今回は【ダークギャザリング】最新65話のネタバレと感想をご紹介します。
大きな戦いの後につきものなのは、戦後のホウレンソウや処理ですが、今回は太歳星君との戦いの後のアレコレが描かれていました。
果たして愛依の呪いは解呪できたのでしょうか?
それでは【ダークギャザリング】最新65話のネタバレと感想!神を討ち取り新たな局面が動き出すのかご紹介します。
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【ダークギャザリング】最新65話のネタバレ!
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16巻の続きがそのままSQで読めますので、何卒よろしくお願いいたします…!! pic.twitter.com/7wb5JDnf2e— 近藤憲一 (@2koin1echd) September 4, 2024
まず最初に【ダークギャザリング】最新65話のネタバレをご紹介します。
前回までのネタバレと感想は以下からご確認ください
死闘を眺める者たち
太歳星君と夜宵たちが死闘を繰り広げ、終えようとしている頃、京都にあるとあるホテルでは、その様子を眺める者たちがいました。
2人は空亡を成長させようと暗躍していた2人で、夜宵の同級生のドロシー・フラムスティードです。
ドロシーは対面に座る男性 オズワルドを兄と呼び、2人はどうやら兄妹として普段は振る舞っていることがわかります。
ドロシーはかなり力の強い霊が入っているのか、オズワルドの制止もお構いなしに、太歳星君の元へ向かおうとしていました。
そこへ長身の女性が出現し、ドロシーに「お願い」という形でいくのを止め、ドロシーは行くのをあきらめます。
その様子にオズワルドは安堵し、その女性はかなり上の立場の人間であることがわかりました。
女性によると、死闘の傍らで厄介な男が警戒をしているので、邪魔されておわると告げ、場面が切り替わります。
警戒していたのは…
F公園では晴明神社の神主が待機していて、太歳星君の十二神将を修復していました。
そして太歳星君との戦いへ介入する何者かの存在を感じていたようで、前鬼と後鬼を完全顕現した状態で、十二神将も再度召喚し成り変わりの一団へ牽制をしているようです。
そして戦いの中心になった京都御所では、太歳星君の封印後、夜宵や霊群久作がケガの具合を確かめています。
2人とも新皇から溢れた京都中から集めた力の残滓が降り注ぎ、眼に見えるケガは回復をしたようです。
霊群久作は人払いの札と卒業生たちを回収すると動き出し、その間に夜宵は詠子と螢多朗へ連絡をとります。
螢多朗と詠子が無事だとわかり、ほっと胸を撫で下ろす夜宵は、神様を打ち倒したことを報告し、2人と合流することにしました。
戦後のホウレンソウ
螢多朗は車が事故したことを伝え、夜宵たちがこちらに向かってくるということで、待機することにしましたが、そこで事故の際にケガをしたはずなのにケガが治っていることを不思議に思いました。
霊群久作は札や卒業生を回収し終わり、夜宵の元に戻ってきて、夜宵へ鬼軍曹以外の霊が降り注ぐ光でも回復しないことを告げます。
夜宵は手持ちの霊たちの戦力状況を把握し、現在はほとんどの霊が、戦闘不能の状態になると状況を把握しました。
