漫画【変な家】1巻のネタバレと感想！あらすじも含め不気味な間取りをご紹介？

2024年2月13日

今回は漫画『変な家』の1巻をネタバレと感想をご紹介していきます。

家を借りたり買う際に決め手となる間取りですが、その間取りが他と違う奇抜なものだったら、アナタはどう判断しますか？

今回はそんな裏がありそうな間取りの物件を取り扱う漫画、『変な家』についてあらすじ含め書いていきます。

それでは漫画【変な家】1巻をネタバレと感想、あらすじも含め不気味な間取りをご紹介していきます。

【変な家】2巻のネタバレと感想はコチラ

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漫画【変な家】1巻のネタバレ

間取り図に記された不可解な子供部屋の謎を追っていくと、ある恐ろしい事実にたどり着いた。

【不動産ミステリー】変な家 https://t.co/f1h6D0Upad pic.twitter.com/EKIkP7It0e
— 雨穴 (@uketsuHAKONIWA) October 12, 2020

まずは最初に、気になる『変な家』のネタバレからご紹介していきます。

まだ作品を未読の方はご注意ください。

1話

物語冒頭、オカルト専門フリーライターの主人公と、と男性が居酒屋で飲みながら会話をしています。

そこで男性が赤ちゃんが生まれるのを機に、家を買おうということで、ある物件の内見に行った時の話をしました。

明るく解放的な室内、駅近で自然も多く、中古とはいえ築浅の物件。

これだけ見ればかなり好条件の物件に見えますが、しかしその家の間取りを見ると、用途不明の謎の空間があります。

男性は主人公にその家について相談しますが、主人公が取り扱うのは事故物件や心霊現象が起こる家などの”いわくつき物件”をメインに取り扱っているので、あまり詳しいことは分からず、知り合いの建築設計士に相談することにしました。

建築設計士の栗原は謎の空間は、意図的に作られた空間だと言いますが、何かに利用することをやめた結果、空間だけが取り残されたと考えるのが自然と回答します、

さらに栗原は1階よりも、2階の間取りの方がおかしいといい、主人公に間取り図を確認するよう促しました。

2階の子供部屋にはドアが2つあり、子供部屋には窓が1つもありません。

栗原によると通常の子供部屋であれば、親御さんは子供部屋に、日光をなるべく取り込める部屋を希望すると言います。

さらに窓のない子供部屋なんて、設計士をしている上で、一度も見たことがないと続けました。

子供部屋にはトイレも併設されており、まるで独房のような配置だと主人公は言います。

栗原は家の持ち主は誰にも子供を見せたくなかったと考え、2階の間取り図全体を見ると、まるで子供部屋を覆い隠すような配置だとも言いました。

解放的な家なのに、独房のような子供部屋というアンバランスさに、栗原は自分だったらこの家は買わないといい、主人公は納得し電話を置きます。

主人公は電話を置いた後も間取りを眺めていたとき、1階と2階の間取り図を重ねあることに気がつきました。

果たしてこれは偶然なのか、それとも意図的なのか…

2話

主人公は正座し肩身が狭そうに栗原を待っています。

遅れた栗原は遅れた詫びを言うと、古民家カフェについて自身の考えを述べ、例の変な家の間取りについて話を戻しました。

主人公は1階と2階の間取り図を重ね、子供部屋の1角が、浴室と重なっており、まるで橋渡ししているようだと間取り図を見せます。

仮に子供を見せたくない夫婦だったとして、入浴のためにどうしても窓のある通路を通ってしまうので、子供部屋と浴室を行き来できる通路として、謎の空間を作ったのではと考えを披露しました。

