【僕が死ぬだけの百物語】29話のネタバレと感想!成仏に隠された恐ろしい真実

僕が死ぬだけの百物語29話のネタバレ感想記事のアイキャッチ画像

『僕が死ぬだけの百物語』第29話「成仏」では、亡くなった少年の視点から描かれる恐ろしい怪談が展開されます。

大切な家族を思う気持ちは同じなのに、生きている人間と亡くなった人間では、まったく違う現実が見えているのかもしれません。

さらにエピローグでは、ユウマくんの部屋に現れた男性が衝撃的な行動に出ます。

今回は『僕が死ぬだけの百物語』29話「成仏」のネタバレと感想・考察をご紹介します。

目次

【僕が死ぬだけの百物語】29話のネタバレ

作品のネタバレ画像

まずはじめに【僕が死ぬだけの百物語】29話のネタバレ!をご紹介します。

>>>【僕が死ぬだけの百物語】28話のネタバレと感想

>>>【僕が死ぬだけの百物語】各話ネタバレまとめ

プロローグ

机に座っているユウマくんは、今日もそろそろ誰かがやって来ると予感している様子です。

その相手が誰なのかは明かされませんが、ユウマくんはこれ以上誰にも邪魔されたくないと考えていました。

そして、鋭く削られた鉛筆を手に取り、じっと見つめます。

何かを警戒するような様子を見せながら、ユウマくんは29個目の怖い話を始めるのでした。

第29夜 成仏

亡くなった少年ヒロト

自分自身の遺影をじっと見つめている少年ヒロト。

ヒロトはすでに亡くなっており、その姿は両親には見えていません。

母親はヒロトの名前を呼びながら涙を流していました。

そんな母親を慰めようと、ヒロトは声をかけて涙を拭います。

母親は何かを感じ取ったようですが、ヒロトの姿が見えないため戸惑ってしまいます。

やがて父親が線香をあげ始めると、ヒロトはその強烈な匂いに苦しみ始めました。

線香を消そうとしても、霊体となったヒロトには簡単に触れることができません。

しかし、何度も強く念じた結果、左手で線香を握って火を消すことに成功します。

その瞬間、ヒロトは線香の熱さを感じるのでした。

息子の存在を信じる母親

突然消えた線香に気づいた母親は、ヒロトがまだ家にいるのではないかと考えます。

母親は興奮した様子でダイニングテーブルを片付け始めますが、父親はヒロトがすでに亡くなっている現実を受け入れるよう促します。

しかし、母親は納得しません。

ヒロトが亡くなってから家の中では不可解な現象が続いており、息子は今も家にいるのだと訴えます。

両親の口論を目の当たりにしたヒロトは、必死に喧嘩を止めようとします。

ところが、その声は二人には届きません。

母親は、ヒロトの魂が家に囚われているのではないかと考え、再び泣き崩れてしまいます。

清めの塩がヒロトを襲う

母親の訴えを聞いた父親は、ようやく息子の霊がいる可能性を受け入れます。

そして、母親の気が済むのであればと、台所から塩の袋を持ってきました。

父親は母親と仏壇に向かって塩を撒き始めます。

ところが、その塩はヒロトにとって恐ろしいものでした。

塩の粒が体に触れるたびに、ヒロトの肌が焼けていくのです。

あまりの激痛にヒロトは叫び声をあげ、仏壇に衝突してしまいます。

その衝撃で線香を立てる陶器が床に落ち、割れてしまいました。

突然の出来事に驚く両親。

母親は、正しい方法でヒロトを送り出さなければならないと考え、専門家に依頼することを決意します。

しかし、塩によって傷ついたヒロトは倒れ込み、両親にやめてほしいと訴えることしかできませんでした。

両親が願った息子の成仏

やがて家には、お祓いを行う神主が呼ばれます。

ヒロトはすでに衰弱しており、まともに立っていることすらできません。

息苦しさを感じながら母親に助けを求めますが、その声が届くことはありませんでした。

一方、両親はヒロトの魂が自由になり、無事に成仏できるよう祈っています。

神主が祝詞を唱え始めると、ヒロトの全身から煙が立ち上り始めました。

そして、祝詞が進むにつれてヒロトの体は炎に包まれていきます。

ヒロトが望んでいたのは、成仏することではありません。