夜宵の手持ち戦力状況
- 過渡期の御霊…△
- 月蝕尽絶黒阿修羅…X
- 魄啜繚乱弟切花魁…X
- 斎弄晒レ頭…X
- 殉國禁獄鬼軍曹…△
- 邪経文大僧正…X
- 千魂華厳自刃童子…X
- マルバスの指輪…◯
- 鬼子母神の指…◯
- Sトンネルの霊…◯
- F公園の老婆…X
- Aダムの霊…X
- Tトンネルの霊…X
渡りに舟な状況だった
夜宵は霊群久作に、なぜ命を懸けてまで太歳星君との戦いに参加してくれたのかと、疑問を口にします。
霊群久作は愛依の先代の『神の花嫁』が、自身の友人だったからだと、今まで語られなかった事実を告げ、その子の周囲には霊群久作しか助ける気のある人間がいなかったようです。
しかし霊群久作自身も神様を倒せるような強さはなく、神様をどうにかできるアイテムがあればということで、呪物屋になったという経緯だったと語りました。
夜宵はその話を聞き、命懸けどころか人生を賭けて歩んできたという覚悟を感じます。
太歳星君の封印時に渡した呪物は、最遊記の孫悟空を制御していた、緊箍児呪(きんこじじゅ)という呪物のようで、本物の呪物のようですが、偶然見つけた呪物を使い太歳星君に移動もうかと考えていたところ、夜宵たちと出会ったということでした。
霊群久作は今回の件で、人生を賭けた目的を達成できたことを夜宵に感謝し、夜宵も助けてもらったことに返礼しました。
集う面々
そうこう話していると詠子たちの元へ到着し、車が大破していることを再確認しました。
年長者である霊群久作は、この後の流れとしては警察を呼んでから現場検証と復旧作業をし、詠子たちは検査入院になったり、車は廃車になると手続きの流れと伝えます。
そして概ねその通りになり、夜宵たちの知らないところで手を回されていて、夜宵たちは京都中央病院へ検査入院にすることになりました。
霊群久作は卒業生たちもいることから、警察が来る前に帰宅するといい、ほとぼりが冷めた頃に卒業生を回収しに来るようにと長い夜が終わります。
一夜明けて
京都中央病院のラウンジに集まった夜宵たちは、戦闘報告を終えた頃に愛依が顔を出しました。
愛依の後ろには知らない間に黒服の集団がいて、愛依を拘束後に神代家頭首・ 神代総玄が待っているということで、連行されることになります。
神代家に到着して早々、頭首の総玄は太歳星君を奪った張本人だと叫び、周囲の人物に封印されている形代を奪い返せと怒号を飛ばし、黒服たちが夜宵へ襲いかかってきました。
夜宵は20人はいる黒服に、黒い布を被せ無力化し、総玄の前まで出ると大きくジャンプし膝蹴りをお見舞いします。
そして太歳星君の入った形代を見せ、周囲を威圧すると、愛依の父 礼治郎は総玄の指示には従わずこれ以上争う意思はないと、夜宵に伝え話をしたいと総玄を置いて、場所を変えました。
友達のため…
礼治郎は改めて自己紹介をし、自身が愛依の父であると説明しました。
夜宵たちのことはすでに知っているということで、なぜ太歳星君を討ち取ったのか疑問を口にしました。
夜宵は少しも迷うことなく、愛依を助けるためと言い、友達だから助けたということを伝えます。
礼治郎はその言葉を聞き、いい友達を持ったと愛衣へ涙を流し喜び、神代家の全てを話そうと話し始めました。
神代家とは?
