【裏バイト:逃亡禁止】で美術館の話は何話?「たつ子」についてネタバレ考察!

今回は【裏バイト:逃亡禁止】の中で個人的に興味深かった、美術館の話について、書いていきたいと思います。

私の場合、美術館というとあまり関わる機会がなかったのですが、中には特別展示や特集が組まれていたり、興味深い分野に特化した物があります。

今回はそんな展示会の中でも、とある作家が生涯1つのモチーフを製作した、特別展示についてのお話でした。

そんな【裏バイト:逃亡禁止】で美術館の話は何話なのかと、「たつ子」についてネタバレ考察を行なっていきます。

この先はネタバレを含みますのでご注意ください。

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目次

裏バイト:逃亡禁止】で美術館の話は何話?

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【裏バイト:逃亡禁止】は1つの話が3話で構成されていて、美術館の話は108話から110話です。

内容とあらすじに関しては以下のとおりです。

100年ぶりの展示会

美術作品の中では〇〇展とか、有名作品の展示を行っているのをポスターや広告で見かけます。

そんな中でも100年ぶりの展示会となると、ファンにはたまらないですよね。

実際に美術館には、作品のファンの方が数多く訪れていました。

訪れたファンの方々は、みんな合言葉のように「眼福」という言葉を口にしています。

裏バイト仕様の美術館スタッフの仕事内容

美術館スタッフは何をするのか知らないのですが、作品を読み進めると、昼間は展示会に来たお客様対応をメインに行なうようです。

過去の話から推測すると、絶対にこのバイトは何かあると思いますよね。

実際、昼間のバイト中に作品展示を楽しんでいた人の中には、倒れてしまった人がいて、救急車を呼ぶ事態となりました。

倒れた人でさえ、ファンの方々の観覧対象になるようで、みんな心配するよりも、興味深そうに顔を覗き込んでいました。

そして裏バイトの本番はどうやら夜からのようです。

夜の仕事は閉館後の深夜帯から明朝まで、作品が逃げださないように見張ることでした。

茶々丸
作品を…見張る?て一体何?

作品が逃げ出すという言葉で、ページを少し戻って見てみると、意図的なのか美術作品が動いているような気がします。

109話では裏バイターの男性2人が、翌朝に目を見開いた状態で発見され、さらに作品の半分近くが逃げ出したようです。

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たつ子とは一体なんなのかネタバレ考察

着物の画像

ここからは美術館で展示されている、「たつ子」という作品についての考察になります。

コチラもネタバレを含む内容があるのでご注意ください。

また、個人の考察なので、こういう意見もあるなという感じで、ご覧いただければ幸いです。

作者について

戦前の芸術家である上坂象太郎が製作しています。

いわく付きで「その筋」では有名な美術家なんだとか。

今回の話はこれ以上の情報はなかったのですが、もしかすると「Q」のように、再登場することがあるかも知れません。

たつ子だけじゃなく、恐怖の対象が複数回出ると「お!また出てくるのか!!」とワクワクします。

その筋では有名な美術家?

展示会を見た方は口を揃えて「眼福」と口にしています。

展示会は作品の撮影禁止なのですが、撮影した写真は100年前と比べると、明らかに表情が違っています。

まるで生きているような美術作品です。

そして作品を見た人や裏バイターのスタッフの中には、倒れて救急車で運ばれる人もいるほどでした。

果たして黒領ユメと白浜ナゴミは、美術館スタッフを無事に乗り越えられるのか?というお話でした。

たつ子の見た目について

たつ子の見た目は市松人形のようですが、目が横ではなく縦についています。

絵画、彫刻、巨大な人形など、多岐にわたる作品が作られていて、どれも不気味です。

展示会の主催をした館長曰く、「たつ子」は本物の恐怖を与えられる芸術だそうです。

縦に目がついているということで、不安の種に登場する「おちょなんさん」に似ている印象です。

たつ子は変化する作品?

109話冒頭で、美術館に訪れたファンの人の中に「たつ子の怒り」という作品を、隠し撮りした人がいました。

100年前の展示では古い写真ではありましたが、そこまで怒っているようには見えない写真でした。

しかし、今回の展示の写真は、ひと目見てわかるほどに怒っっていました。

怒っているというよりは、「憤怒」というような怒りで頭がおかしくなりそうなほどの怒りを表現しているようでした。

まるで同じ作品とは思えないほどです。

上記のことから、ホラーでよくある動く絵や彫刻というのがありますが、たつ子連作は1人でに動き出す性質があるようです。

たつ子は恐怖を表現しているのか?

上坂象太郎が10歳まで芸術に関わりがなかったのに、急に作品作りを始めた出会いがあり、そこから「たつ子連作」を作成したそうです。

「たつ子」について正体はわかりませんでしたが、館長によると

「恐怖」を表現しているのではないか?と語られています。

さらにこの「たつ子」の恐怖は感染するように広がっていく性質があり、作品を見てなくてもたつ子に出会ってしまう可能性もあります。

上坂氏が最初に見た「たつ子」もどこからか逃げ出したのかもしれません。

茶々丸
もしそのような展示会があるなら、危険を承知で行って、生の作品を見てみたいですね。

「たつ子」によく似た存在?

作品をお読み進めていくと、次のような存在を思い出しました。

SCP173「彫刻 – オリジナル」(クリックすると別サイトに移動します)

コチラも目を離したスキに、襲われてしまうという特性があります。

たつ子も目を離したスキに襲われてしまうので、似た性質を持っていると思いました。

また、彫刻ということとたつ子という美術作品ということから、今回の話はSCP173「彫刻 – オリジナル」から、着想を得たのかも知れません。

SCPも見ていくと、空想の生物や物体にも関わらず、非常に興味深い物がたくさんあるので、見てみると面白いかも知れません。

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この記事のまとめ

この記事のまとめの画像

以上、【裏バイト:逃亡禁止】の美術館の話でした。

今回の内容をまとめますと以下になります。

  • 裏バイトは「美術館スタッフ」
  • 掲載されているのは108〜110話(10巻掲載)
  • 裏バイトの本番は作品が逃げ出さないように監視すること

たつ子についてのネタバレと考察は以下になります。

  • たつ子は「恐怖」を表現している?
  • たつ子は夜に動き出す美術作品?
  • たつ子は「おちょなんさん」に似ている?
  • たつ子のモチーフはSCP-173「彫刻 – オリジナル」がモチーフ?

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最後までお読みいただきありがとうございました。

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