【ニクバミホネギシミ】をネタバレ&考察!作中のキャラやあらすじをまとめて紹介!

今回は【ニクバミホネギシミ】をネタバレ&考察していきたいと思います。

さらに作中のキャラやお話をまとめてご紹介!

次にくるマンガ大賞2024 webマンガ部門にノミネートされたホラー作品ですが、【ニクバミホネギシミ】とはいったいなんなのか迫っていきます。

それでは【ニクバミホネギシミ】をネタバレ&考察!作中のキャラや話をまとめて紹介していきます。

目次

ニクバミホネギシミとは?

https://twitter.com/paregoricdust/status/1777641004960453044

まず最初に【ニクバミホネギシミ】とはどんな作品なのかをご紹介します。

あくまで現時点でわかっている情報を掲載していて、変更等があればアップデート予定です。

  • 作者:パレゴリック
  • 出版社:新潮社
  • 既刊:2巻

ニクバミホネギシミのあらすじ

物語は叔母の葬式に参加した少年 岩潮総一郎から始まります。

少年の叔母 犬吠埼しおいは若くしてこの世を去り、棺は顔が見えないように閉ざされていました。

親族は意味ありげに「ニクバミホネギシミ」という言葉を言っており、幼なかった総一郎には叔母が死んだことも、周囲の人間が言っていたこともわかりません。

総一郎は人の死というものに実感がないのか、犬吠埼しおいが眠っている棺の蓋をあけ彼女の顔を見てしまいます。

そこには、生前美しかった叔母の面影はなく、目は両方反対方向を見ていて、開いた口は閉じず、歯は皮膚を突き破り、舌は垂れ下がり、普通ではありえないような叔母の死に顔がありました。

総一郎は成長し犬吠埼しおいと同じオカルトライターになり、彼女の痕跡を辿るため、叔母と親交のあった元カメラマンで現在は除霊師になっている浅間博鷹(あさまたかひろ)に取材を依頼します。

徐々に叔母であるオカルトライター 犬吠埼しおいの過去と、出会ってきた怪異に迫り、ライターとなった総一郎は叔母の死の真相や【ニクバミホネギシミ】について知ることができるのか?というお話です。

現代からすでに過去に起こった1999年の出来事を思い出す形で、犬吠埼しおいの死の真相へと歩んでいくお話ですが、犬吠埼しおいの謎、浅間博鷹の謎など、謎多き作品となっています。

ニクバミホネギシミの登場キャラ

次は主要キャラをご紹介します。

こちらも今後アップデートがあれば更新していきます。

犬吠埼しおい(いぬぼうざき しおい)

  • 1999年では25歳
  • オカルトライター
  • 月刊奇怪編集部所属

浅間博鷹(あさま ひろたか)

  • 1999年では38歳
  • カメラマン
  • 霊感あり
  • 実家は有名?
  • 2023年の現代は除霊師

岩潮総一郎(いわしお そういちろう)

  • 年齢不明
  • 犬吠埼しおいの甥
  • 月刊奇怪NEOのオカルトライター
  • 叔母であるしおいが死んだ理由を調べている
  • ニクバミホネギシミという言葉を覚えている

ニクバミホネギシミの各話ネタバレ

窓辺にある複数の本の画像

ここからは【ニクバミホネギシミ】の各エピソードごとにご紹介して行きます。

今後話が進めばアップデートしていく予定です。

第1話 逅わせ鏡の紫

オカルトブーム真っ只中の1999年で、とある古い三面鏡を調査することに。

当初はムラサキカガミという怪談かと思いきや、三面鏡にはもっと恐ろしい怪異が潜んでいました。

三面鏡の開かない引き出しには一体何があるのか?

茶々丸

こちらのお話はネットで有名な怖い話『パンドラ』がモチーフになっていると思います。

ちなみにパンドラと共通の設定として、漢字の書き方は知っても問題ないそうですが、読み方を知ってしまうと呪われてしまうそうです。

漢字と読みには関連性はないような読み方をするといわれていて、余計に読む人が知りたくなるようなお話でした。

第2話  潭多観音(だんたかんのん)

とある寺の仏教と土着信仰により作られた仏像を取材することになりました。

犬吠埼と浅間は、嵐により帰宅することができず、浅間は翌朝から虫を吐き出す謎の体調不良に。

その寺はすでに虫の怪異に支配されていて、浅間は虫の怪異の苗床として、ピンチに陥ってしまいます。

茶々丸

これは元ネタの怖い話を知らなかったので調べてみたのですが、該当するような都市伝説や怖い話は見つかりませんでした。

第3話 凶蛻の祖環(まがたのそわ)

出土した遺跡により事故や体調不良、行方不明が絶えない現場に浅間が呼ばれます。

遺跡はどうやらかなり良くないものを祀っていたようで、関わった人間が徐々に亡くなっていました。

結局、危険すぎる遺跡ということで、カミの正体はわからないまま遺跡は発掘中止になってしまいます。

茶々丸

こちらの話も元ネタが不明ですが、土着信仰に由来するお話でした。

日本には歴史が空白の期間があったり、土着信仰での神様がいたり興味が尽きないですね。

第4話 怪喰らい神歪み(けぐらいかんひずみ)

とある地方の廃トンネルに訪れた2人は、周囲の人間の異常さを感じつつもトンネルへと足を運びます。

廃トンネルは噂されているような怪異は起きませんでしたが、道祖神の首が破壊され、別の石像の首に挿げ替えられていました。

壊れた道祖神の下には、徳田と書かれた布があり、その裏には「 怪喰らい神歪み」の文字が。

茶々丸

トンネルを抜けたらそこは異形の村だったというのは恐ろしいですが、見る人すべてが嫌悪感を抱くような姿というのが恐ろしい話でした。

浅間の過去には何があったのかも気になりますが、犬吠埼の過去にもつながるのでしょうか?

