この記事では【入居条件:隣に住んでる友人と必ず仲良くしてください】のネタバレと感想、隣人の不気味さや設定の面白さを解説していきます。
もし住むだけで15万円もらえて、隣人と仲良く少しおしゃべりをするだけの仕事があるとしたら、あなたならやりますか?
もしかしたらその隣人は人ではないかもしれません。
それでは【入居条件:隣に住んでる友人と必ず仲良くしてください】ネタバレ感想と、隣人の不気味さと設定の面白さを解説していきます。
【入居条件:隣に住んでる友人と必ず仲良くしてください】のネタバレ

まず最初に【入居条件:隣に住んでる友人と必ず仲良くしてください】とはどんな作品かについてご紹介します。
あらすじ
主人公であるタカヒロは家庭の事情…母親との折り合いの悪さとも言えない家庭環境に疲弊していました。
ある日、母に住んでいるところがバレてしまい、行くあてもなくなり、家を抜け出してあてもなく彷徨い続けていたところ、何でも屋の求人とも言えないくらいの広告を目にします。
それは住み込み必須の仕事の募集で、募集要項には「今すぐ人生がどうにかなってもいい人募集中」と書かれていて、その募集を見たタカヒロは自分向きだということで、その仕事を始めました。
タカヒロはとあるマンションの702号室に入居したところで、母親から逃げ続ける日々が一旦は落ち着き、隣の701号室に住んでいる”友人”と仲良くするという仕事を始めます。
その隣人とはベランダで顔を合わし、毎日怪談を聴かせてきては、雑談を交わし、お互い部屋に戻っていく日々を送っていました。
隣人は異形の存在で人の形すらしておらず、職種のような先には口、ときには目がついていて、タカヒロは人ではないと知りながらも、何でも屋の仕事である、隣に住んでいる友人と仲良くしつつ、平穏なようで時に不気味に恐ろしい日々を送るという内容です。
高良タカヒロの家庭事情
タカヒロの母は珠璃奈(ジュリナ)といい、タカヒロは母に縛られた人生を送っていました。
半年前、やっと貯まった貯金は母の借金返済に使われ、母はいつもタカヒロから何かを奪い、その際に必ず自分は被害者だというスタンスで、泣いているようです。
母は不満があると癇癪を起こし、泣いては周りのものを壊すようなことをしていました。
そんなある日、タカヒロは現状に耐えかねて、母が寝静まったのを確認し、包丁を手に取り母の命を奪おうとします。
しかしそれは未遂に終わり、まだ小さかったタカヒロの心には、母を許せないという思いと、それでも生みの母という複雑な心境が入り混じっていました。
タカヒロは奨学金を借りて大学にも通っていましたが、母の使い込みにより退学を余儀なくされていて、その後は仕事に就いても母の使い込みでなくなってしまいます。
幼少期には誕生日だと言われ出されるケーキを食べることがありますが、その日は大抵がタカヒロの誕生日ではありません。
ハヤト|タカヒロの友人
ハヤトはタカヒロの友人で、高校時代からのつながりです。
タカヒロの本名を知っていて、タカヒロと呼ばれるきっかけになった人物でもあります。
そのハヤトの実家は祖母が入信している△△△教の教えにより、異様な状況のようです。
母の過去
タカヒロの母は整った容姿をしていて、東京の芸能事務所に所属もしていたようです。
しかしその会社が倒産した頃から、歯車はおかしくなり始め、おそらく水商売をはじめてとある社長と結婚する話になりました。
そして子供がいれば社長と結婚できると思いますが、それもダメで子供が可愛くないからダメ、男の子だからダメと自分至上主義を貫きます。
さらにタカヒロが高校生になった頃には、自分が苦労した分は、今からタカヒロが助けてくれる…これで報われると考えている身勝手ぶりです。
そしてタカヒロが逃げ出したことを期に、△△△教と出会い███様という方に心酔するに至り、その後行方不明になりました。
タカヒロの父の名前は凪宮愁一というようです。
◇グ██ハイツ ███
隣人を含め異形や霊が住んでいるマンション。
レビューを見ても、マンション周辺の環境についての感想以外に、感謝の言葉があったりレビューからして不思議なマンションです。
1階から4階は短期入居者向けに貸し出していますが、5階には電気が通っておらず6階以降は人は誰も住んでいません。
7階には702号室にタカヒロ、701号室に異形のもの、705号室にユナとその母親、彼氏が一塊になっているようです。
以前、配信者が5階に侵入したのでタカヒロが各部屋を回りましたが、帰ってくるはどれも同じ声でした。
902号室には、家族と離れたくないものに目をつける習性があるものが棲んでいるようです。
【入居条件:隣に住んでる友人と必ず仲良くしてください】の感想

