今回は【僕が死ぬだけの百物語】最新98話のネタバレと感想をご紹介します!
ついに残り2話ですね。
今回は登場人物がみんな狂っているような冥婚のお話です。
死んでも結婚したい女性がとった行動の結果に注目!
【僕が死ぬだけの百物語】最新98話のネタバレと感想!死から始まる結婚生活についてご紹介します。
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今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
【僕が死ぬだけの百物語】最新98話のネタバレ
夜の0時に最新話更新です
先読みは九十九夜の更新です#僕が死ぬだけの百物語 pic.twitter.com/dOeIwCGwdK— 的野アンジ/僕百⑨発売中 (@matonotoma) February 27, 2025
まず最初に【僕が死ぬだけの百物語】最新98話の内容をネタバレしていきます。
前回までのネタバレと感想は以下の記事をご覧ください。
前話◀︎【僕が死ぬだけの百物語】最新97話のネタバレと感想!少し切ないこっくりさんのお話
98話が始まり、ヒナちゃんからお母さんへ交代し、さよならの準備ができたかと母が聞きます。
ユウマくんはできたと答え、98個目の怖い話が始まりました。
第98夜 冥婚
某日某所、カズマという男性がちょうどマンションの自室の鍵を開けようとしたところ、後ろからキョウコが話しかけてきました。
キョウコは、カズマが結婚してくれないなら冥婚をすると言い、その言葉を聞いたカズマは呆れたようにため息を吐きます。
カズマによると2人はすでに別れていて、キョウコは別れたにもかかわらずカズマに付きまとい、ワケのわからないことをたびたび言っているようです。
凶行
カズマはキョウコの方へ振り向くと、キョウコはなんと包丁を片手に持ち、その姿にカズマは戦慄します。
さらにキョウコはカズマが死んだら封筒を拾ってあげるといい、徐々にカズマに近づき始めました。
カズマはキョウコが言っている言葉の意味がわからず問いかけますが、キョウコはお構いなしに進み、カズマへ包丁を突き出します。
危ないところでカズマはキョウコの手をつかみ、包丁を上に向け、毎日迷惑していることや見苦しいことを伝えました。
対するキョウコは男性の力に勝てず、涙を流しながらカズマが過去に、言ったであろう言葉を言い、カズマしかいないと感情をさらに昂らせます。
計算通り
キョウコの決死の覚悟にカズマはうろたえ、周囲に何か状況を変えるようなものや人通りがないか確認します。
するとマンション共用部を映す監視カメラを見つけ、突然叫び声をあげて殺されると続け、包丁をキョウコのノドに突き立てました。
その後、監視カメラを一瞥してあくまで自分は被害者だという形で、キョウコに声をかけ警察を呼び助けを求めます。
そしてキョウコは死に、カズマは正当防衛が認められ無罪となり、再びカズマに平和が訪れたようです。
死者からの手紙
事件から時が経ち、カズマは自宅に戻り郵便物を確認していました。
その中に赤い封筒があり、差出人は死んだはずのキョウコからで、カズマは目を見開き驚きます。
封筒の消印はキョウコが死んだあの日で、中には花嫁衣装を着たキョウコと、キョウコのものと思われる遺髪が入っていて、カズマは大きな声をあげて驚き、遺髪を落としてしまいました。
写真も落としてしまったので、拾い上げると写真の下半分にはカズマに対する感謝と、これからも末長くよろしくといった言葉が描かれていて、カズマはすぐに冥婚というものを調べ始めます。
冥婚のルール
冥婚は生者と死者が結婚することで、赤い封筒には女性の写真と髪の毛を入れ、その封筒を拾った男性が冥婚の相手となるとわかりました。
冥婚のルールを知り、カズマはあの日の出来事を頭の中で整理しはじめます。
あの日、キョウコはカズマに会う前に、すでに髪を切って写真と共に赤い封筒に入れていたことに気がつきました。
このことからキョウコは最初からカズマを殺す気はなくて、自分が死ぬことをわかっていた可能性がでてきます。
そしてなぜキョウコは死の瞬間、笑っていたのかようやくカズマは理解しました。
祝福の声
キョウコの覚悟に思わず生唾をの飲み込んだカズマは、急いで封筒を破り髪の毛を燃やし始めました。
誰にも見られないうちに処分しようと、思い立ったようです。
しかしそこへピンポーンと急なインターホンの音が鳴り、来訪者が来たことを知らせます。
カズマは驚きながらもモニターをつけると、やってきたのはカズマの父親で、カズマは応答していませんが、話し始めインターホンのカメラにキョウコの白無垢を着た、遺影の写真を見せ出しました。
そして結婚おめでとうの祝福の声と、礼服を着たキョウコの両親、親族の涙と拍手で98話が終わります。
ヒナちゃんの両親と最後の時を
98個目の怖い話を語り終えたユウマくんは、お母さんへ明日はヒナちゃんの家へ帰ってくれないかと頼みました。
100個目の怖い話は明後日には終わってしまい、そうなるとヒナちゃんは天国へ行ってしまいます。
ヒナちゃんにもお母さんがいて、最後の日は家族と過ごさせてあげたいということでした。
悔いの残らないようにと提案をしたユウマくんのお願いをお母さんは承諾し、全部終わったら2人で100個目の怖い話を迎えようと言い、98話が終わりました。
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今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
【僕が死ぬだけの百物語】最新98話の感想!

