降られたデンジは、電話ボックスで雨宿りをすることにしました。
そこへ少女が入ってきて、そこからレぜという少女との交流が始まります。
マキマさんを好きなデンジでしたが、目を閉じるとレゼの顔も浮かび、二人を同時に好きになってしまいました。
実はレゼの正体はボム(爆弾)の悪魔で、チェンソーの心臓を得るために、デンジに近寄ったことがわかります。
大勢を巻き込んだ死闘を繰り広げ、デンジはレゼもろとも海に沈み、勝利を収めました。
しかしデンジはレゼを蘇らせ、2人での逃避行を提案し、レゼが働いていた喫茶店で待つと伝えます。
レゼは駅に到着後、新幹線には乗らずに喫茶店へ足を運び、もう直ぐそこと言うところで、天使の悪魔とマキマに殺されてしまいました。
デンジはレゼのための花束を抱えたまま、約束の昼を過ぎ遠い眼をしていると、パワーがやってきて花束を奪おうとしますが、デンジは花束を食べ映画が終わりました。
映画【チェンソーマン レゼ編】を観た感想!

次は映画【チェンソーマン レゼ編】を観た感想を書いていきます。
さよなら語彙力!
これから感想を書いていくと言っていて、なんですが見終わった後に語彙力が消し飛びました。
漫画もすでに読んでいるので、内容は知っているにもかかわらず、見入ってしまう作品でした。
まだ映画を見ていない方は見る価値は十分あります!
映像美がハンパない!
実はもともと映画館で観るつもりはなかったんですが、たまたま時間をつぶす必要があり映画を見始めました。
最後に見た映画がなんだったか、思い出せないくらい前です。
え、ナニこれ…映像綺麗過ぎない?と言うのが最初の印象です。
最近のアニメ映画と映画館の進化は凄まじいですね。
レゼが可愛すぎる!
レゼが動く映像を初めて見ましたが、可愛過ぎませんか?
あんな子が実際にいたら、周囲の人が思わず振り向いてしまいそうです。
学校のシーンやお祭りのシーン、初めての出会いのシーンなど、レゼの見どころ満載ですが、なんといっても声が可愛いので、こればかりは映画や今後サブスクなどで公開されたら、体験してみて欲しいです。
原作に忠実!
映画【チェンソーマン レゼ編】を観た後に、改めてチェンソーマンの原作を読んでみました。
個人的な意見ですが、かなり原作に忠実に描かれていると思います。
もちろん漫画は絵なので、思っていたのと違うという人もいると思いますが、個人的にはかなり原作に忠実に作品を制作したのではないかと思います。
戦闘描写はより大胆で繊細に!
アニメ作品で見どころの1つである戦闘シーンですが、正直なところ漫画を超えていました。
丁寧に戦闘シーンが描写されていて、迫力満点という言葉がピッタリです。
私自身、家で作業中とかにアニメや映画を見ますが、戦闘シーンの作画カロリーは半端ないと思います。
エンディングが最高
米津玄師さんと宇多田ヒカルさんが歌う、『Jane Doe』ですが、聞かれた人がいればわかると思います。
…作品に合いすぎです。
Jane Doe(ジェーン・ドゥー)というのは「身元不明の女性」を表す英語ですが、レゼの生い立ちや、映画内での立ち振る舞いと同じじゃないかと思いました。
レゼの行動はすべて本人のものではなく、旧ソ連時代の秘密の部屋で仕組まれたもので、本人の意思や行動は、最後しか見られません。
結局レゼはどういった人間だったのか、最後までわからない、『Jane Doe』という曲にシンクロしているように思います。
【チェンソーマン レゼ編】を楽しむための予備知識

次はまだ未読の方やこれから映画【チェンソーマン レゼ編】を見られる方、どちらも楽しめる作品の豆知識を共有したいと思います。
作中に登場するガーベラ
レぜ編の最初の方でデンジが募金をしてもらう白い花。
あれはガーベラという花で、レゼも映画内では赤いガーベラをもらっています。
ガーベラの花言葉は白と赤で違っていて、それぞれは次のとおりです。
白いガーベラ:希望、純潔、律儀
赤いガーベラ:情熱、限りなき挑戦、前向き、神秘の愛
白いガーベラは純粋なデンジにぴったりに思いますし、赤いガーベラはレゼにぴったりの花言葉に思います。
作中でレゼが歌っている歌の和訳
次はレゼが作中で歌っていた、ロシア語の歌についてです。
原作では以下のように文字で表現されています。
День моего свидания с Джейн
→「ジェーンとのデートの日」
Утром мы пойдём вместе в церковь
→「朝は一緒に教会へ行きます」
Мы будем пить кофе и есть омлеты в кафе
→「カフェでコーヒーを飲んでオムレツを食べます」
После того, как мы прогуляемся в парке
→「そのあと、公園を散歩します」
Мы пойдём в аквариум и увидим любимых Джейн дельфинов и пингвинов
→「水族館に行って、ジェーンの大好きなイルカとペンギンを見ます」
После обеда мы отдохнём
→「昼食のあと、私たちは休みます」
Итак, что мы сделали утром
→「では、朝に何をしたか」
Мы будем говорить об этом, пока не вспомним
→「思い出すまでそのことを話し続けましょう」
Мы не вспомним
→「私たちは思い出せないでしょう」
И ночью мы будем спать в церкви
→「そして夜は教会で寝ます」
『チェンソーマン 第43話 ジェーンは協会で眠った』より抜粋
この歌は調べてみても存在はしていなくて、海外の掲示板でも聞いたことがない歌詞だったようです。
これは旧ソ連の秘密の部屋出身という設定もあり、日常へのレゼの憧れが見えるように感じました。
この歌の解説に関しては、いろんなSNSやブログで取り上げられているので、気になる方はぜひ調べてみてください。
事前に作品をおさらいしよう!
もしまだチェンソーマンのアニメや漫画を体験していない方は、映画を見る前に事前におさらいしておくといいかもしれません。
アニメを見るならAmazon Primeなら通販も送料無料になるのでお得に利用できます。
漫画もセットで作品を楽しみたい場合、U-NEXTもおすすめです。
U-NEXTなら漫画は購入する必要がありますが、雑誌も映像作品もかなりの数が楽しむことができます。
月額2,189円(税込)ですが、毎月1200円分のポイントが付与されて、映画のチケットに交換もできるので、さまざまな活用方法もあります。
デンジが他作品にも登場?
チェインソーマンを読む前に、実は同じ名前のキャラクターが別の作者によって存在していたのをご存知でしょうか?
それは弐瓶勉先生の『ABARA』という作品です。
作中の主人公は「駆動電次(くどう でんじ)」といい、黒奇居子(クロガウナ)という異形に返信して白奇居子(シロガウナ)と戦います。
これはデンジが83話で変身したチェンソーマンの姿と似ているようにも見えます。
藤本タツキ先生自身が、チェンソーマンをポップなアバラと表現していることもあり、類似点が見つかるかもしれません。
ちなみに私は弐瓶先生の作品は、ほとんど持っていましたが、コミックスを紛失したので電子書籍で買い直しました(笑)
以前は上下巻でしたが、新装版は1冊にまとまっているので、もし興味を持たれた方は『ABARA』も読んでみてください。
この記事のまとめ

以上、映画【チェンソーマン レゼ編】を見た感想!映画を楽しむ予備知識も紹介でした。
今回の記事をまとめると以下になります。
- 映画最高!
- 原作の約14話分のお話
- 戦闘シーンがすごい
- 予備知識を持っているとさらに楽しくなる
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。

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