ただ、大好きな父親と母親のそばで、これからも三人一緒に暮らすことでした。

しかし、その願いが届くことはなく、ヒロトは炎の中で燃え尽きてしまいます。

誰も知らない成仏の結末

お祓いは無事に終了しました。

父親は悲しむ母親を支えながら、ヒロトもきっと喜んでいるだろうと声をかけます。

母親もその言葉に同意します。

両親は、息子を無事に送り出せたと信じていました。

しかし、二人が知らないところで、ヒロトは激しい苦痛に襲われながら消えていたのです。

残された両親と、消えてしまったヒロト。

最後まで互いの気持ちが伝わることのないまま、29個目の怖い話は幕を閉じました。

エピローグ

29個目の怖い話が終わろうとする頃、ユウマくんの部屋に一人の男性が入ってきます。

男性の姿を確認したユウマくんは、恐怖から体を震わせていました。

そして、手にしていた鉛筆を男性に向け、近づかないよう警告します。

しかし、男性はユウマくんから鉛筆を奪い取り、その場で折ってしまいました。

さらに男性は勉強机に手をかけ、勢いよくひっくり返します。

机の上にあった教科書やノートが宙を舞う中、一冊のノートには少年と髪の長い女性が描かれた落書きが見えました。

男性の正体も、落書きに描かれた人物も明かされないまま、第29話は終了します。

【僕が死ぬだけの百物語】29話の感想と考察

作品の感想や考察と書かれた画像

ここからは【僕が死ぬだけの百物語】29話の感想と考察をご紹介します。

成仏とは本当に救いなのか?

今回の怪談で特に印象的だったのは、亡くなった人間の視点から成仏が描かれていたことです。

一般的に成仏といえば、亡くなった人が現世への未練から解放され、安らかな状態になるという印象があります。

しかし、今回のヒロトにとって成仏は救いではなく、耐え難い苦痛を伴うものでした。

もちろん、これはあくまで作中で描かれた怪談の設定です。

それでも、もし亡くなった人の視点から見た成仏が、生きている人間の想像とはまったく違うものだったらどうでしょうか。

両親は息子の幸せを願って行動していましたが、その善意が結果的にヒロトを苦しめてしまいました。

成仏することが本当に亡くなった人の幸せなのか。

そんな疑問を抱かせる、後味の悪い怪談だったと思います。

線香や清めの塩は霊にとって毒になる?

もう一つ気になったのが、線香や清めの塩がヒロトに与えた影響です。

線香の匂いを嫌がり、塩が体に触れると肌が焼け、最後には祝詞によって全身が炎に包まれてしまいました。

人間にとって線香や塩は、供養や清めのために使うものです。

ところが、今回の怪談では、それらが霊体を傷つける武器のように描かれています。

仮に作中の霊がこうしたものを苦手としているのであれば、除霊やお祓いは霊を救う行為ではなく、強制的に排除する行為とも考えられます。

生きている人間には霊の姿が見えず、その苦痛も伝わりません。

だからこそ、供養しているつもりでも、実際には何が起きているのかわからないという恐ろしさがあります。

霊の視点にならなければわからない恐怖を描いている点が、今回の怪談の面白いところでした。

ヒロトの怪談は誰が伝えたのか?

今回の話には、もう一つ不思議な点があります。

それは、ヒロトが経験した出来事を誰が知り、誰が伝えたのかということです。

両親にはヒロトの姿が見えておらず、彼が苦しんでいたことも知りません。

神主がヒロトの苦痛を認識していたという描写もありませんでした。

それにもかかわらず、今回の怪談ではヒロトの感情や苦痛まで詳しく描かれています。

もちろん、怪談として亡くなった人間の視点を描くこと自体は珍しくありません。

しかし、『僕が死ぬだけの百物語』ではユウマくんが一つずつ怖い話を語っているため、こうした話をどこから知ったのかという疑問が残ります。

今回の怪談も、単なる創作として語られているのでしょうか。

それとも、ユウマくんが知ることのできる特別な理由があるのでしょうか。

現時点では判断できませんが、物語全体の謎を考えるうえでも気になる部分です。

ユウマくんの部屋に現れた男性は父親?