ここからは漫画と原作の両方を読んだ感想を書いていきます。
怪談よりも気になる異形の隣人
この作品で一番怖いのは隣に住んでいる異形そのものですね。
怪談を語る異形とほぼ毎日会話して、怪談を聞くってなんか恐ろしいですよね。
しかもその怪談の主人公は、1人の人物かもしれないという話も出ています。
異形の語る怪談の意味ってなんなんでしょうね。
異形本人(?)は嘘の話だと言っていますが…
さらに異形の存在は神様ではないようですが、近しい力を持っている存在のようです。
それは神に等しい力を持っている、理解の外の存在ということでしょうか。
周囲で徐々に起こる怪異
タカヒロがマンションに住んでから、すでにいくつかの怪異に遭遇したり、気付いたりしています。
今わかっているだけで次のことがわかっています。
- 705号室の家族
- 5階に住んでいる同じ声の人たち
- 902号室の住人
- 白いワンピースの人
- 指に絡みつく髪の毛
- 膨らむベッド
- コンビニの親子
などなど、ちょっとずつですが怪異に関わることが増えています。
これからも怪異との接近は増えていくのかもしれません。
△△△教の謎
███様という教祖(?)を中心に、信者を妄信させている宗教団体のようですが、その詳細は謎に包まれています。
タカヒロの母も在籍していて、その後は供物にされたのか行方不明となっています。
異形の隣人もその存在は知っているようで、今後は何か明らかになることがあるのでしょうか。
隣人の不気味さと設定の面白さを解説

次にご紹介するのは隣人の不気味さと設定の面白さについてです。
隣人とは何者なのか?
まず初めに気になるのは怪談の語る異形の存在で、タカヒロからはあいつと言われていたり、単に隣人と呼ばれたりもしている彼ですが、いったいなんなのでしょうか。
イノヒラの話によると、隣人は神様ではないですが、神様クラスの力は持っているようで、いつから住んでいるのか、どこから来たのかも明らかにされていません。
ただ見た瞬間に人の言葉を話す異形というのはわかります。
果たして彼の謎は今後明らかになるのでしょうか。
タカヒロの過去と徐々に遭遇する怪異
母に支配され苦しめられた過去をもつ青年 タカヒロですが、彼の名前自体も仮名で、どうやら母がつけた名前は4文字以上あり伸ばし棒もある難解な名前のようです。
モノローグなどでもあまり自分のことを語ろうとはしませんが、タカヒロは今の生活をそれなりに気に入っているようです。
過去に23人も退去した仕事をタカヒロは1年近くも続けていて、何でも屋代理の神藤光基(カンドウミツキ)からは、若い身空でこんな仕事をしなくてもなどと言われていました。
しかしそんな普通の人から見て、タカヒロの過去というのはかなりの同情の余地があり、何かと気にかけてくれていることがわかります。
そのような過去を持ちながらも、私からは日々を懸命に生きているように見え、マンションに住む以外にもコンビニバイトをしていたり、母と離れ自分なりの平穏な日々を過ごしているようです。
作中では徐々に他の階の怪異や心霊現象にも遭遇しますが、それでも母から離れられるこのマンションから離れる気は今のところないようです。
イノヒラ
隣人と同じくらい謎の多い人物で、今は四国にいることが多いとミツキから話がありました。
ミツキの実の兄で見た目はミツキより若く、何でも屋という肩書きで看板を出していますが、メインは霊や神様、怪異に関することを多く取り扱っているようです。
漫画版の方ではまだタカヒロと会ってはいませんが、小説版の方では隣人が正月に休眠をとるということから、短い間ですがマンション内のタカヒロの部屋で実際に会って会話を交わしています。
タカヒロに対しては若い青年というスタンスで接してはいますが、優しくないわけではなく、でもミツキほど親身になってくれるわけではないようなスタンスを保っています。
マンション
この物語の舞台になっている謎の多いマンションです。
4階までは短期入居者向けに貸し出していて、普通に住めるようです。
しかし5階は全ての電気系統が停止している上、5階以上の階に住んでいるのは現在はタカヒロ1人とわかっています。
そもそもですが、なぜこんな怪異あふれるマンションになってしまったのか、701号室の隣人とは何なのか、702号室に入居者がいない場合はどうなるのかなど、謎がほとんど明らかになっていません。
さらに2025年8月以降は小説家になろうの更新がないため、今後は途中で作品が終わってしまう可能性もあります。
謎の多い作品のすべてがいつか明らかになる日が待ち遠しいですね。
この記事のまとめ

以上、【入居条件:隣に住んでる友人と必ず仲良くしてください】ネタバレ感想|隣人の不気味さと設定の面白さを解説という記事でした。
今回の記事をまとめると以下になります。
- マンションを舞台にした怪異の物語
- 隣人の存在が一番怖い
- マンションの他の部屋も怖い
- 徐々に起こる怪異も怖い
ここまで感想や考察などを読んでくれたあなたに朗報です。
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