第5話 辻の首人形

蕎麦屋の取材から人面犬の取材へ。

紹介された屋敷へ向かうと、そこでは過去に首が見つからなかった事件が10年前にあったという話を聞くことができました。

実はその家は犬神筋ということがわかり、2人は蕎麦屋と同じ敷地にあった神社にお祓いに行くことにします。

茶々丸

言わずと知れた犬神憑きですが、呪法に手を出した家がある反面、あそこは犬神憑きだと噂され仕立て上げられた家というのがあることを知りました。

過去に聞いた話では犬神憑きではないですが、忌地というのがその地方にはあるらしく、そこにはとある家系の人しか住めないという噂を聞いたことがあります。

第6話 虚の椀に戻り雛

今回は海の近くの取材のようで、意外にもしおいは海が苦手なようです。

取材はとある民宿の中学生 駒千 隼への取材で、「流し雛」という風習にまつわる、他とは違う縞の椀に関するものとわかります。

縞の椀は人が流したものではなく、神様からの贈り物だと信じられているようで、椀を開けてしまった駒千 隼は亡くなってしまった家族のフリをした、海の生物の集合体と化した怪異と一緒に暮らしていました。

怪異を退けた後、駒千 隼はオカルト好きから月刊機会NEOの編集長の職に就いています。

茶々丸

私自身が海洋恐怖症なので、船とかは乗ることができないのですが、海というものは今の化学を持ってしても5%しか解明されていないそうですね。

そう考えるとこのお話になるような、未知なるモノが本当にいるのかもしれません。

第7話 たまのわけ贄躯

浅間博鷹と犬吠埼しおいはいつも通り打ち合わせをしていて、仕事の関係で欠勤続きの編集者の先輩 中湯真太の家へ向かいます。

中湯は家から出られないと言い、浅間は遠方から中湯のアパートの前に立つ、十数メートルもある怪異を見つけました。

中湯はどうやら小さな祠の詰め物を取ったあとから、隙間という隙間に怪異の視線を感じているようです。

見えても祓う力のない浅間は中湯へ、霊能力者をしている遠縁の親戚 火野人形館館長 火野青芳(ひのあおよし)を紹介します。

茶々丸

結果的に中湯は助かりましたが、その結果はキレイなものではありませんでした。

浅間は火野が行なった処置について納得がいかない様子でしたが、浅間は家から離れ何も言う資格がないと言われてしまいます。

そして物語の根幹でもある犬吠埼しおいの死にも関与しているようで、これから徐々に物語の根幹に近づいていくのでしょうか?

ニクバミホネギシミを考察

雲がハテナを作っている画像

次はニクバミホネギシミの考察を行なっていきます。

あくまで個人の考察になるので別の意見等についてはコメント欄までお願いします。

ニクバミホネギシミはどう書く?

作中では何度か登場した言葉ですが、それが現象なのかなにかの存在をさすのかわかっていません。

もし字を当てるならおそらく『肉喰み骨軋み』になると思います。

「喰む」という字は量を食べるのではなく、質を求める食べ方だとネットで出てきますが、肉を喰み骨を軋ませるのはなんなのかは、字面からはわからなさそうです。

ニクバミホネギシミ特定の家に伝わる話?

ニクバミホネギシミの作中に出てくる話というのは、第一話以外はその家や土地に根ざした怪談や怪異が多いように思います。

例えば第5話の犬の憑き物筋の話などは、家の繁栄のために呪法に手を出していました。

そして岩潮総一郎の家と犬吠埼しおい本家と分家の血筋になるようで、確執があったように思えます。

さらに本家や分家などあるのは大抵はその家が長く続いていることになり、岩潮総一郎の家は本家で、年長者しか知らない呪法や祟りがあっても不思議ではないと思います。

家に伝わる呪法や祟りであれば調べようがありませんが、ちょっとでもヒントが欲しいところです。

ニクバミホネギシミは土着信仰に関係がある?

先ほどは家に関する祟りや呪法についての考察でしたが、次はニクバミホネギシミは土着信仰に関与しているのではないか?という考察です。

現在、作品は6話まで公開されていますが、6話中4話が土地に根ざした怪異になっていて、さらにほとんどが人外というか理解の外にあるような存在ばかりが登場します。

これももしかしたらニクバミホネギシミに関連があるのかもしれません。

産土神や太古の昔に生贄を捧げたカミのように、人が触れてはいけない存在の可能性もありそうです。

この記事のまとめ

この記事のまとめの画像

以上、【ニクバミホネギシミ】をネタバレ&考察!作中のキャラや話をまとめて紹介!という記事でした。

今回の記事をまとめると以下になります。

  • ニクバミホネギシミは現時点で何もわからない
  • 現象なのか存在を指すのかも不明
  • 作品の話に何か関連はありそう
  • 浅間の過去にも関与しているかも?

ホラー漫画は先の見えない正体や、怖さ、予想のつかない展開が魅力ですが、ニクバミホネギシミは結末はわかっていますが、それに至る道がまったくわからないので面白いですね。

ホラー漫画を日々探していますが、面白い作品があったらぜひ教えてください。

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。

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