神代家はもともと総玄をトップとして、逆らえば殺されると考えていて、誰も逆らうことができなかったと言います。
総玄が力を失って初めて反目したこと、父として何もできなかったことを愛依へ詫びました。
そして神代家がどういう家かについて語り始めます。
礼治郎は神代家は太歳星君と契約し、政財界にも深く入り込んでいる「祟り屋」としての1大家系であると、神代家の正体を告げました。
先祖代々神に祈願して一族/部族/個人を祟り、成人男女にケガを含めた凶事や不妊を齎せ、ゆるやかに苦しませながら子孫を根絶やしにするという祟りを起こしていたようです。
そんな祟りを政治家から請け負い、1000年間も日本の政治に食い込み、暗躍してきた霊能者の家系こそが神代家だったと礼治郎は語ります。
祟りの代償
神代家と太歳星君の関係は、神代家側が神様に希う形で、双方が合意のもと契約しているようで、その契約の代償を神代家頭首の意思で、娘を「神の花嫁」という生贄にして差し出しているということでした。
契約は20年ごとに更新され、神代家はその間神の祟りを使い放題になり、それを権力基盤として栄えています。
総玄はその力を失うかも知れず焦り、今回のような強硬手段に出たことがわかりました。
総玄は現在まで権力を維持するためなら、犠牲を出すのも厭わないようで、愛依は家の決まりに従い生贄として選ばれたと伝えられます。
反逆の代償
詠子はここまでの話を聞き、自分の娘に対して思うところはないのかと、感情を隠さず詰め寄ります。
詠子の話を聞き礼次郎は、父親として頭首に反逆したことがあり、左手の手首から先を失ってしまい、礼治郎の妻にも兄姉にも口出しすることを禁じられていたようです。
一同は神代家の並々ならぬ狂気に凍りつきましたが、礼治郎は淡々と1000年間続いた契約維持も神様が奪われたので難しいと事実を告げました。
しかし現在の契約がどうなるかは分からず、前例がなくどのような結果になるか分からないと告げました。
礼治郎自身は神代家のやり方が、「神の力」に頼った分不相応な地位を得るものだと考えていて、なくなった方がいいと考えているようです。
詳しいことは本人に
現在の契約の状況確認について悩んでいたところ霊群久作が登場しました。
礼治郎も霊群久作と面識があるようで、命依(先代)のときに因縁があるようです。
霊群久作はラジカセを持ち出し、神様から直接話を聞こうということで、夜宵は太歳星君に話かけました。
夜宵の質問に太歳星君は、契約は自動的に切れず、新たな契約で今の契約を上書きすれば、古い契約は終わりになると告げます。
太歳星君は夜宵へいい話があると言い、夜宵は現在太歳星君の本体に命を狙われていると衝撃の事実を明かしました。
そこで太歳星君は自分に戦わせろと言い、倒してやる代わりに回復を手伝うよう伝えます。
分霊が本体を倒せるのかという疑問はありますが、太歳星君には自信があるようで、契約をしたら愛依を含めた歴代の花嫁も解放すると、アッサリと条件を承諾しました。
太歳星君は差し出されたから受け取っていただけで関心もないと言い、霊群久作はその言葉に怒りを見せます。
太歳星君の関心は強いやつと戦うだけだと言い、霊群久作が契約の代償はなんなのか気になる点を突っ込みました。
太歳星君はせいぜい本体に命を狙われている状況がそもそも代償みたいなものだと、選択肢はないんじゃないかと笑います。
契約成立
夜宵は契約を承諾し、そこへ霊群久作も連帯保証人になると乗っかってきました。
太歳星君は楽しそうに契約成立を告げ、眠りにつきました。
礼次郎は驚きを隠せないようで良かったのかと夜宵へといますが、夜宵は命を狙われているのは変わらないことや、愛衣が助かり、能動的に神様という大戦力が強力してくれるなら悪い話ではないと返します。
礼次郎はまた涙を流し、愛依を助けてくれタコとへ感謝を述べました。
そして愛依の目からは星のマークが消え涙が溢れ、1000年囚われていた契約が終わります。
神代家の終わり
場面が切り替わり総玄の前に、晴明神社の神主が現れ神との契約が終わったことを理解し、崩れ落ちました。
神主は神の花嫁という楔が外され、今まで殺してきた者達が解放され、総玄は1000年分の怨念に引き摺り込まれると事実を告げます。
神主は可能な限り総玄へ向かう怨念を和らげるため、祓をしようと訪れたのでした。
総玄はその言葉の全てを受け止め、誰のためかも分からない泣き声だけが聞こえます。
太歳星君本体のその後
一方その頃、太歳星君本体は左上でを再生はしましたが、いまだに怒りに打ち震えていました。
異空間のように見える太歳星君の社に、成り変わりの一団の女性が訪れます。
太歳星君はその女性を見ると、機嫌が悪いので帰れと言い、祟るぞと脅しをかけました。
女性はすぐに無礼者を処さない寛大な御心に感謝すると言い、いい話があるから聞くだけでもどうかと、話を始めました。
女性は太歳星君の本霊はもう本来の力の半分以下しかないだろうと言い、分霊に1/3の力を私、回復に1/5を渡してしまい、しかも怨敵は離れた場所にいると事実を語ります。
その話に怒りを露わにする太歳星君を、女性は我々が欠けた力と舞台を整えると提案をしました。
太歳星君は女性に名前を尋ね、ようやく女性の名前が明かされます。
太田田根子と女性は名前を告げ、太歳星君はその名前を知っているようでした。
太田田根子は自信を人間に成り代わっている霊の組織の副長だと紹介し、通常は2000年かかる太歳星君の自然回復期間を、1年以内に短縮すると言い、盟約を結ぼうと誘い65話が終わります。
【ダークギャザリング】最新65話の感想!