栗原はその考えは行き過ぎたと否定しますが、改めて考え1階の寝室も含め、あるストーリーを話し出します。

その家の夫婦は子供部屋に子供を閉じ込め、家には度々客を招き入れました。

客間として用意した部屋に泊まっていくことを勧め、就寝前に２階の浴室を案内します。

客が風呂に入ったあとに子供に合図をおくり、子供は床の抜け穴から風呂場に侵入し、客に刃物で襲いかかるという話をしました。

あくまで妄想とのことですが、文字通り丸裸の人間に子供といえど、背後から刃物を持って襲われてはひとたまりもありません。

さらに子供部屋には2つ棚があり、その下は物置につながっています。

客の後始末のため、体をバラバラにして物置に移動させる処理を、行なっていた可能性を示唆します。

この出来事のすべては窓のない子供部屋、浴室、物置で行われ、外から一切見られることなく行なえる、殺人の家だと言いました。

窓も多く解放的な家で、そのような惨劇が起こっているとは誰も思わないだろうという心理トリックです。

あくまですべては妄想と栗原は言いますが、主人公はなんともいえない不信感を持ってしまい、1話に登場した男性に、あの家は買うべきかの回答を電話することのしました。

男性はあの家は結局買うのをやめたと言い、今朝のニュースにてあの家の近くの雑木林で、バラバラ遺体が見つかったことを主人公に伝えました。

3話

男性の言葉に主人公は一気に青ざめました。

まるで昼に栗原が言っていたことが、現実になったようではないかと考えます。

男性は縁起が悪いこともあり、あの家を買うのは断ったと言いました。

男性によるとあの家は1年ほど前に建てられ、早々に売りに出された家だと言い、新築の1軒家を1年で手放したことにも不信感を抱きます。

主人公は前の住人について質問しますが、最近は個人情報のため教えてもらえず、この話は終わりました。

主人公はさらに、ネットで殺人事件について調べ始めますが、その殺人事件についてもおかしな点があることに気がつきます。

しかし全ては妄想だと自分にいい聞かせ、仕事に取り掛かりますがどうにもあの家のことが気に掛かってしまうようです。

別の日、出版社にて打ち合わせをしていますが、その際も上の空で編集者に事情を話します。

編集者は原稿も上がっていないし、変な家を題材にして記事を書けばいいと勧めてくれました。

結果的にその記事は世に出ることになりましたが、後日その記事について問い合わせが入ります。

問い合わせには名前や電話番号も添えられており、イタズラには見えず主人公は実際に会ってみることにしました。

問い合わせたのは宮江という女性で、ごくごく普通の人のようです。

宮江は実は夫が行方不明になっており、あの家の住人に殺されたかもしれないと衝撃の告白をします。

宮江によると、夫は3年前に行方不明になり、見つからないまま操作は打ち切りになってしまいました。

そして数ヶ月前、埼玉県内の山中で遺体で見つかり、DNA鑑定の結果、宮江の夫であることが判明します。

宮江の夫の遺体には左手がなく、犯人につながる情報を集めている時に、主人公の記事に辿り着いたとのことです。

しかし宮江の夫の行方不明になった時期と、家が建てられた時期がずれていることがわかり、宮江はさらに別の家の間取り図をとり出します。

その家の間取りも最初の家にも、共通する点がいくつか見つかります。

窓のない子供部屋、備え付けのトイレ、謎の空間などの共通点や、子供部屋の真下の謎の空間についても宮江は指摘します。

さらにその家は売りに出された後、数ヶ月前に火事で全焼しており、今はもう存在しないと続けました。

4話

宮江は住所を調べ2つ目の家の住所に足を運びますが、すでに更地となっていました。

結果として謎はさらに深まるばかりで、その日は宮江と解散することにします。

主人公は帰宅がてらここまでの話を、頭の中で整理することにしました。

間取りの謎や、2つの家を短期間で引っ越している謎、宮江の夫がバラバラに遺棄されていない点、犯人は同一人物なのかなど、考え出せばキリがありません。

主人公は栗原にも情報を共有し、その日はいつの間にか就寝しており、電話の音で目を覚まします。

電話の相手は栗原で、徹夜で家の間取りや事件の概要等について調べていたようです。

栗原の家で2つ目の家の間取りについて、建築士の視点から解説を受けます。

増設された部屋や土地の使い方の不審点、さらに庭へ出ることができない点などを共有され、入ることのできない庭には、もしかすると地下室があったのかもしれないと栗原が言い、1巻は終わりです。