今回は「10巻前後で完結のおすすめ漫画選!マニア向けも名作もご紹介」という記事です。
長期連載の大作もとても面白いのですが、続きが気になるちょうど良いトコロで終わったり、キレイに完結している漫画はたくさんあります。
その中でも今回は、私が大好きな10巻前後で完結の漫画を、8つ全力でご紹介します。
10巻前後で完結の漫画8選
10巻前後で完結の漫画というと、少年誌だと数年で完結します。
しかし青年誌など月刊誌ではそうはいきません。中には10年待って完結した漫画もあり、アニメ化した漫画、漫画家から愛される漫画など様々です。
今回は有名だけど、ちょっとマニアックな漫画の中から、素晴らしい名作をご案内します。
ヘルシング 全10巻
私が中学生のころに読みはじめ、中二病を発症する発端となったなった作品です。
王立国共騎士団、特務13課、最後の大隊のどれかに一緒に参加しましょう!
上の言葉たちでもわかるように、セリフや固有名詞などが、とてつもなくカッコイイんです!
OVAアニメも最高ですが、ぜひ漫画でしか味わえないコマ割りや、台詞回しを体感してください!
私が買い始めてから全巻発売されるまでに、10年くらいかかった大作です。
この頃からダークヒーローのような主人公の漫画が大好きになりました。
トライガンマキシマム 全7巻(完全版)
2023年にオリジナルストーリーで、アニメにもなった漫画ですね。
砂漠の星で繰り広げられる銃撃戦と、サイボーグや身体改造や異星移民計画など、SF要素溢れる作品です。
これも連載を追っていたので、10年くらいかけて漫画を集めました。
個人的なイチオシは、ネタバレにもなりますが、ウルフウッドの最期です。
ここばかりは何度読んでも涙が止まりません。
蟲師 全10巻
人よりも命そのものに近い存在との、人間の共存や隔たり、それを生業にする主人公 ギンコの物語です。
映画やアニメなどにもなっているので、アナタもすでにご存知かもしれませんね。
蟲の不思議なところ、自然の理不尽なところなど、人と自然が深く結びついていた時代の風景は、ノスタルジーというのか懐かしさを感じます。
蟲は虫ではなく命そのものに近い存在、ということで幽霊とも見えるし時に妖しく、時に美しく読む者を魅力してくれます。
主人公のギンコが銀髪なのですが、一時期憧れて同じ色にしたいほどでした。
惑星のさみだれ 全10巻
星を破壊する魔法使いと、獣の騎士団の1年に渡る物語です。
今年アニメにもなったのですが、まだ見れていない作品です。
漫画は最初こそなんとなく読み出した感じでしたが、巻が進むにつれこの漫画の虜になりました。
6巻の日下部太郎についてのシーンを見た時には、知らぬ間に涙がこぼれました。8巻の主人公である雨宮夕日の能力初公開シーンも最高です。
話がとてもテンポ良く進むので、読みやすい作品です。
僕らはみんな河合荘 全11巻
変な友人や大人が周りに多く、処理能力が高い変ショリことウサと、コミュ症文学美少女の河合律のコメディとも、ラブストーリーとも言える作品です。
とにかくヒロインの河合律が、初々しく可愛く最高です。
漫画内の話と話の柱や巻末などに「シロさんとオレ」という四コマがあるんですが、それを読むことが密かな楽しみでした(笑)
この漫画の魅力の1つにキャラクターの性格がどこか残念な所があります。
人間臭さというか、どこか親しみを感じてもらえると思うので、是非あなたのお気に入りのキャラを見つけてください。
四月は君の嘘 全11巻
この漫画は外で読んではいけなかった作品です。
絵が綺麗でなんとなく読み始めたのですが、とにかく涙が止まりません。
ピアノや音楽を題材にしている漫画で、こんなに綺麗な漫画をんだしは知りません。
漫画だと音は聞こえないのは当たり前ですが、主人公の有馬公生も過去のトラウマから、演奏中に音が聞こえなくなります。
音が聞こえないのにピアノを弾くシーンに、鳥肌が止まりませんでした。
テセウスの船 全10巻
タイムスリップ作品の中でもとても考えさせられる作品です。
この漫画でテセウスの船というパラドックスを知りましたが、その意味を知り漫画の結末を知ったとき、さらに考えさせられました。
例えば貴重な船を文化財として飾り、腐敗が進んだので修理しました。半分を取り替えて数年後に残りの半分も補修が必要なため、パーツを取り替えました。
全てのパーツが入れ替わった船は、姿形は同じでも最初の船と同じものなのか?というのがテセウスの船です。
このタイトルも漫画の中で最終的に回収されていて、とても面白い漫画でした。
ミステリーやタイムスリップ系の作品の中ではイチオシです。
私なら昔の自分に、漫画ばかり読まずに、ちゃんと勉強しておきなさい!と伝えたいです(笑)
BLAME! 全10巻
鬼才(勝手に呼んでます)弐瓶勉先生の作品で、一番好きな作品を選出しました。
内容はハードSFなのですが、今まで読んだ漫画の中でどんな生き方をしたら、こんな漫画が描けるんだろうと思えた作品です。
物語の第1話で主人公のセリフが1言だけで、その後も全体的にセリフが少ない漫画でした。
とにかく建物が壮大で、遠い未来の話なのはわかるんですが、今までのSFの価値観が変わるくらいのめり込んだ作品です。
また作品の中の武器の名前が「重力子放射線射出装置」と途中で噛み噛みになりそうな名前です。ちなみに本来の名前は「第一種臨界不測兵器」だそうです。
もし漫画の中の武器をもらえるなら、ダントツで欲しい武器ナンバーワンです。
この漫画で出てくる固有名詞に「東亜重工」などが登場し、スターシステム的に他の漫画にも登場しています。
弐瓶先生の描く漫画に登場する、固有名詞を探す楽しみもあります。
意味わからないけど、意味がわかる!みたいな漫画は弐瓶先生しか描けないと思います。
藤本タツキ先生の「さよなら絵梨」や「ルックバック」の考察感想も記事にしているので、ぜひご覧ください
まとめ
以上、「10巻前後で完結のおすすめ漫画8選!マニア向けも名作もご紹介!」でした。
今回のご紹介した漫画は以下になります。
- HELLSING
- トライガンマキシマム
- 蟲師
- 惑星のさみだれ
- 僕らはみんな河合荘
- 四月は君の嘘
- テセウスの船
- BLAME!
こうやって振り返ると少年画報社のヤングキングアワーズ作品や、講談社のアフタヌーン作品が多いですね。
アニメ化やドラマ化になった作品も多く、自分以外にも多くの人に認知されると、まるで育ての親のような嬉しい気持ちになりますね(笑)
あくまで私の主観なので、アナタのおすすめ漫画もぜひコメント欄で教えてください!
ご紹介した漫画以外にも、まだまだおすすめのご紹介した漫画がたくさんありますので、これからもご紹介していきます!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
コメント