次は【僕が死ぬだけの百物語】最新98話の感想を書いていきます。
あくまで個人の感想になるので、違うご意見はコメント欄までお願いします。
冥婚は怖い
今回は冥婚についての怖い話でしたが、心霊的な怖さというわけではなく、人の心の闇や業のようなものを見ている後味の悪いお話でした。
私は過去に台湾に行ったことがあって現地の旅行会社の人に聞いたのですが、赤い封筒というのは台湾では紅包と言い、未婚の女性が亡くなると両親が赤い封筒を置く習慣があるそうです。
ちなみに男性が拾った場合、その封筒を関ししている両親に死後婚を強要されるようです。
怖すぎますよね(笑)
もしこの記事を読んだ独身男性の方は赤い封筒だけは絶対に拾わないようにしましょう!
こういう怖い話を待っていた!
先ほども書きましたが、今回は人の心の闇や業のような風習が巻き起こした事件でしたが、後味が悪かったですね。
私の大好きなジャンルです(笑)
ちなみに学生時代の友人は私が怖い話が大好きなのを知っていますが、最初は狂人扱いされていましたが、今ではその友人も怪談大好きになっています。
カズマが計算高すぎる
今回のお話の良かった点の1つに、カズマのクズさ加減がいい演出だと思いました。
キョウコと付き合っていた時は、甘い言葉で惑わせて、別れたら冷たく接する感じ、最高です。
きっと別れる時も、キョウコが重すぎるとかなんとか言って、一方的に別れたんだと思います。
さらには周囲の監視カメラを利用して、自分が有利になるように振る舞った上でキョウコを殺害するなんて、同情の余地なしのクズさに拍手を送りたいですね。
キョウコの方が一枚上手
今回ばかりはカズマも相手が悪かったですね。
よほど深く愛していたのか、自分が死ぬことを覚悟して行動していたとは驚きです。
ちょっと気になったのが、今回登場した冥婚が台湾の風習と同じような形式でしたが、日本の冥婚や死後婚の場合には、ムカサリ絵馬や花嫁人形を奉納するなどがあります。
フィクションとしては面白いのですが、キョウコの親族に台湾出身の人でもいるんでしょうか?
みんな狂ってる
今回は最後のシーンでキョウコの両親と親族、みんな笑顔で、キョウコが死後でも結婚したことに喜び拍手をカズマに送っていました。
母親なんて嬉し涙(?)を流していましたが、冥婚や死後婚の風習がない私からすると、みんな狂っているのではないかと疑ってしまいます。
家族が亡くなったら正気ではいられないのかもしれませんが、そこまでして冥婚を成し遂げたいものなんでしょうか?
私にはその気持ちはわかりませんでした。
この記事のまとめ

以上、【僕が死ぬだけの百物語】最新98話のネタバレと感想!死から始まる結婚生活とは?という記事でした。
今回の記事をまとめると以下になります。
- 今回は冥婚の話
- 登場人物がみんな闇深そう
- 冥婚は台湾の赤い封筒と同じ
- 台湾に行った際は気をつけて
- 最後のシーンが今日記事見ててイイ
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今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
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