次はダークギャザリング最新65話を呼んだ感想をご紹介します。
あくまで個人の感想になるので、違うご意見はコメント欄まで!
ようやく解決!
前回、太歳星君をゲットしようやく戦後のアレコレも片付いたようです。
今後は弱体化した卒業生や神様たちの回復などを行なっていくんでしょうか?
パワースポットなどなら霊の回復が早まるようですが、大きな戦いを終えた後の慰安旅行などもいいですね。
そして今回のお話で改めて気がついたのですが、5月12日という日付…
そうです、作中では夜宵と螢多朗が出会ってからまだ1ヶ月と少ししか経過していません。
もう少しすると夏休みに入りますし、とうとう日本全国の心霊スポット制覇の旅が始まるのでしょうか。
思ったより闇が深かった
65話でついに愛依が解放され、愛依の神代家の真実がわかりました。
想像以上に長い家柄で、しかも人間の欲望というか、業のようなものを感じました。
契約が終わったことで、神の権能で抑えられていた1000年間の恨みつらみが、頭首の神代総玄に降りかかるようですが、すぐに死ぬのではなく、苦しみ抜いた上に死ぬような非業の死を遂げそうです。
自然回復に2000年?
成り変わりの組織や神代家の真実など、戦後のアレコレがよくわかった今回ですが、一番驚いたのは本霊となる太歳星君の弱体化ですね。
負けることは許さないと分霊に力を半分近く注いでいて、さらに手傷を負わされているなんて、神様として大きくプライドに傷がつきそうに思います。
仮に分霊の太歳星君も回復するのに自然回復を選んだ場合、同じ回復スピードとして660年以上回復に力が必要そうですね。
太田田根子とは?
今回新たに登場した新キャラ 太田田根子とは一体何者なのでしょうか?
私自信も全く知らない人物なので、調べてみました。
カンタンにまとめると以下になります。
- 日本の神官の始祖
- 奈良盆地の生まれ
- 大物主大神(おおものぬしのおおかみ)を父に持つ
- 母は活玉依姫(いくたまよりひめ)
- 神の子として生まれた
- 崇神天皇の時代の人
…ということがわかりました。
霊が人間と成り変わり何をしようとしているのか、まだ明らかになっていませんが気になるところです。
この記事のまとめ
【ダークギャザリング】最新65話のネタバレと感想!神を討ち取り新たな局面が動き出す?という記事でした。
今回の記事をまとめると以下になります。
- 成り変わりの一団登場!
- 組織の副長が初登場!
- 神代家の真実が明らかに!
- 1000年の呪いが解けた!
- 太歳星君と手を組む成り変わりの一団!
今年は例年以上に暑い日が続くな〜と感じていたのですが、やっと最近涼しくなりましたね。
仕事が忙しくでかけるヒマもあまりなかったので、涼しくなったのを機に、心霊スポットにでも行ってみようかと計画中です。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
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