今回のエピローグでは、ユウマくんの部屋に現れた男性の行動が気になりました。

ユウマくんは男性の姿を見た途端に震え始め、鉛筆を構えて抵抗しようとします。

しかし、男性はその鉛筆を奪って折り、さらに勉強机までひっくり返してしまいました。

ここで気になるのは、男性がユウマくんにとってどのような存在なのかという点です。

家庭内にいる大人という状況から父親の可能性も考えられますが、今回の描写だけでは断定できません。

また、ユウマくんが鉛筆を武器のように構えていたことから、この男性を強く警戒していることがわかります。

プロローグでは誰にも邪魔されたくないと考えていたユウマくんですが、その相手は今回登場した男性だったのでしょうか。

これまで断片的に描かれてきたユウマくんの日常が、少しずつ不穏なものになっているように感じます。

ノートの落書きはユウマくんと母親を描いたもの?

今回、個人的に最も気になったのは、エピローグで一瞬描かれたノートの落書きです。

男性が机をひっくり返した際、宙を舞うノートには少年と髪の長い女性らしき人物が描かれていました。

この二人は、ユウマくんとその母親を描いたものなのでしょうか。

もしそうであれば、ユウマくんが母親に対してどのような感情を抱いているのか、あるいは現在の家庭環境がどうなっているのかを考える手がかりになるかもしれません。

もちろん、現段階では落書きの人物が誰なのかは不明です。

ただ、男性が机をひっくり返すという衝撃的な場面で、あえてノートの絵が見えるように描かれている点は気になります。

何気ない落書きに見えて、今後の展開で意味を持つ可能性もありそうです。

ユウマくんと男性の関係、そして落書きに描かれた女性の正体。

これらが明らかになったとき、ユウマくんが百物語を続けている理由にも近づけるのかもしれません。

【僕が死ぬだけの百物語】どこで読める?

この作品はどこで読める?と書かれた画像

【僕が死ぬだけの百物語】をお得に読みたい方には、「コミック.jp」がおすすめです。

初回30日間の無料体験へ登録すると、1,200円分のポイントを受け取れます。そのポイントを利用して、【作品名】を0円から読み始めることができます。

登録には支払い方法の設定が必要です。無料期間中の解約も可能ですが、無料期間終了後は月額料金が発生します。

↓↓↓すぐに楽しみたい方は下のボタンからどうぞ↓↓↓

ポイント利用で0円(税込)から!

\コミック.jpはコチラのボタンから/

※初回30日間無料・支払い方法の登録が必要です

他の電子書籍についても知りたい場合には、電子書籍の比較まとめ記事もあるのでぜひご覧ください。

>>>電子書籍の比較記事はこちら

この記事のまとめ

この記事のまとめの画像

以上、【僕が死ぬだけの百物語】29話のネタバレと感想!成仏に隠された恐ろしい真実という記事でした。

今回の記事をまとめると次のとおりです。

  • 第29話「成仏」は、亡くなった少年ヒロトの視点から描かれる怪談でした。
  • 線香や清めの塩、祝詞によってヒロトは苦しみ、最後には炎に包まれて消えてしまいました。
  • 両親は息子を無事に成仏させたと信じていますが、ヒロトが本当に望んでいたのは家族と一緒にいることでした。
  • エピローグでは謎の男性がユウマくんの鉛筆を折り、勉強机をひっくり返す衝撃的な展開が描かれました。
  • ノートに描かれた少年と髪の長い女性の落書きは、ユウマくんの家庭に関する重要な手がかりなのかもしれません。

今回の怪談は、亡くなった人を思う気持ちが、必ずしも本人の望む結果につながるとは限らないという恐ろしさが印象的でした。

そして、物語の最後に描かれたユウマくんの異変も見逃せません。

謎の男性の正体やノートの落書きが、今後どのように物語へ関わってくるのか注目したいところです。

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次