今回ご紹介するのは私がもう数年愛用しているGANMAさんから、【兄だったモノ】を徹底考察していきます!
また作中のネタバレや最新話までの情報から最終話も大胆予想したいと思います。
コチラの作品は連載開始から読んでいるのですが、なかなか予想のできない作品となっているので、ぜひ知って読んでファンになってほしいです!
それでは【兄だったモノ】を徹底解説し、ネタバレや最終話を予想していきます。
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【兄だったモノ】のネタバレ含むあらすじ
まずはこの作品、【兄だったモノ】のあらすじをご紹介いたします。
ちょっとだけ事情のある恋愛ものかと思ったら、とんでもないミステリー含む作品だったので、あらすじや考察を読んで気になったら、作品も読んでみて欲しいです。
これ以後は作品のネタバレを含むため、ご注意ください。
物語冒頭、兄のお墓参りをしているシーンにて主人公の鹿ノ子は、兄の恋人だった人である聖(ひじり)と、お墓参りをしているシーンから始まります。
場所を聖の家に移し兄の話をしながら、一息つき鹿ノ子は宿泊先のホテルに向かうため、聖の家を後にしようとします。
その際、聖と今は亡き兄の騎一郎へ別れの挨拶をします。
笑顔で手を振る聖におおい被さるように、異形のようになった兄がいます。
実は鹿ノ子には聖に取り憑くように寄り添う、騎一郎が見えていたのです。
そして鹿ノ子も騎一郎の葬儀に入れてもらえない聖に、騎一郎の火葬後の骨を渡したのですが、そこで初めて、自分の恋心を自覚します。
死んでも聖に執着する、異形となった兄をずるいと言い、鹿ノ子は聖を振り向かせることを決心します。
嫉妬の異形となった兄の騎一郎、後ろ暗い過去がある聖、兄の恋人に恋する鹿ノ子の複雑な三角関係は、一体どうなってしまうのかというお話です。
【兄だったモノ】の考察
あらすじの次は【兄だったモノ】の考察になります。
作中にはたくさんのヒントとも取れる情報が散らばっているので、あくまで私の個人的な解釈としてみていただければ幸いです。
・神話や戯曲になぞらえた物語?
作者の後書きでも紹介があったのですが、各話のタイトルに書かれている言葉が神話や戯曲になっています。
作中でも深海魚が登場したり、夢と現実が混じり合った回想シーンがあるので、鹿ノ子の心情を表しているのかもしれません。
・なぜ兄の目が緑色になったのか
色による感情というのをご存知でしょうか。
よくブルーな気持ちなどと表現されることがありますが、色により表現される感情があります。
ちなみに緑は嫉妬の色となっており、作中の騎一朗の感情を色により表していると考えられます。
・名前が東西南北と対局関係を表している。
作中に登場する主要人物は、東西南北のいずれかを冠しています。
東雲騎一朗、西迫正義、南かんな、北角鹿ノ子。
実は鹿ノ子は父の愛人の子ということが最新話で判明しました。
北という字には背くという意味があり、「敗北」という字などに使われる理由でもあります。
もしかしたら人の道に背いていくのかもしれません。
東西南北に聖の苗字にある中眞(なかま)を入れると、十字になりますがこれも何か関係があることなのでしょうか。
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【兄だったモノ】の最終話を予想
ここからは最終話を予想していきます。
物語の根幹である聖の過去についてはまだうっすらとしかわかりませんが、いくつか最終話を予想してみました。
心中
作中で1カットだけ写っていたのですが、鹿ノ子と聖が海に向かうシーンがありました。
(見間違いだったらすみません)
聖はどこか人を狂わせ、自分も狂っていくような退廃的な雰囲気があるので、最終的に鹿ノ子と共に心中をするのではないかというラストです。
過去を乗り越えハッピーエンド
これは現時点ではそのような最終回の画が見えないのですが、こんな最終回があってもいいなという願望です。
聖も過去を乗り越え、鹿ノ子も自分自信や周りと、適切な距離感を保てるようになって、2人は結ばれるというラストです。
聖が失踪する
心中の予想でも書いていますが、聖が退廃的でなんのために恋人とつきあい、そして別れてはを繰り返すのか未だ語られていません。
少しだけ回想されていた過去のことだと思うのですが、黒髪の人にだけこだわりがあるのかも知りたいところです。
メタ的な表現をすると、作者各々が答えを見出す形の最終回を迎えるかもしれません。
まとめ
今回の考察をまとめますと以下になります。
- 神話や戯曲になぞらえた物語
- なぜ兄の目が緑色になったのか
- 名前が東西南北中と対局関係を表している。
最終回予想は以下になります。
- 心中
- 過去をのりこえハッピーエンド
- 聖が失踪する
作品を読んでいる人ならわかるかもしれませんが、作品はもちろん面白いのですが、作者の後書きの文章センスが抜群で、毎話後書きを楽しみにしています。
最近は7月になり暑い日の暑気払いに、怖いマンガや映画を見たり聞いたりしていますが、とうとう知人からホラーを見過ぎだと言われました。
ホラーや怖い話が好き過ぎて、夜寝る時にさえ怖い話の朗読を流しています。
たまに悪夢を見るのでおすすめはしません(笑)
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